妊娠した友人とは今は会わない。妊活中のストレスは自分で取り除くしかない!【相席スタート・山﨑ケイさん妊活記〈後編〉】 | 不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし(赤ちゃんが欲しい)
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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 体験談 妊娠した友人とは今は会わない。妊活中のストレスは自分で取り除くしかない!【相席スタート・山﨑ケイさん妊活記〈後編〉】

妊娠した友人とは今は会わない。妊活中のストレスは自分で取り除くしかない!【相席スタート・山﨑ケイさん妊活記〈後編〉】

山﨑ケイ

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38歳で結婚し、体外受精をして40歳で第一子を出産した、お笑いコンビ「相席スタート」の山﨑ケイさん。

山﨑さんのアラフォー妊活を振り返った全3回インタビューのラストは、多くの妊活中の方が「悩んでいます、迷っています」と答える、仕事と妊活の両立や不妊治療のやめどきのこと。

そして、不妊治療を「経験した人にしかわからない気持ち」についても、お話を伺いました。

前のインタビューを読む受精卵の発育はよくなかったけれど、先生の言葉「大丈夫!」を信じて【相席スタート・山﨑ケイさん妊活記〈中編〉】

仕事をしながらの不妊治療。周囲に申し訳ない気持ちも

仕事中は不妊治療のことはあまり考えないので、仕事をしていたことは私にとってはすごくよかったです。

ずっと家にいるとどうしてもそのことを考えてしまうし、考えていいことってあまりないですから。考えてもストレスがたまるだけなので、できるだけ考えないで、シンプルに「先生に言われたことをやる」ということを心がけていました。

ただ、治療のために仕事で迷惑をかけることにストレスがありましたね。

仕事のスケジュールに関しては、相方にもマネージャーにもすごく協力してもらって調整できたので、きっと一般的に働いていらっしゃる方よりは融通がきいたし、うまく両立できたと思うんです。

どうしても仕事を休まなければならないことが1回だけありましたが、それでも1回で済んでよかったと思います。

それよりもつらかったのは、「仕事を休んで人に迷惑をかけているのに、妊娠できるかどうか分からない」ということでした。

「妊娠」なら許されても「不妊治療」だと…

たとえば、「妊娠した」ということなら、体調を崩して仕事を調整しなければならなくなっても、周りは「迷惑だな」とはあまり思わないですよね。「赤ちゃんのためだからしょうがないよね」と、周囲も本人も納得できるというか。

でも不妊治療の場合、通院して治療をしていても、その大変さは周囲に伝わりづらいですし、「妊娠できるかどうか分からないなかで仕事を調整してもらわないといけない」という気持ちもあります。

周りの方が本当のところはどう思っているのか分かりませんが、私としては「申し訳ない」という気持ちが強かったですし、それはかなりストレスでした。

特に周囲に言えずに治療している方だと、「なんであの人は休んでいるんだろう」とか、「あの人ばっかり、どうして休めるの?」というふうに思われてしまいますよね。

私は周りに不妊治療していることを伝えてスケジュール調整をしていましたが、言えずに治療している方には、そういうしんどさもあるんだろうなと思います。

次のページ>> いつか子どもを産んでお母さんになると思っていたけれど…

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