3ページ目(6ページ中) | 妊娠できる?27項目で、検査を受ける前にセルフチェック!【医師監修】 | 不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし(赤ちゃんが欲しい)
MENU
不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 基礎知識コラム 妊娠できる?27項目で、検査を受ける前にセルフチェック!【医師監修】 3ページ目(6ページ中)

3ページ目(6ページ中) | 妊娠できる?27項目で、検査を受ける前にセルフチェック!【医師監修】

2025/02/17 公開
2025/03/07 更新

画像ギャラリー

月経周期とホルモンについて

あてはまった?→ ☑月経が不順 ☑月経痛がひどい ☑月経血が多い、または少ない ☑婦人科健診を受けたことがない ☑冷え性である ☑貧血がある ☑過去に過度なダイエットをしたことがある

女性編〜妊娠力を27項目でセルフ確認

妊娠するためには、まず女性の卵子と男性の精子が、女性の体内で出合って受精することが必要です。女性の体の中では、ホルモンの働きによって卵子のもと(原始卵胞)から卵胞が育ち、そのうち1個が排卵されます。

個人差はありますが、卵子は月経がはじまって14日前後に卵巣から放出されます。これが排卵です。排卵は1ヶ月に1回で、1回の排卵数は通常1個。そのため、その排卵する日にあわせてセックスをすることが重要になってきます。

一般的に月経の周期は28~32日ですが、次の月経までの間隔が毎回違う、月経が来ない月があるなど月経不順の場合は、自分で排卵日を予測することが難しくなります。

また、月経は定期的に来ていてもホルモンの分泌異常などで卵子が受精できるくらいまで育たない、なんらかのトラブルで排卵していない可能性もあります。早めに受診し、検査しましょう。

それぞれの項目についても解説します。

☑月経が不順
月経の周期は28〜32日が一般的。無排卵やホルモン分泌異常のほか、脳下垂体の機能や黄体機能に異常があるケースも。

☑月経痛がひどい
不妊の大きな原因となる子宮内膜症は、激しい月経痛や性交痛が特徴。卵巣や卵管、子宮などに炎症が起き、妊娠を妨げることも。

☑月経血が多い、または少ない
子宮筋腫や無排卵、ホルモン分泌異常などで妊娠しづらくなっている可能性が。急に月経血量が変化した場合も注意。

☑婦人科健診を受けたことがない
月経トラブルや出血などの症状がなくても、がんや子宮筋腫、子宮内膜症で妊娠しづらくなっているかも。

☑冷え性である
冷え性=体の代謝が弱っている証拠。ホルモン分泌異常や、卵巣機能が低下し、卵子の発育悪化や排卵障害、着床障害を起こすことも。

☑貧血がある
貧血は鉄分不足や自律神経のバランスのくずれが原因。黄体ホルモンが不足して子宮内膜が厚くならないなど妊娠に悪影響が。

☑過去に過度なダイエットをしたことがある
短期間で体重が10㎏以上増減すると、ホルモン分泌機能異常や月経不順、無排卵を起こす可能性が。要注意。

次のページ>>性感染症、子宮や卵管の項目について解説!

監修
監修

木場公園クリニック理事長。1986年愛媛大学医学部卒業。日本では数少ない女性と男性両方の不妊症の診察・治療ができる生殖(リプロダクション)専門医。1999年、木場公園クリニックをオープン。2019年には駐車場から一人目不妊治療と二人目不妊治療をセパレートした「つくば木場公園クリニック」を開設。

X LINE
人気記事ランキング
  • 24時間
  • 月間
閉じる