妊活ストレスを発散！カップルで観たいおすすめ映画をピックアップ【あかほしシネマ／2025年９月～10月】

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がんばっているけれどうまくいかない…妊活や不妊治療では落ち込むこともありますよね。そんな沈んだ気持ちを前向きにする方法のひとつが「エンタメ」！

『あかほしシネマ』では、癒されたり、キュンとしたり、ジーンと感動したり、何も考えずにゲラゲラ笑えたり、見終わった後、心がスーッと軽くなる映画をご紹介！今回は、2025年９月下旬～10月中旬にかけて劇場公開される作品を厳選ピックアップします。

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『ブラックドッグ』

©2024 The Seventh Art Pictures (Shanghai) Co., Ltd. All Rights

孤独な青年と野犬が紡ぐ、静かで力強い再生の物語

（2025年９月19日公開／製作国：中国／上映時間：110分）

2024年カンヌ国際映画祭の「ある視点部門」のグランプリと、優秀な演技を披露した犬に贈られるパルム・ドッグ審査員賞を受賞した作品。罪を背負った青年と孤独な犬との奇妙な絆を描く人間ドラマ。

【ストーリー】
2008年、北京オリンピックを目前に控えた中国。過去に友人を誤って死なせた青年・ランは、刑期を終えてゴビ砂漠の縁にある故郷へ戻る。しかし、実家はすでに空き家となり、街は区画整理によって人が離れ、廃墟と化していた。

ある時、ランを気にかける警官から、野犬の捕獲隊への参加を勧められる。そこで出会ったのは、決して捕まらず賞金まで懸けられた“黒い犬”。孤独に生きるその犬と、心に傷を抱えた青年ランは、少しずつ心を通わせていく――。

【見どころ】
北京五輪直前の荒廃した地方都市を舞台に、現代中国の光と影を映し出した作品。全編を通して美しいブルーグレーの映像が印象的。ただの“人と犬の物語”ではなく、社会の片隅に生きる者たちの再生と赦しが、静かな感動を味わえる一作です。

◆公式サイト：https://klockworx.com/blackdog

『ふたりのまま』

©一般社団法人こどまっぷ

同性カップルが「子どもを持つ」ということ

（2025年９月20日公開／製作国：日本／上映時間：88分）

「親である」もしくは「親になりたい」と願う４組の女性同士のカップルの日常を追ったドキュメンタリー。監督・撮影は、自身も同性パートナーと子育てしている長村さと子さん。

【ストーリー】
同性婚が認められていない日本にも、子どもを育てる同性カップルはたくさん存在する。しかしその大多数が、差別や偏見を懸念し、関係性を隠して暮らしている。

・精子提供をしてもらった友人と本人の両親たちと一緒に、生まれたばかりの赤ちゃんを育てるカップル
・ステップファミリーになるために同棲を始めたシングルマザーと同性パートナーのカップル
・長年不妊治療に時間もお金も心も注いできたが、さまざまな「期限」にプレッシャーを感じているカップル
・精子バンクを通じた精子提供で生まれ、育ててきた娘がまもなく成人を迎えるカップル

４組４様の「家族」の選択を通し、子どもへの愛情、子育ての悩み、未来への願いを映し出す。

【見どころ】
「親になりたい」「子どもが欲しい」と願いながら、懸命に生きるふたりが直面する現実。どんなかたちであれ、愛情と信頼で結ばれた関係を「家族」と呼んではいけないのか…。「子どもを持つこと」「家族であること」を改めて考えたくなる作品です。

◆公式サイト：https://kodomap.org/futarinomama/

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