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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 体験談 〈仁科克基さんの男性妊活〉男性不妊を隠さずオープンに。“奇跡の経験”を伝えていきたい【後編】 2ページ目(3ページ中)

2ページ目(3ページ中) | 〈仁科克基さんの男性妊活〉男性不妊を隠さずオープンに。“奇跡の経験”を伝えていきたい【後編】

仁科克基

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男性不妊は「恥」でも「傷」でもない

今、日本の夫婦の5組に1組は不妊治療をしているといわれます。また、不妊の原因のうち約半分は、男性側にあるという調査結果もあります。けれど、まだまだ世間一般には「不妊=女性の問題」というイメージが根強いようにも感じます。

妊活や不妊治療に向き合っている人、子どもが欲しいと望む人たちに何かできることはないかと考えたとき、自分自身の経験を語ることが、そのひとつになるのではないか、と考えました。

妻は最初は反対しました。「自分で自分を傷つけなくてもいいんじゃない?」と。無精子症であることを公表することで、僕が好奇の目で見られたり、心ない言葉で傷つけられたりするのではないかと心配してくれたのです。

だけど、僕自身は閉塞性無精子症であることが傷だとは思っていないんです。恥ずかしいことでもないから、隠す必要はないと思いました。むしろ、僕のようなケースを知ることで、救われたり、行動につながったりする人が一人でもいるならば、オープンにしたいと感じたんです。

男性不妊は、恥でも傷でもない。それは、たまたまそういう体の仕組みだった、というだけのこと。

まずは、自分の体を知ることからがスタートです。そのうえで、どうすれば夫婦ふたりで乗り越えられるかを考えることのほうが、ずっと大切だと思います。

仁科克基
生まれたばかりの息子とエコー写真を見比べると…そのまんま!

仁科克基
息子にメロメロ。

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