【赤ちゃんの名付け】どんな名前が人気だった?男の子・女の子の命名プレイバック〈2024年〉
「男の子だったらこんな名前にしよう!」「どんな漢字にする?」「画数もチェックポイントだよね」将来生まれてくる赤ちゃんの名前を考えるのは、カップルやご夫婦にとっても幸せな時間のひとつ。名付けは、パパやママから赤ちゃんに贈る最初のプレゼントだといわれています。名付けについてあかほし会員さんにアンケートをとったところ、「妊活中から赤ちゃんの名前を考えている」という方が多いことがわかりました。
そこで、赤ちゃんの名付けでどんな名前が人気なのか、毎年年末に発表される明治安田生命発表の名前ランキングを元に、過去5年間のデータを振り返ります。今回は、2024年の人気名前ランキングをご紹介します。
※調査元:明治安田生命保険相互会社が生命保険加入者および既契約情報を対象に行った調査で、調査対象は2024年生まれの男の子7308人、女の子7017人。
関連記事→【赤ちゃんの名付け】どんな名前が人気だった?男の子・女の子の命名プレイバック〈2020年〉
2024年は、パリ五輪・新紙幣の話題のトピックも
2024年1月1日、新年を迎えた日に能登地方を襲った震度7の大震災。翌日には日航機・海保機の衝突事故と、衝撃的な幕開けを迎えたのが2024年でした。被災地の方々や事故の影響を受けた人々をはじめ、多くの人々が不安を抱えながら新年を迎えたことでしょう。
しかし、そんな中でも人々の心を支えてくれるようなニュースもありました。7月にはパリ五輪が開催され、日本は海外開催大会で過去最多となるメダル45個を獲得。メダル総数では世界6位という偉業を達成しました。
そして、20年ぶりに新紙幣の発行がスタート。1万円札には渋沢栄一、5千円札には津田梅子、千円札には北里柴三郎と各紙幣の肖像が一新し、日本を象徴する新アイコンが誕生しました。
明るいニュースに支えられながら、震災被害の復旧・復興を全国民が願い続けた2024年。そんな激動の年には、どのような名前が人気だったのでしょうか?
2024年生まれ〈男の子・女の子〉人気の名前

男の子・女の子別に、名前の表記ランキングをご紹介します!
〈男の子の名前〉人気の表記TOP10
1位:陽翔(40人)
太陽のような輝きやあたたかさと、空高く跳ぶ様を連想させる「陽翔」が7年ぶりに首位に返り咲き!不安とともに迎えた2024年、希望を強く持ってたくましく生きてほしいと願ったパパ・ママが多かったのかもしれません。
2位:凪(33人)
平穏や安らぎを感じさせる「凪」が、2024年には2位にランクイン。穏やかな自然を連想させる漢字に人気が集まりました。
3位:朝陽(31人)
前年15位からの躍進を見せたのは、「朝陽」。文字通り、朝の陽の光を表した名前で、燦々と煌めく優しくもパワフルな力を感じます。生命力に溢れ、活力に溢れた人生を歩んでほしいという願いが込められるようです。
4位:暖(29人)
「暖」は前年の2位に続き、2024年もTOP5入りを果たしました。1位、3位と同様、あたたかな印象を抱かせる名前が、2024年の名付けでは多くの支持を集めているようです。
5位:陽向(28人)
太陽の光に向かって前進するエネルギッシュな印象を抱かせる「陽向」が5位に!夢や希望に向かって突き進み、周囲も明るく照らし続ける子に、というパパ・ママの期待が託されているのかもしれません。
〈6位~10位〉
6位:碧(27人)
6位:律(27人)
6位:蓮(27人)
9位:颯真(26人)
10位:湊斗(24人)
10位:陽大(24人)
10位:颯(24人)
〈女の子の名前〉人気の表記TOP10
1位:紬(39人)
前年3位の「紬」が順位を伸ばし、1位に!「紬」の漢字には、物事の糸口を引き出すという意味もあり、先が見えない世の中でも懸命に生き抜く力強さをもって育ってほしい、そんな願いを込めることができます。
2位:翠(32人)
鳥のカワセミや、宝石の翡翠(ヒスイ)などのように、鮮やかな青緑色をイメージさせる「翠」。前年の9位から2位まで順位を上げました!可憐で美しく、新緑のようにフレッシュかつ穏やかな人に育っていってほしいという願いが伝わってきます。
3位:凛(29人)
すっかり名前ランキング上位の常連となった「凛」が、2024年にもTOP3入りを果たしました。キリッと力強さを感じる名前からは、激動の世も自分の軸や信念を持って生き抜いてほしいという願いが込められます。
4位:陽葵(28人)
こちらも上位常連の「陽葵」。ヒマワリの花言葉には、「あなただけを見つめる」「あなたを幸せにします」など、清らかな愛を表現したものもあります。周りを明るく照らし、幸せを与える存在に、というパパ・ママの願いが込められているのかもしれません。
5位:芽依(26人)
草花の芽生えを連想させる「芽依」が5位に。芽吹くという言葉から、生命の力強さや新たな命の誕生など、未来への希望を感じさせる名前です。
〈6位~10位〉
6位:葵(25人)
7位:心陽(23人)
7位:陽菜(23人)
9位:心晴(22人)
10位:結愛(21人)
〈男の子の名前〉人気の読み方TOP10
続いて、2024年生まれの赤ちゃんに人気だった名前の読み方をランキングでご紹介します!

1位:ハルト(138人)
2位:ミナト(113人)
3位:リク(93人)
4位:ハルキ(91人)
4位:ヒナタ(86人)
6位:ソウタ(81人)
7位:ソラ(80人)
8位:アオト(77人)
8位:ユイト(77人)
10位:アサヒ(76人)
不動の人気を誇る「ハルト」が2024年も1位を獲得し、16連覇を成し遂げました!続く「ミナト」も2年連続2位のワンツーフィニッシュ!この年も「リク」「ソラ」など、自然の豊かさをイメージさせる読み方が上位に入っています。また、表記ランキングと同様、「ヒナタ」「アサヒ」など、太陽の光を連想させる読み方も複数ランクインする結果となりました。
〈女の子の名前〉人気の読み方TOP10

1位:ツムギ(119人)
2位:エマ(105人)
3位:サナ(102人)
4位:コハル(83人)
5位:メイ(81人)
6位:アオイ(76人)
7位:スイ(73人)
8位:ミオ(67人)
9位:ヒマリ(64人)
10位:ユイ(63人)
前年1位の「エマ」と前年2位の「ツムギ」が順位が入れ替わる結果に。10位以内の半数以上が2音の読み方ですが、「ミオ」であれば「澪」「美桜」「未央」、ユイであれば「唯」「結衣」「柚衣」など、表記バリエーションが豊富な読み方が人気を集めたのがうかがえます。
2024年生まれの赤ちゃんを対象に、人気の名前ランキングを振り返りました。男の子部門では、太陽の光や自然の雄大さ、女の子部門では、人とのつながりや愛情深さを込めた名前をつけるパパ・ママが多かったようです。
〈名付け記事を読む〉
・【赤ちゃんの名付け】どんな名前が人気だった?男の子・女の子の命名プレイバック〈2020年〉
・【赤ちゃんの名付け】どんな名前が人気だった?男の子・女の子の命名プレイバック〈2021年〉
・【赤ちゃんの名付け】どんな名前が人気だった?男の子・女の子の命名プレイバック〈2022年〉
・【赤ちゃんの名付け】どんな名前が人気だった?男の子・女の子の命名プレイバック〈2023年〉
2020年から2024年まで過去5年間の名付けランキングを振り返りました。気になる名前は見つかりましたか?今から赤ちゃんの名付けを考えてみるのも、妊活中の新しい楽しみになるかもしれませんね。
まとめ/神田なり
〈この記事も読む〉
・【赤ちゃんの名付け】どんな名前が人気だった?男の子・女の子の命名プレイバック〈2020年〉
・赤ちゃんの名前は「おーい」ちゃん?女の子を出産!丸山桂里奈さん&本並健治さん/名付けはどうする?【独占インタビュー】
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