貧血が女性に多いのはどうして?不妊の原因になる?めまい、頭痛、冷えなど注意したい症状をチェック | 不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし(赤ちゃんが欲しい)
MENU
不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 基礎知識コラム 貧血が女性に多いのはどうして?不妊の原因になる?めまい、頭痛、冷えなど注意したい症状をチェック

貧血が女性に多いのはどうして?不妊の原因になる?めまい、頭痛、冷えなど注意したい症状をチェック

2026/06/02 公開
貧血

画像ギャラリー

「貧血」に悩んでいる女性は多いのではないでしょうか?貧血は、なぜ女性に多く見られるのか、妊娠をめざす場合にどんなリスクが考えられるのか、気をつけたいことなどまとめました。

関連記事決めた!今晩のおかずは貧血予防にぴったりの映えプレート【不妊治療専門ドクター監修レシピ】

〈監修・執筆〉
みぞぐちクリニック
溝口徹 院長

福島県立医科大学卒業。横浜市立大学医学部付属病院、国立循環器病センター勤務を経て、2003年に日本初となる栄養療法専門クリニック新宿溝口クリニック(現:みぞぐちクリニック)を開設。

そもそも貧血とはどのような状態をいうのでしょうか?

医学的には貧血は、赤血球数やヘモグロビン値などが基準値を下回った時に診断されます。これらの項目は体内の鉄が不足してくると低下するため、基準値よりも低値になったときに鉄欠乏性貧血(てつけつぼうせいひんけつ)と診断されることになります。

一方では、「めまい」や「立ちくらみ」などの症状を貧血と表現されることがあります。これらの貧血症状を自覚していても医学的には鉄欠乏性貧血と診断されないことも多くあります。

なぜ女性が貧血になりやすいの?

女性は身長が伸びる時期に2次成長を迎え初潮を迎えることになります。この時期には多くの栄養素が必要ですが、とくに鉄は体の成長とともに月経血によって喪失する量を補う必要があり、それにともない全体的に鉄が不足しやすくなります。

体内に取り込まれた鉄は積極的に排泄することはありません。つまり男性は鉄を失うことが少なく貧血にはなりにくく、月経を迎えたあとの女性は毎月月経による出血によって鉄を失ってしまうのです。

では、失われてしまった鉄を補充するにはどうしたらいいのか。鉄は食材から摂取する必要があります。鉄を多く含む食材としてほうれん草などが知られていますが、吸収効率を考えると動物性食材から摂取することが大切です。肉類の摂取が少ないと月経のある女性は鉄不足になりやすいです。

貧血による症状でとくに注意したいのはどんなことですか?

貧血

めまい、立ちくらみ、手足の冷え、頭痛などは貧血に伴う症状としてよく知られていますが、鉄は赤血球だけでなく皮膚、粘膜、爪、血管などにも多く含まれているため、これらの組織のトラブルが鉄不足によって生じます。例えば二枚爪などは鉄不足による爪のトラブルとしてよく知られています。

坂道や階段などでの息切れや動機などは、鉄不足による貧血症状として注意が必要な症状ということができるでしょう。

貧血だと妊娠しにくいのでしょうか?不妊の原因になるの?

鉄不足は不妊の原因になることが知られています。例えば、鉄が関係するヘモグロビン値が高い女性は妊娠に関わる子宮内膜がより厚いことが分かっています(*)

ただし、不妊の原因は多岐にわたるため鉄不足が改善しても妊娠に至らないことは多くあります。

また、検査データからは貯蔵鉄量を反映するフェリチンという検査項目で 30µg/L以下は原因不明の不妊と関係していることが指摘されています(*)。ところが、それ以外の項目のヘモグロビンや赤血球数では基準範囲内であることが多くあります。

つまり一般的な検査(血液検査)で貧血と指摘されない場合でも、フェリチンの値が低下していると不妊リスクのひとつになりえると考えられています。

*参考:Frontiers in endocrinology. 2023;14;1173100

この記事も読む>> 妊娠中は貧血に注意!おなかの赤ちゃんへの影響や出産リスク、予防策について医師が解説

*Webメディア『赤ちゃんが欲しい』の記事を再編集して掲載しています。

〈あわせて読みたい記事〉
授かり力を高める食材&栄養を発表!授かるために意識したい5つのこと【予防医療のプロがアドバイス】
決めた!今晩のおかずは貧血予防にぴったりの映えプレート【不妊治療専門ドクター監修レシピ】
外出先でおなか冷え冷え…そんなときは超簡単!即席湯たんぽ。心地よすぎて手放せない【妊活にいいこと習慣】

\\あかほし会員にプレゼント♡//

菊地亜美

あかほし会員になると妊活情報誌がゲットできる!
★最新号★
菊地亜美さんが表紙の『赤ちゃんが欲しい2026 妊活パーフェクトガイド』

妊活情報誌プレゼントの詳細はコチラ▶『あかほし会員登録(無料)ページ』
新規会員登録、ご登録いただいた住所にお送りします。
※お送りのスケジュールはこちらを確認ください。


※認証コードのメールが届かない場合、「迷惑フォルダ」「削除フォルダ」「スパムフォルダ」等に自動的に振り分けられてしまうことがありますので、ご確認ください。

ログイン後、アンケートより送付先の住所登録をお忘れなく。

監修・執筆
監修・執筆

神奈川県生まれ、1990年 福島県立医科大学卒業。
横浜市立大学医学部付属病院、国立循環器病センター勤務を経て、2003年に日本初となる栄養療法専門クリニック新宿溝口クリニック(現:みぞぐちクリニック)を開設。
栄養療法は精神疾患の治療方法として海外から広まった経緯もあり、精神疾患の症例を多く経験している。現在は、発達障害、不妊治療、難病など治療が困難な疾患も広く治療している。

X LINE
人気記事ランキング
  • 24時間
  • 月間
閉じる