気がつけば38歳に。6年にわたる妊活期間、6回目の体外受精で妊娠【100人の妊活・不妊治療記#020後編】 | 不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし(赤ちゃんが欲しい)
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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 体験談 気がつけば38歳に。6年にわたる妊活期間、6回目の体外受精で妊娠【100人の妊活・不妊治療記#020後編】

気がつけば38歳に。6年にわたる妊活期間、6回目の体外受精で妊娠【100人の妊活・不妊治療記#020後編】

2025/03/09 公開
2025/03/10 更新

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着床前診断ができる、評判のいいクリニックで治療を受けるため、夫と別居。流産を乗り越え、6回目の体外受精で赤ちゃんを授かったさぁさん(32歳から妊活して38歳で妊娠、39歳で出産)の体験をご紹介します。

【100人の妊活・不妊治療記#020後編】みんながどんな妊活・不妊治療でママになったのか取材しています。(ご本人の年齢や検査の数値などは取材時点のものです)

前編を読む32歳からの妊活。タイミング法、人工授精をへて、6回目の体外受精で妊娠【100人の妊活・不妊治療記#020前編】

正常胚を移植したから、今度こそ大丈夫なはず!

妊娠10週で流産したときも、単身赴任の夫とは離れて暮らしていました。LINEでお互いの気持ちをやりとりしていましたが、時間が解決してくれるのを待つしかない…。そんな心境だったと思います。

その後、凍結胚の着床前診断を受けました。転院後2回目の体外受精では、着床前診断で確認した正常胚を移植したこともあって、「今度こそ大丈夫なはず!」と信じていました。それでも妊娠に至らず、期待を裏切られました。


正常胚は3個。同じ正常胚でも1回目は着床しなかったので、授かったのは運命なのかもしれません。

遠くにいる夫には、こまかく説明しても理解しきれないだろうと思い、「移植するね」「ダメだった」といった簡単なメッセージをLINEで送るだけ。ただ、治療費について理解を示し、お金を惜しまない姿勢で支えてくれたのは助かりました。

私自身は、助成金が出なくなるまでは頑張ろうと決めていて、6回目の体外受精で、ついに妊娠!そのとき私は38歳になっていました。

32歳からスタートし、6年の妊活期間を支えてくれたのは…

 

私は落ち込むことがあっても、「これ以上悩んでも時間のムダ!」と割り切るタイプ。寝て忘れたり、楽しいことを見つけるとすぐに飛びついたりする性格のおかげで、6年にわたる妊活も乗り越えられたのだと思います。

それでも、不妊治療中はマイナス思考に陥りそうになることがありました。同年代の友だちには、幼稚園や小学校に通っている子どもがいる人も多く、一時はSNSを開くのが本当につらかった…。

そんなときには、子ども関係の話題や画像をスクロール!

そうやって、気持ちを切り換えました。また、妊活ばかりに意識が向かないように短期バイトを始め、バイト先で子育てを終えた年代の人たちと話すことで気分転換できたのも、大きな支えだったように思います。

そして移植がうまくいかなかったときには、おいしいものを食べたり、友だちと話したり。だれにも公開しないブログに吐き出したり(下書き)して、気を紛らわせていました。

前向きな気持ちでいるために、クロスステッチに没頭!

 

不妊治療をしてよかったと思うのは、夫婦だけの時間を6年も過ごすことができたことです。子どもが生まれると、どうしても会話の多くが子どもの話題になってしまいます。それ以前に夫婦ふたりの時間を共有できたことは、私たちにとって貴重な経験だったと、今になって感じています。

後悔Point
入籍から結婚式まで9ヶ月あったので、待たずに妊活すれば、もっと早く30代前半で授かったかも?

成功Point
・6年にわたる治療に前向きにとり組んだ
・評判のいいクリニックで治療するため、夫と別居した

※あくまで個人の体験です。治療や薬の処方などに関しては必ず医師に相談してください。

取材・文/小山まゆみ

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