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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 体験談 〈仁科克基さんの男性妊活〉閉塞性無精子症の手術を経て、夫婦二人三脚で挑んだ不妊治療【中編】

〈仁科克基さんの男性妊活〉閉塞性無精子症の手術を経て、夫婦二人三脚で挑んだ不妊治療【中編】

仁科克基

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30代前半で、「精液中に精子がいない」という衝撃の事実を知った、俳優の仁科克基さん。「男性不妊」という現実と向き合うことになりました。

仁科さんの全3回に渡るインタビュー中編では、局所麻酔で臨んだ手術のリアル、男性不妊に対する仁科さんの想い、そして夫婦二人三脚での妊活の日々について、たっぷりお話いただきました。

前のインタビューを読む>>無精子症が判明!妻と母に背中を押されて手術を決意

局所麻酔で挑んだ手術。精子が採れた!

無精子症の判明から数年を経て、妻となる女性に背中を押されて決断したMicro-TESE手術。2022年5月、いよいよ手術当日がやってきました。僕の場合、手術は局所麻酔で行いました。局所麻酔なので、手術中は意識がしっかりある状態です。

「仁科さん、大丈夫です、精子いましたよ!」

意識があるからこそ、その場で精子の有無を自分の耳で確認できる。もし片方の睾丸を開いて精子が確認できなかった場合でも、すぐにその場で同意を得てもう片方の手術に入れる。これが、局所麻酔が推奨される理由なのだそうです。ただ、この局所麻酔の注射が本当に痛かった!

医師から精子があると聞いたとき、僕は、「いたんだ、よかった…!」と安心しながらも、心のなかでは「とにかく早く終わってくれ」と祈るような気持ちでしたね(笑)。

こうして、片側の睾丸から顕微授精をするために十分な精子を採取・凍結することができました。

手術は日帰りで、しばらく安静にしたのちに自宅に帰れます。とはいえ、数日はペンギンみたいに歩き方になっていましたし、後日、抜糸も必要。局部の違和感は1カ月ほど続いたように思います。

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