「ダメなら離婚」も頭をよぎった不妊治療。妊娠するまでに6年間、かかったお金は400万。わたしたち夫婦はいま幸せです

私C・S(33歳)と夫(34歳)には2歳になる子どもがいます。歌とダンスが好きな元気な女の子。そんな愛しくてしかたない娘に会うまでには、6年の期間と400万円※ほどの費用がかかりました。
その期間、2つのクリニックで5回の採卵と6回の移植(体外受精)を経験。喜んでは落ち込んでの繰り返し、感情がぐじゃぐじゃだった不妊治療の紆余曲折をお伝えします。参考になれば幸いです。※不妊治療の保険診療開始前の治療費です
<<前半を読む「妊娠していないことがわかった日、友人から届いた衝撃的なメール」
夫への不満が爆発した顕微授精4回目
そして顕微授精4回目。ここまで、夫からは一緒にクリニックに行くという提案はありませんでした。
たまに、私から夫に「一緒に来て欲しい」と伝え同行してもらうことはありましたが、通院すると診察や検査など半日かかるためどんどん不機嫌に。毎回どんな治療をしているのか、どんな思いで通っているのかわかってほしかったのですが…無駄でした。
そんなこともあり、私もイライラがフツフツと湧いてきたのです。
「せめて治療の内容くらい理解しようとしてよ!」と怒鳴りましたが、その後も「一緒に行こう」とは言ってくれることはありませんでした。
当時、親にも友達にも治療のことを話さなくなっていた私は、看護師さんに話を聞いてもらうこともたびたびありました。自分のことを知らないからこそ話しやすかったのです。
看護師さんは真剣に聞いてくれ、「私が怒ってあげる!」とも言ってくれました。実際に夫に伝えることはありませんでしたが、親身になってくれるクリニックに出会えて本当によかったです。
そんなメンタルでトライした4回目はうまくいくはずもなく…。
結果を聞くのが嫌だったので、判定日の前日にフライング検査をし、陰性を確認してからクリニックへ行きました。この周期がきっかけで、「もう治療をやりたくない。次の治療で結果が出なかったら終わりにしよう」と私の中で決めたのです。
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最後と決めた5回目の採卵。夫と別れても・・・
そして5回目の採卵。「これで最後…」と心の中で決めていました。
正直、夫が子どもを望むなら別れてもいいとも考えていました。私にはもう気力も体力も残っていなかったのです。
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