「よく噛んで食べる」と若返り・血流アップ脳が活性化【妊娠につながる習慣】
生活をガラリと、妊娠最優先に切り替えることだけが「妊活」ではありません。
それまでの生活習慣を大きく変える妊活もあれば、小さなことを積み重ねる妊活もあります。どちらの場合も、無理をして続けられなければ意味がありません。
ここでは、これまでの生活をほんの少し見直したり、“ちょい足し”するだけの、「続けやすい妊活のヒント」をご紹介します。
関連記事→【妊娠につながる習慣】運動は何を、どれくらいすればいい?
食べるときは10回以上噛む
子どものころ「よく噛んで食べなさい」と言われた人もいますよね。
これは子どもだけでなく、大人にもとり入れてほしい習慣の一つです。
食べ物をよく噛むと唾液が出ます。
唾液は、食べたものをよりこまかく噛み砕き、消化をよくする働きがあります。消化がいいと腸で食べ物の栄養を吸収しやすくなり、必要な栄養が子宮や卵巣に届きやすくなります。
噛むだけで、若返り・血流アップ脳が活性化!
唾液の中には、別名「若返りホルモン」ともいわれるパロチンが含まれており、噛めば噛むほど卵巣や子宮をはじめ体全体のアンチエイジングになるといわれています。
さらに、噛むとこめかみの下にある頭部の筋肉が動くため、血流がアップ。脳が活性化されて自律神経が整い、女性ホルモンの分泌が盛んになる効果も期待できます。
噛めば噛むほど体にはいいのですが、最初からがんばりすぎると続きません。最初は10回を目標にモグモグしてみてください。慣れてきたら12回、 14回と、回数をふやしてみましょう。
いいこと習慣「よく噛む」まとめ
●妊娠に必要な栄養素を、腸からしっかり吸収できる
●噛むと頭の筋肉が動き、脳から全身にかけての血行がよくなる
*妊活メディア『赤ちゃんが欲しい』の記事を再編集しています。
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イシハラクリニック副院長。
漢方医療、自然療法などにより、治療にあたる。わかりやすい医学解説に定評があり、テレビ、ラジオ、執筆活動など幅広く活躍中。東洋医学にもくわしく、冷えに関する著書多数。2児の母。
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