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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 体験談 40歳からの不妊治療再スタート!転院を決め、夫婦で初診へ【ただいま進行中!アラフォー妊活記録#7】

40歳からの不妊治療再スタート!転院を決め、夫婦で初診へ【ただいま進行中!アラフォー妊活記録#7】

体験談
2021/06/12 公開
2023/09/16 更新

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なんとそこにいたのはオンラインセミナーに出演していたあのドクター!

言うなれば、有名芸能人が目の前に現れた感覚に近いでしょうか。なにせ先日のオンラインセミナーで、クリニックの方針はもちろんこのドクターの発言や考え方が、私たちに「ここかも!」と思わせていたのです。
この先生の所属は系列の別のクリニックのはず。なぜここにいらっしゃるのかな?と疑問には思いましたが、初診が先生でとてつもなくラッキーなのでは…!と高揚を抑えられませんでした。

持参した前のクリニックの資料を見せ、夫婦ともに40歳でお互いに原因があること、これまで人工授精に3回トライしたこと、心が折れて治療をお休みしていたことなどを説明した後、先生が「ミュラー管ホルモンの値が高いから、多嚢胞(性卵巣症候群)だね。
それと旦那さんの精子の運動率が低いから、体外(受精)にチャレンジするのがいいかもしれないね。じゃあ内診してみようか」と内診へ。

アラフォーにして初耳の不妊原因が明らかに!

内診後、ドクターからお話があったのは

・子宮内膜の状態はとてもいいけど、血のめぐりが悪い

・子宮線筋症と子宮内膜症であること←このふたつは初耳!
(生理痛がものすごくひどいのは子宮内膜症が原因)

・卵巣が癒着気味で本来の位置になく、採卵は少し大変になるかも

・多嚢胞(性卵巣症候群)だから採卵の時に卵巣がはれる可能性も(とはいえ多嚢胞はそこまでひどくない)

・おりものは問題なし

わわわわわ、なに? 子宮線筋症?子宮内膜症?私の不妊理由が増えた?

前のクリニックでは指摘がなかったので、少し動揺しましたが、先生はいたって穏やかに

*まずは体質改善すること、血をめぐらせること
*とにかくストレスのない状態にすること
*サプリメントを飲むならば運動も行って、サプリの効果を上げること

など、今日からでもできそうなことを教えてくれました。

「このクリニックと先生に、ついていってみよう!」

とにかく、私たちに有効なのは「体外受精・顕微授精」とドクター。

その実施に向けて年内は検査をし、早ければ年明けに採卵を行うイメージで準備していきましょうとのこと。

私も夫もとにかくお酒が好きなので、恐る恐る「先生、お酒は…?」と聞いてみたところ

お酒はほどほどに飲んで大丈夫! そういう楽しみを奪ってストレスフルになっちゃうほうがよっぽどダメだからね。ストレスがない状態で治療をするのが一番近道なんだよ。

……夫と顔を見合わせました。先生、何ひとつ否定しない…! 40歳という年齢から時間がない、というようなことも一言も言われませんでした。

こうして私たちの初診は無事、終了しました。


初診のちょっと前に紅葉を見に行った箕面の勝尾寺で購入したお守りを握りしめていきました。

「どう思った?」

「あの先生でびっくりしたな。ラッキーやったな。うん、このクリニックすごくいいと思う」

「私もすごくそう思う」

「僕らの年齢にも突っ込むことなかったし、否定することもなかった。今から何ができるかを考えてくれそうな気がする」

「クリニックや先生が主導で治療が進んでいくイメージはないかな。ちゃんと話を聞いてくれ感じがした。私、ここに決めたい」

「よっしゃ、ここでがんばろーぜ」

クリニックインからアウトまでは3時間45分、その時間も「この待合室はええわぁ。快適」と夫。恐る恐るの初診でしたが、こうして私たちは転院成功かもしれないね〜と笑いながら帰宅しました。

ここから始まる通算3回目の不妊治療。とにかく心も体も健やかな日々の中で授かることを目指して、進んでいきたいと気持ちも新たにしたのでした。

※この連載は個人の体験です。治療や薬の処方などに関しては必ず医師に相談してください。

>>8話「不妊治療を再開してから取り組んでみたこと」へ続く

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PROFILE
ミキさん
PROFILE
ミキさん

あかほし主婦ライター。関西在住・40代。中学生の頃から多嚢胞性卵巣症候群と付き合ってきた体でも、もしかしたら妊娠できるかも…という楽天的な考えをもったまま、結婚式、仕事との兼ね合い、金銭面や夫婦同士のタイミング、クリニックとの相性まで…。ありとあらゆる複合的な理由から、40歳で(ようやく!)本格的に不妊治療をスタート。

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