「オレ元気だから」自分の生殖能力に自信があるアラフィフ夫。確かに見た目は若いけど…本当に?【医師に聞いてみた】
「妊娠したい」と妊活をスタート、ご自身や夫の年齢に不安を感じる人も少なくありません。自分より夫が年上の場合、生殖能力は年齢とともに落ちるのではないかと心配する声も。
では、男性の年齢と精子はどのような関係があるでしょうか。
今回は1万組以上のご夫婦を妊娠へ導いた山下レディースクリニック 院長・山下先生にお答えいただきました。
夫が46歳になりました。自分より夫の生殖能力が不安でたまりません
質問者データ
●妻34歳
●夫46歳
妊活歴1年、既往歴はなし
妊娠を遠ざける原因のひとつに年齢があるとよく聞きます。おもに女性の年齢なのかな、と思いますが男性はどうなんでしょうか?うちは夫が年上で、先日46歳になりました。夫自身は自分の精子は大丈夫!と謎の自信を持っているようですが心配です。
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【ドクター回答】男性の精子は日々リフレッシュされます
まず、女性の卵子は胎児のときにつくられ、その人といっしょに年をとりますが、男性の精子は日々リフレッシュされ続けます。男性の生殖能力は年齢にはあまり左右されず、精子自体の持つ力が落ちる心配はいらないでしょう。
環境汚染物質の影響がいわれる昨今では、そうした環境の中で胎児期、幼児期を過ごしている現在の20代などの若い世代のほうが、むしろ生殖能力への影響を不安視されているくらいです。
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ただし、精子の数や運動率は体調によって変動します。ストレスをかかえているなと感じたら、家ではできるだけリラックスできる環境を心がけましょう。そうした心づかいは必ずプラスに働き、精子の状態も子づくりのモチベー ションも高まるはずです。
子づくりは夫婦の共同作業です。ご夫婦間でよく話し合い、セックスが義務的なものにならないように、日ごろからふたりで気持ちを盛り上げていくようにできるといいですね。
*「赤ちゃんが欲しい」の内容をウェブ掲載のため再編集しています
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妊活スタート!治療の流れ
「赤ちゃんが欲しい」と思ったら妊活スタート。第一歩は病院探しから始まります。
1.まずはあなたにぴったりの病院を探す
>>病院検索はこちらから
●病院の診療時間もチェック!
自分のライフスタイルにあった診療時間のクリニックかも合わせて確認しましょう。
あかほしの検索機能を使えば、9時前に診察OK、18時以降も診察している、土日祝も診察している、など条件からも探すことができます。
2. 予約(WEB予約をクリック)
受診するクリニックを決めたら、予約をいれましょう。WEBで予約をできるクリニックも増えています。初診だけは電話などで予約のクリニックもあるので、確認しましょう。
3. クリニックに行く/問診票に記入
予約した日程にクリニックにいったら、まずは受付&問診票に記入。問診票には、最終月経の状態、生活習慣、既往歴など検査に必要な質問項目に答えます。生理中でもできる検査もあります。
4. 先生によるヒアリング
事前に記入した問診票を見ながら、医師と直接話す問診タイム。日ごろから気になっていることなどはここで質問を。過去の病歴や、流産・中絶経験などもつつみかくさず正直に答えることが重要です。
5. 内診&超音波検査
外陰部の視診や触診、腟鏡を使って腟内の状態確認を内診台の上で行います。外側からは見ることができない子宮や卵巣の内部は超音波で検査します。不妊治療における超音波検査は、内科の聴診と同様の位置づけだと考えましょう。
6. 血液検査&尿検査
血液検査と尿検査は、ほとんどのクリニックで初診の時に行われます。不妊の原因になる疾患が見つかればその治療が優先されるので、初診で調べるのが基本。
7. 会計・次回の予約
ひととおり検査が終了したら待合室に戻ります。その後、会計をすませて初診の検査は終了。検査結果が出るスケジュールを聞いて次回の予約をします。初診時の多くの検査は保険が適用されますが、保険適用の有無は確認しておくと安心です。
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