【ライターの妊活体験記】不妊治療クリニックでの治療と心療内科。心のケアが妊娠につながったのかも〈後編〉 | 不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし(赤ちゃんが欲しい)
MENU
不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 妊活ライフコラム 【ライターの妊活体験記】不妊治療クリニックでの治療と心療内科。心のケアが妊娠につながったのかも〈後編〉

【ライターの妊活体験記】不妊治療クリニックでの治療と心療内科。心のケアが妊娠につながったのかも〈後編〉

新生児

画像ギャラリー

30歳で男の子を出産したフリーライターの神田なりさん。死産からの妊活、不妊治療クリニック通い、検査で分かった夫婦の授かりづらい原因、人工授精など、2020年9月から始まった妊活期間に、たくさんの“初めて”を経験しました。

神田さんの妊活をまとめた体験記、全3回連載のラストとなる今回は、自分たちで決めたリミットが迫るなかで人工授精にトライした当時のこと、そして、不妊治療と並行して通っていた心療内科での出来事について綴ります。

人それぞれだと聞く妊娠超初期症状のことも、参考にしてくださいね。

前編から読む【ライターの妊活体験記】死産を経験して「やっぱり赤ちゃんが欲しい!」自己流のタイミング法からスタート〈前編〉

リミットを目前に、ステップアップの覚悟を決める

元々クリニックから顕微授精をすすめられていたけれど、〈3回〉と回数を決めて人工授精からスタートした私たちの不妊治療。次授からなければ体外受精にステップアップしようと、夫とも話し合っていました。

自己流タイミング法の時期は、リセットするたびに落ち込んで涙を流し、「これ以上頑張っても、赤ちゃんは来てくれないのかもしれない」なんて弱気になっていました。でもなぜか、次が最後だと考えると、不思議と心が落ち着いてきて。

「今まで通りベストを尽くそう」

と、自然と気持ちが前を向いてくれました。

私は温活や葉酸サプリの服用を続け、ストレスフリーな生活を。そして夫は、毎晩仕事終わりに散歩に出掛けて運動不足の解消に取り組んだり、亜鉛サプリを欠かさず服用したりと、それぞれにできることに一生懸命向き合っていました。

関連記事リセット来た。ネガティブな気持ちになる…妊活がつらいと感じたら【妊娠につながる習慣】

気晴らしの鹿児島旅行でエネルギーチャージ!晴れやかな気持ちに

最後の人工授精に挑む直前のゴールデンウイーク、気分転換にと、夫婦で鹿児島県旅行に出掛けました。もくもくと立ち上る桜島からの噴煙を眺めながら、自然の偉大さにただ圧倒される。なんだか、自分の不安や悩みがとってもちっぽけに感じられました。

桜島

鹿児島県の美味しいグルメも堪能し、砂風呂を満喫したり、観光であちこち歩き回ったり。仕事や不妊治療に立ち向かうエネルギーをチャージできた、今でも忘れられない旅行です。私のおなかの中に、その後受精する卵子が育っていたなんて、このときは思いもよりませんでした。

泣いても笑っても、次がラストチャンス。夫と二人でベストを尽くして、あとは赤ちゃんに委ねよう。諦めにも似た、でもなぜか爽やかな気持ちで、最後の人工授精に臨みました。

次のページ>> 人工授精後、体に異変が…

『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』は、主婦の友社が運営する妊活・不妊治療のお悩み解決メディア。ドクターや専門家監修の信頼コンテンツを中心に「妊娠したい」を全力サポートします。全国のクリニックや施設の検索もラクラク。

X LINE
人気記事ランキング
  • 24時間
  • 月間
閉じる