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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 不妊治療コラム 自然妊娠をめざす卵管開通手術や、妊娠率アップを目指すポリープ切除術などの日帰り手術が可能に!【オーク梅田レディースクリニック】

自然妊娠をめざす卵管開通手術や、妊娠率アップを目指すポリープ切除術などの日帰り手術が可能に!【オーク梅田レディースクリニック】

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不妊治療
2024/08/29 公開

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手術や検査に力を入れているクリニックオーク梅田レディースクリニックにお話しを伺いました!

自然妊娠をめざす卵管を開通させる手術や
妊娠率アップが期待できるポリープ切除術など、
日帰り手術が可能に!

オーク梅田レディースクリニック(大阪府/東京都)
医師 北脇 城 先生

1981年京都府立医科大学卒業。米国バッファロー医学財団研究員をへて、2008年京都府立医科大学産婦人科学教授に。17年から京都府立医科大学附属病院長を務め、現在はオーク梅田レディースクリニック勤務。専門は生殖医療、生殖内分泌、女性ヘルスケア、子宮内膜症、腹腔鏡手術など。

手術件数豊富な医師による自然妊娠が期待できる日帰り手術

オーク梅田レディースクリニックは、最新治療や最新技術を積極的にとり入れ、さまざまな不妊原因に対応しているクリニック。2022年には手術室を併設したクリニックに生まれ変わり、日帰り手術もできるようになりました。なかでも、特に数多くの手術を担当しているのが、北脇城先生です。

「以前勤務していた大学病院では、腹腔鏡手術、卵管鏡下卵管形成術(FT)を多数例行いました」

卵管鏡下卵管形成術とは、卵管に閉塞や狭窄といった通過障害がある場合、卵管を開通させるために行われる手術のこと。子宮卵管造影検査で卵管に異常が見つかった場合に行われます。

「卵管は卵が通るただのトンネルのように思えるかもしれませんが、実は卵の成長に非常に重要な役割を果たすところ。卵管の中には繊毛細胞という細い毛のようなものがあって、それによって卵を転がしたり、卵を活性化させる液体を分泌しているとされています。したがって卵管が詰まっていると、タイミング療法や人工授精での妊娠はむずかしくなることに。逆にいえば、この詰まりが原因の不妊であれば、この手術によって自然妊娠がめざせることになります」


JR大阪駅、地下鉄梅田駅などから地下街を通って行くことのできるハービスPLAZAの3階に。クリニック前の廊下には培養室などの写真が飾られています。

手術は、腟から卵管鏡という細いファイバーを通して進められます。卵管の直径は1ミリほどで、ファイバーは直径o.5ミリほど。先端にバルーンのようなものがついていて、卵管の中の癒着をはがしながら開通させていきます。

「この手術の一番のメリットは、簡単に手術ができることでしょう。おなかを切ることなくできるため、静脈麻酔のみで入不要。術後は2時間ほど横になっていただきますが、その後はお仕事にも行っていただけます。ただし、子宮の形態によっては卵管鏡を進めづらかったり、癒着の状態がひどく卵管の開通がむずかしいケースもあり、時間がたつと卵管が再度詰まってしまう場合もあります」

とはいえ、手術は保険適用でできるうえ、卵管が開通した人の6割は自然妊娠しているそうなので、自然妊娠をめざす人にとってはメリットのある手術といえるでしょう。

「高齢のかたの場合は、時間的な制約を考えて体外受精をおすすめしますが、そうではなく自然妊娠を希望されているなら、卵管鏡下卵管形成術も選択肢のひとつだと思います」


白で統一された、清潔感のある待合室。広々とした開放感のあるスペースです。

子宮内膜ポリープは着床率を下げる一因に

同クリニックで行われているもう1つの手術が、子宮内膜ポリープ切除術で、週に1回は行われています。子宮内膜ポリープとは子宮の中にできるキノコ状に突出しているもののことで、自覚症状はほとんどありません。数年前は小さなポリープであれば特に手術せず治療を進めていたそうですが、最近はポリープと不妊との関係が指摘されているそうです。

「体外受精で受精卵を戻すとき、子宮底部の少し手前に受精卵を置くと妊娠しやすいとされています。以前はその箇所から離れた位置にあるポリープや小さいサイズなら、そのまま放置しても着床には影響がないだろうとされていました。しかし近年、子宮内膜ポリープと、着床率を低下させる慢性子宮内膜炎(CE)との影響が指摘されています」

慢性子宮内膜炎は、字のごとく子宮内膜に炎症が起こること。炎症というと、ばい菌が入って熱が出て…ということをイメージしますが、慢性子宮内膜炎には自覚症状がなく、知らず知らずのうちに発症していることがほとんどです。

「以前は子宮内膜ポリープと慢性子宮内膜炎は別の疾患とみられていました。ところが子宮内膜ポリープがあると、慢性子宮内膜炎になりやすいという論文が数年前から続々と発表されてきました。子宮内膜ポリープを切除すれば、慢性子宮内膜炎が治癒するという成績も報告されています。

つまり、子宮内膜ポリープは、従来考えられていたような物理的に受精卵の着床をじゃまするだけではなく、慢性子宮内膜炎によって着床率を低下させていることがわかってきたのです。そのため子宮内膜ポリープは、その発生部位や個数にかかわらず、積極的に切除したほうがよいという考え方に変化しています」


採卵や移植、オペを行う手術室。

子宮内膜ポリープは、超音波検査でわかることはほとんどなく、子宮鏡検査によってわかります。直径3ミリの胃カメラのようなものを子宮の中に入れて観察し、ほとんど痛みのない無麻酔で行われる検査です。これで子宮内膜ポリープがあるとわかった場合は、切除術が行われます。

「かつてのポリープ切除は直径10ミリの子宮鏡を使い、腰椎麻酔を行って入院が必要となる手術でしたが、当院では最新の直径6ミリの子宮鏡を使用し、ポリープを削るように切除します。これであれば静脈麻酔と局所麻酔で対応でき、日帰り手術が可能です。

ちなみにこの手術は子宮内膜スクラッチ(わざと子宮内膜に傷をつけ、妊娠率を上げる方法)という先進医療と同じ効果が期待でき、妊娠の可能性が高くなると期待できます」

3つのクリニックが連携し通院がより便利に

オーク梅田クリニックのもう1つの大きな特徴は、同じ大阪市内の南部にあるオーク住吉産婦人科と、東京にあるオーク銀座レディースクリニックとの連携した治療ができること。この3つのクリニックではすべての患者情報を共有しているため、たとえばふだんは梅田で治療を受けていても、出張や旅行などで東京にいる場合は、銀座での受診が可能です。

「オンライン診療も積極的に行っていますので、ご自身のライフスタイルに合わせた治療を選択してください」※詳しくは各院にお問い合わせください。


最新機器が導入されている培養室。培養士はベテランぞろいなので、安心して治療に臨めます。

Message
子宮卵管閉塞や狭窄は子宮卵管造影検査、子宮内膜ポリープは子宮鏡検査と、どちらも簡易なスクリーニング検査でわかりますので、みなさんにスクリーニング検査は必ず受けていただきたいです。痛みがある検査では?とこわく感じるかたもいらっしゃいますが、異常がない場合はほとんど痛みがありません。原因を知るためにも重要な検査ですから、ぜひ受けましょう。どちらも月経直後に行う検査となります。卵管鏡下卵管形成術も子宮内膜ポリープ切除術も保険適用となりますので、興味があるかたは気軽にご相談ください。

オーク梅田レディースクリニック

住所:大阪府大阪市北区梅田2-5-25 ハービスPLAZA 3階

電話:0120-009-345

アクセス:大阪メトロ四つ橋線「西梅田駅」北改札口よりすぐ。JR「大阪駅」桜橋口より徒歩2分

公式HP:https://www.oakclinic-group.com/umeda_ladys/

オーク銀座レディースクリニック

住所:東京都中央区銀座2-6-12 Okura House 7階

電話:0120-009-345

アクセス:東京メトロ「銀座駅」A13出口より徒歩約3分。東京メトロ「銀座一丁目駅」8番出口より徒歩約2分。JR山手線・京浜東北線「有楽町駅」中央口より徒歩約5分

公式HP:https://www.oakclinic-group.com/ginza_ladys/

企画:サンワードメディア

監修

1981年京都府立医科大学卒業。米国バッファロー医学財団研究員をへて、2008年京都府立医科大学産婦人科学教授に。17年から京都府立医科大学附属病院長を務め、現在はオーク梅田レディースクリニック勤務。
専門は生殖医療、生殖内分泌、女性ヘルスケア、子宮内膜症、腹腔鏡手術など。

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