「精神的にキツかったかも」想像以上にデリケート? 妻には届きにくい夫の苦悩【これがリアル!男性不妊のホンネ座談会Vol.3】 | 不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし(赤ちゃんが欲しい)
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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 体験談 「精神的にキツかったかも」想像以上にデリケート? 妻には届きにくい夫の苦悩【これがリアル!男性不妊のホンネ座談会Vol.3】

「精神的にキツかったかも」想像以上にデリケート? 妻には届きにくい夫の苦悩【これがリアル!男性不妊のホンネ座談会Vol.3】

2024/03/15 公開
2024/03/19 更新

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男性不妊と診断されたみなさんにお集まりいただき、男性同士だから言える、あのとき、あの気持ちを本音でトーク!女性にはなかなかわからない心の内を語っていただきました。治療が終わり、無事にパパになったメンバーならではの、読者へのアドバイスも。

また、不妊治療に関するカウンセリングの第一人者・平山史朗先生からは、陥りがちな妊活リスクと、メンタルケアのポイントについて教えていただきました。

関連記事→男性不妊の治療方法は?子どもができにくい原因や検査・治療の流れ

男性不妊・座談会の参加メンバー

I也さん・32歳

営業職。妻は33歳。妊活のため、専業主婦に。
高度乏精子無力症と診断され、タイミング法から顕微授精にステップアップし、6回目の顕微授精で第1子が誕生。

S史さん・39歳

マスコミ勤務。妻は32歳。専業主婦。
男性不妊(乏精子症)、妻は多嚢胞性卵巣症候群。妊活約3年をへて、顕微授精で第1子が誕生。

K介さん・33歳

歯科医師。妻は35歳。現在は休職中。
タイミング法ののち、男性不妊(乏精子症・精子無力症)が判明。妊活して4年目に体外受精で第1子が誕生。

<<Vol.2「男性不妊」が判明、そのとき メンズは何を思う?


採精って実際どうなの?ホンネを聞きました

編集部:採精はどうでしたか。クリニックであれ、自宅であれ、プレッシャーやストレスはあるもの?

K介さん:抵抗はありましたね。診察室にいるのは、ほとんどが女性なので、「採精室はこちらです」と案内されて、恥ずかしかったし(笑)。でも、だんだんとこんなものかと思うようになりました。

S史さん:僕は絶倫なんで、恥じらいは一切なし(笑)。

I也さん:クリニックと自宅の両方で採精を経験しましたが、朝早い採精がほとんどだったんです。これは精神的にかなりキツかった。

S史さん:わかる! 僕も夜型なんで、しんどかった。ふだんだったらまだ寝ている6時とか7時にアラームで起きて、そこから無理やり出すわけですからね。なかなかハードルが高い。

K介さん:自宅で採精するとき、うちは物理的にトイレしかないんですよ。人に見られないですむのは。しかたがないけど、やっぱり気持ちが乗らない。

編集部:そうですよね。

S史さん:自分で出したいのではなく、「出して」と言われて、出させられるのは、いくら絶倫の僕でも別の話。気持ちがまったく乗らなかった。

I也さん:わかります。

正直なところ、クリニックにある〇〇は…

S史さん:クリニックの採精室にはAVやら雑誌が置いてあるけど、いつもの環境とは違うしね。

生殖心理カウンセラー(公認心理師・臨床心理士)。
東京リプロダクティブカウンセリングセンター代表。
広島市出身。広島大学教育学部心理学科卒業後、1997年より広島HARTクリニックで心理専門職による不妊カウンセリングを開始。98年米国にて生殖心理学の研修を修了。2002年より東京HARTクリニック生殖心理カウンセラー。21年生殖と不妊の心理支援に特化した心理相談室を開設。日本生殖心理学会副理事長。

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