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【不妊治療の疑問】いきなり体外受精!?タイミング法からスタートすると思っていました…〈ドクターがお答え〉

2025/08/14 公開
不妊治療のギモン

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妊活を始めるにあたって知っておきたいのは、妊娠の基礎知識や不妊検査・治療の種類など。今回は、最短ルートで妊娠するために知っておきたい不妊治療の疑問を、神谷レディースクリニックの岩見菜々子先生に答えてもらいました。

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Q.いきなり体外受精や顕微授精へ進むこともあるってホント?

赤ちゃんが欲しいと思ったら、まずは排卵日を予測して性交渉(自己流タイミング法)。授からなかったらクリニックを受診して病院指導のタイミング法へ。次に人工授精、最後に体外受精と、順番に進むのかと思っていました。20代、30代でも体外受精や顕微授精を提案されることはありますか?

A.卵管や精子に問題があると早期に提案されます

一般的に女性の年齢が若い場合、AMH(卵巣予備能)の値 が高い場合はタイミング法→人工授精→体外受精とステップアップしていきます。

ですが、卵管が通っていない、精子の数が少ない、精子の動きが悪いケースなどは、タイミング法や人工授精で妊娠するのは困難なので、早期に体外受精や顕微授精が検討されます。

卵管が通っていないかたは体外受精、精子の数が少ない、動きが悪いなどの場合は顕微授精が提案されるでしょう。

*妊活メディア『赤ちゃんが欲しい』の記事を再編集しています。

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2005年札幌医科大学医学部医学科卒業後、初期・後期研修を終え、09年より札幌医科大学附属病院産婦人科にて在籍。その後11年より、札幌近郊の二つのクリニックに勤務。14年6月より神谷レディースクリニック勤務。日本産科婦人科学会認定専門医、日本生殖医学会 生殖医療専門医、日本抗加齢医学会 抗加齢専門医。「多くのみなさんができるだけ早く妊娠できる不妊治療がモットーです!」

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