【2025年】男の子の珍しい＆かぶらない名前！古風・かっこいい名付けアイデア

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名前は、両親から赤ちゃんへの初めての贈り物。子供が一生誇れるような素敵な名前を付けたいと考えるパパママも多いことでしょう。

人とかぶらず、親の愛や願いが込められた個性的な名前は、印象に残りやすいのはもちろんのこと、“自分らしさ”の形成にも深くかかわってくる大切な要素といえます。

また、「佐藤」さん「鈴木」さんなど、日本に多い苗字の場合は、特に人とかぶりにくい珍しい名前を付けたいと考えるケースも少なくありません。

この記事では、キラキラネームじゃない、でもちょっと珍しくてオリジナリティに富んだ、魅力的な名前案を集めてみました。お子さんの名付けのヒントにしてみてくださいね。

関連記事→【赤ちゃんの名付け】どんな名前が人気だった？男の子・女の子の命名プレイバック〈2024年〉

「翔」がつく名前がトップ！男の子の名前人気ランキング

まずは、今どんな名前が人気なのかを見てみましょう。明治安田生命が毎年発表している、生まれ年ごとの名前ランキング2024年版にてトレンドをチェック！

【1位】陽翔（はると）
【2位】凪（なぎ）
【3位】朝陽（あさひ）
【4位】暖（だん、はる）
【5位】陽向（ひなた）
【6位】碧（あお）
【6位】律（りつ）
【6位】蓮（れん）
【9位】颯真（そうま）
【10位】湊斗（みなと）
【10位】陽大（ひなた）
【10位】颯（はやて、そう）
【13位】陽（よう、はる）
【14位】琉生（るい）
【15位】蒼（あお、そう）
【15位】大和（やまと）
【15位】大翔（たいしょう、だいしょう）
【15位】湊（みなと）
【20位】悠真（ゆうま、ゆうしん）

地震や台風、猛暑や河川の氾濫など、自然災害の多かった2024年は、自然にちなんだ漢字、とりわけ空や海を連想させる漢字を使用した名前が多くランクイン。TOP10のうち、９つが該当しています。特に「陽」「凪」「颯」「暖」「碧」に人気が集中している傾向にあります。

「空」や「海」がつく名前からは、その情景や体験から「壮大で清々しい印象」「雄大さ」「包容力」などのイメージが感じられます。大きく、のびのびと育ってほしいという想いが込められているのかもしれませんね。

また、「翔」の字を使った名前は、2021年から４年連続でトップに輝いています。飛び立つ様やスケールの大きさを意味しており、近年、男の子の名付けにおいて圧倒的に人気の漢字です。

大谷翔平選手がアメリカン・リーグでMVPに選ばれたのも2021年ということで、その大活躍と、「翔」の字の人気が連動していると言っていいでしょう。大谷選手のように「世界に羽ばたいて活躍してほしい」という願いが見て取れますね。

「翔」は「斗」とともに「と」と読み、名前の最後に用いるケースも多いです。長年名前の最後には「～た（太、汰）」が多く用いられてきましたが、2020年頃から「～と（斗、翔）」で終わる名前に人気が変化しています。こちらも近年の流行のひとつといえるでしょう。

（参考）https://www.meijiyasuda.co.jp/enjoy/ranking/
※明治安田生命保険相互会社が2024年11月に保険加入者の子どもを対象に調査したもの（男の子7,308名）

珍しい＆かぶらない！男の子の「一文字の名前」

近年の名付けトレンドを踏まえつつ、ここからは他人とかぶりにくい、個性的な男の子の名前案をご紹介します。

男の子の「漢字一文字」の名前は、昔から人気。見た目がすっきり、まとまりがある、覚えやすい、漢字の意味やイメージが伝わりやすいなどの利点があります。最近の傾向としては、昔は名前にあまり使われなかった漢字が用いられるようになっていること。親の願いやイメージをよりダイレクトに表現しているのかもしれません。

そこで、字と読みが珍しい「一文字」の名前案をピックアップ。字の意味や込められる願い、イメージもあわせて紹介します。

確（あきら、かたし）…堅実でまじめな人に育つように
周（あまね、めぐる）…豊作、幸福や恩恵が広く行きわたる
在（あり、ある）…どこにいても自分らしく存在感を発揮してほしい
歩（ある、あゆむ、すすむ）…一歩一歩、夢へ進んでいってほしい
樹（いつき、たつき）…地に足を付け立派に大きく育つように
斎（いつき、とき、ひとし）…清い心で落ち着いた人間になってほしい
庵（いおり）…謙虚でつつましい人間であれ
凱（かい、がい）…芯が強く、栄光に満ちた人生になるよう
楽（がく）…人生を楽しんでほしい、音楽の道に進んでほしい
協（かのう）…協調性、助け合いを重んじる人に
莞（かん）…「莞然」は和やかで満ち足りている様子のこと
采（さい）…彩り豊かな人生を。幸運を選び取れるように
椎（しい）…椎の木のようにしっかり骨太なイメージ
式（しき）…礼儀を重んじる人に、ルールを守る人に
憧（しょう）…人気者になるように、外国でも馴染みやすい
青（じょう）…空や海のイメージ、外国でも馴染みやすい
調（しらべ、みつぎ）…整った精神であれ、音楽の道に進んでほしい
丞（すすむ）…困難な状況でも他社を助け、誠実で信頼される人に
然（ぜん、ねん）…あるがままに、のびのびと生きてほしい
逞（たくま）…健康でたくましく育ってほしい
能（ちから）…実行力、才能に富んだ人になるよう
天（てん）…神秘的なイメージ、広く寛大な人物であれ
朝（とき、はじめ）…爽やかな一日の始まりのイメージ
旬（とき、ひとし）…今を生き生きと輝けるように
然（ねん）…あるがままに自由に
寿（ひさし、としなが）…長生きや幸福を意味
舜（ひとし）…尊敬されるリーダーシップ、むくげの木のように力強く
纏（まとい、てん）…色々なものを吸収して力にし生きてほしい
稀（まれ）…たぐいまれな才能、個性、かけがえのない存在
岬（みさき）…広い視野で未来を切り開くよう
励（れい）…友と励まし合いながら成長してほしい

珍しい＆かぶらない！男の子の「二文字の名前」

元気でかっこいいイメージが主流だった男の子の名前も、最近では響きのいい二音や二文字で、おしゃれでかわいい名前が人気です。二文字の名前は、多くの名字にバランスよくなじみますよね。
珍しい響きの二文字の名前案を一覧にしてご紹介します。

愛瑠（あいる）…愛にあふれ、愛情深い人になってほしい
当瑠（あたる）…多くの人に愛され、宝石のように輝く人に
亜海（あつみ）…広く大きな海のようにあってほしい
旭冴（あさひ）…明るく元気で力強く知的なイメージ
綺世（あやせ）…世界で華やかに活躍してほしい
壱知（いち）…先頭に立つ知性、リーダーシップを発揮できる人物に
伊聡（いさと）…聡明で人に信頼さらえる人に育ってほしい
樹吹（いぶき）…生命力にあふれ、力強くまっすぐに成長するよう
櫻大（おうだい）…立派で華やかな力強い人に、春生まれ
橙瑚（とうご）…温かく周囲を照らし、幸福に恵まれるよう
凱雄（がいお）…文武両道で、強く栄光に満ちた人生になるように
快生（かいお）…喜びに満ちた人生を楽しく生きてほしい
開輝（かいき）…自分で道を切り開く、輝かしい人生に
該心（がいしん）…己の心のままにまっすぐ生きてほしい
海桜（かいおう）…海のように包容力のある人に、美しい人生を大切に
佳生（かお）…すぐれたものを生み出せるように
可能（かのう）…困難な状況でも夢をかなえられる人に
煌翔（きらと）…光り輝くように立派に自由に大きく成長する
慧河（けいが）…聡明でスケールの大きい人物に
考顕（こうけん）…思慮深い人に、賢いイメージ
康泉（こうせん）…ずっと健やかで丈夫に、清らかに満たされるよう
朝琥（さく）…朝の爽やかなイメージ、清く強くいてほしい、寅年生まれ
朔陽（さくはる）…初心を忘れずに、温かい心で明るく生きてほしい
翔遵（さねちか）…人のお手本になるような人物として羽ばたいて
紫雨（しう）…品があり個性にあふれ日々を楽しめるように、梅雨生まれ
慈音（じおん）…慈しみ深くあれ、人を和ませ心豊かであるように
聖科（せいか）…清らかな心の持ち主に、将来実を結んでほしい
空慈（そらじ）…空のように広い心で思いやりある人になってほしい
大琥（たいが）…魅力的な人物として将来大成してほしい、寅年生まれ
大森（たいしん）…大きくゆったりとしたイメージ
周楽（ちから）…幸せに楽しく、力強く生きてほしい
那留（なる）…末永く豊かで美しくいられるように、中性的
覇空（はく）…世界を股にかけ、上り詰めてほしい
飛雅（ひゅうが）…優雅で品位がある様子
彪雅（ひょうが）…虎のように力強く、上品で礼儀正しい子に育ってほしい
富寅（ふうと）…豊かさと力強さ、活力をイメージさせる
瑞風（みずか）…幸せを運ぶ新しい風が吹く情景をイメージ
光飛（みつひ）…栄光に向かって高く舞い上がってほしい
悠葉（ゆうは）…ゆったりと余裕があり、趣深いイメージ
唯宙（ゆひろ、たろう）…大きく育ってほしい願い
雷希（らいき）…エネルギッシュに夢を切り開く希望にあふれた人に
理士（りお）…しっかり者の男性に育ってほしい
悧京（りきょう）…賢く賢明な人物に
理聖（りひと）…人格の優れた理性のある大人になってほしい
龍雅（りゅうが）…天翔ける龍のように高い志をもって我が道を進んでほしい
凛虎（りんた）…威厳があり、前向きで力強いイメージ

珍しい＆かぶらない！男の子の「三文字の名前」

名字とのバランスを考えて、三文字の名前を検討しているパパママもいることでしょう。
三文字の名前は漢字のバリエーションが無限にあり、他人とかぶりにくい、個性的な名前にすることができます。人気の漢字や最近の名付けトレンドをもとに、オリジナリティにあふれた三文字の名前例をご紹介します。

伊佐緒（いさお）…勇ましく強い男性のイメージ
賀久斗（がくと）…クールでかっこいいイメージ
科図人（かずと）…知識を深め、目標を計画的に成し遂げられる人に
和那泰（かなた）…穏やかで豊か、平和な人生を送ってほしい
可武偉（かむい）…アイヌ語の神を意味する「カムイ」、自然の恵みを大切に
希理斗（きりと）…「希望」「理性」から
琥巴來（こはく）…琥珀のように綺麗で魅力的な人物になるように
佐紀斗（さきと）…他者を助け、筋道が通った人であれ
颯之輔（そうのすけ）…爽やかで活発な子に。和風なイメージも
泰衣良（たいら）…ゆったりとした穏やかで良い人になるよう
登希也（ときや）…希望に向かって進める人に
那由多（なゆた）…限りない可能性や、大きな将来への希望を込めて
七那斗（ななと）…北斗七星のイメージ、ラッキーなイメージ
直穂十（なほと）…稲穂がまっすぐに伸びてたくさん実っている様子
陽科瑠（ひかる）…周りを照らすような明るい心で、責任感のある人に
理貴也（りきや）…道理をわきまえ、人情に厚い人間になってほしい
竜羽輝（りゅうき）…希望に満ちた力強い印象
梨大郎（りんたろう）…梨の花言葉は「愛情」。愛情豊かな立派な男性に

「古風・和風」なイメージ男の子の個性的な名前

平成の「キラキラネーム」ブームの反動や、2019年の改元で話題になった「令和ネーム」などにより、和の趣がある古風なイメージの名前が引き続き人気です。大正時代を舞台にしたアニメ『鬼滅の刃』が空前の大ヒットを記録したことも影響しているかもしれません。どこか知的な雰囲気も感じられますね。

落ち着いた印象ながら、一度聞いたら忘れられない、古風・和風なレトロネーム案をご紹介しましょう。

安吾（あんご）…作家・坂口安吾と同名
色珀（いろは）…魅力的で輝かしい人物に
右京（うきょう）…古代日本の官職名
潮（うしお）…包容力があり、新しい流れを生み出す力を持てるよう
永臣（えいしん）…末永く、未来を導くような人になれるよう
海舟（かいしゅう）…幕末の政治家・勝海舟と同名
雅玖（がく）…上品で洗練された、品格のある人物に
景虎（かげとら）…武将・上杉謙信の幼名
夏那汰（かなた）…元気で輝かしいイメージ
清正（きよまさ）…武将・加藤清正と同名
久遠（くおん）…いついつまでも幸せであってほしい
薫平（くんぺい）…穏やかで周囲に良い影響を与えるような人物に
啓宗（けいしゅう）…道を切り開いていく
憲信（けんしん）…武将・上杉謙信と同じ読み中心的な存在に
左京（さきょう）…古代日本の官職名
左近（さこん）…武将・島左近と同名
晋作（しんさく）…幕末の武士・高杉晋作と同名
周桜（すおう）…桜の森が景色いっぱいに広がっている様子
早雲（そううん）…武将・北条早雲に由来
高虎（たかとら）…武将・藤堂高虎に由来
龍興（たつおき）…武将・斎藤龍興に由来
九十九（つくも）…長くものを使い続けると宿るとされる「九十九神」に由来
天晴（てんせい）…「あっぱれ」の字、晴れやかな人物に
七緒八（なおや）…縁起の良い漢数字の組み合わせ
稔慈（ねんじ）…世を人を慈しみ、実り多い人生に
治鷹（はるたか）…鷹のように勇猛果敢に、しっかり者に
晴信（はるのぶ）…武将・武田信玄の出家前の名
寿吉（ひさきち）…縁起の良い漢字の組み合わせ
飛雄馬（ひゅうま）…大きく飛翔するように、野球で強くなってほしい
福寿（ふくじゅ）…縁起の良い漢字の組み合わせ
富士雄（ふじお）…富士山のように雄大な男に
光成（みつなり）…武将・石田三成と同じ読み
八雲（やくも）…日本神話にも登場した言葉、作家・小泉八雲と同名
寧（やすし）…穏やかでゆったりとした人物になってほしい

かっこいい＆おしゃれ！外国風な男の子の珍しい名前

「国内外を問わず、世界で活躍できるよう」「将来外国でも不自由なく暮らせるよう」などの願いを込めて、英語圏など外国でも違和感のない名付けをするパパママも多くいます。日本以外でもなじみやすく発音しやすい名前なら、将来違和感なく世界へ羽ばたいていけるかもしれませんね。

しかし、響きを重視するあまり、漢字が特殊過ぎる読み方になってしまわないように注意しましょう。一歩間違うとキラキラネームと揶揄され、子どもが将来大変な思いをしてしまう可能性も…。やりすぎには気を付けて。

阿蘭（あらん）…「アラン」はフランス語で「元気」、ケルト語で「ハンサム」
衿斗（えりと）…フランス語「elite（エリート）」と同じ読み
海月（かいる）…「カイル」は英語圏では「ハンサム」の意。夏生まれにも
空芽（くうが）…ピューマの英名「クーガ」。活動的で元気な子に
彩艶（さいおん）…英語で「若枝」「有力者の後継者」の意味
志維真（しいま）…スペイン語で「頂点」の意
紫音（しおん）…「シオン」はエルサレムの歴史的地名
樹伸（じゅの）…木のようにぐんぐん伸びて大きくなってほしい
翔音（しょおん）…「ショーン＝神は恵み深い」から
斗亜（とあ）…北斗七星やアジア大陸など、壮大さを連想させる字
冬夢（とむ）…冬生まれの赤ちゃんにおすすめ
乃江琉（のえる）…フランス語「noel」クリスマスに由来。12月生まれに。
真珠宇（ましゅう）…まっすぐで美しい心をもって育ってほしい
吏杏（りあん）…協調性があり努力家に
羚央（れお）…「leo」獅子に由来。力強さやリーダーシップ、夏生まれも
玲音（れおん）…ギリシャ語で「ライオン」。気高さや勇敢さ

季節をイメージした男の子の珍しい名前

赤ちゃんが生まれた季節からイメージをふくらませる「シーズナルネーム」も根強い人気です。生まれ月の旧暦や暦、季節の植物、歳時記や俳句の季語などをベースに、さまざまな漢字を組み合わせてオリジナリティを出すことができます。

ここでは、季節を感じられ、かつおしゃれで個性的な名前をピックアップしてみました。名前が与える印象・イメージ、漢字の意味や由来も参考にしてみてください。

【春】

春は生命が芽吹き、新たなスタートを象徴する季節でもあります。花々をはじめとした春の植物や気候、自然をモチーフにした男の子の名前例です。春生まれの赤ちゃんにおすすめ！

優杏（うきょう）…春の季語「杏」。穏やかで思いやりのある人に
卯太朗（うたろう）…四月の異名「卯月」。「ほがらか」の「朗」を組み合わせて
燕清（えんしん）…春の訪れを告げる「燕」が、清らかな風が吹く空を飛ぶイメージ
桜志郎（おうしろう）…皆を惹きつける「桜」のように魅力的に、志をもって
桜亮（おうすけ）…桜に、「明るく照らす」意味の「亮」を組み合わせ
菫也（きんや）…すみれの花「菫」。謙虚さと誠実さをもち美しい心で
皐希（さつき）…五月の異名「皐月」から。中性的なイメージに
澄春（すばる）…すばるは星由来で「光り輝く」意、澄んだ空気の春の情景を重ねて
菜旺（なお）…春の花「菜の花」から。男子の名付けには珍しいセレクト
陽弥（はるや）…春の温かいお日様のような明るい未来がいつまでも続くように
藤都（ふじと）…春の花「藤」の優しくしなやかなイメージ、洗練された美しさ
桃彦（ももひこ）…桃は「多幸」「長寿」など縁起のいい字。
由卯（ゆう）…希望、自由のイメージ「由」と、卯月の「卯」
緑八（ろくや）…みずみずしい生命力や新しい始まりを表す「緑」と末広がりの「八」を

【夏】

夏は、明るい太陽や広い海など、エネルギッシュでパワーに満ちあふれたイメージ。一方で、梅雨や残暑といった趣も感じられる季節でもあります。夏の良さを感じられる、お気に入りの名前を見つけてください。

海旺（かいおう）…「旺」は盛ん、明るい意。心の広い、愛情深い子に育ってほしい
海雅（かいが、みま）…海のように大きな愛情を持ち、美しさや調和を大切にしてほしい
海匠（かいしょう）…広い心と、行動力をもって世の中に貢献してほしい
銀河（ぎんが）…七夕の天の川に由来。無限の可能性
蛍太郎（けいたろう）…暗闇で光を放つ蛍のように、個性を輝かせてほしい
虹周（こうしゅう）…可能性にあふれた明るい未来を願って
康湘（こうしょう）…爽やかで豊かな心を持つ人に育ってほしい
笹人（ささと）…七夕の笹に由来して。笹は長寿の象徴
獅生（しき）…ライオンのように力強く健やかに、しし座の赤ちゃんに
湊平（そうへい）テ…「湊」は近年人気の漢字。活気に満ちながらも平穏な人生を願って
太夏（たいか）…心身ともに大きくたくましく、明るく育ってほしい
凪哉（なぎや）…「哉」は「物事の始まり」の意。穏やかで平和な人生をスタートさせる
夏喜（なつき）…喜びに満ちた子。明るく幸福な意味の字の組み合わせ
海輝（ひろき）…輝く海のように、元気で活発に生きてほしい
海音（みのん）…すべてを包み込むようなやさしさを持ち、感性豊かに

【秋】

夏の厳しい暑さが和らぎ、心地よさと涼しさを感じる秋。「実りの秋」「読書の秋」「芸術の秋」など多様なイメージがあります。秋生まれの男の子には、農作物や自然、秋の名月など秋モチーフからくる名前案を参考にしてみて。

茅杜（かやと）…「茅」はイネ科、カヤツリグサ科の秋の植物
菊弥（きくや）…秋の花「菊」を使った風流な名前
季秋（きしゅう、すえあき）…旧暦の9月の異称、（昔は）秋の終わりごろ
桔佑（きすけ）…秋に花を咲かせる桔梗（ききょう）に由来
紅宗（こうしゅう）…紅葉をモチーフに趣ある名前
萩涼（しゅうすけ）…秋の七草「萩」と、涼しくなる秋の季節をイメージ
太月（たつき）…大きくまるい秋の名月を思わせる
月斗（つきと）…秋の夜空の美しさや力強さを感じさせる
長月（ながつき）…旧暦の9月の異称
稔慈（ねんじ）…実りに感謝し慈しむ、ゆたかな様
楓雅（ふうが）…秋の象徴である「楓」、上品な名前
椋馬（りょうま）…「椋鳥（むくどり）」「馬」はどちらも秋の季語
秋星（しゅうせい）…秋の夜空できらめく星々のように
秋晃（しゅうこう）…秋の晴天のように温かく、包容力のある人に

【冬】

澄んだ空気、白銀の雪景色、星が美しく見られる季節…冬のイメージから名付けられる、男の子の名前を紹介します。クリスマスや年末年始にまつわる、縁起のいいアイデアも。

亜柊（あしゅう）…困難な状況でも自分や皆を守れる強さをもつ
暁雪（あきゆき）…純粋・清らかな心で、希望をもって生きてほし
篤睦（あつちか、あつむ）…1月の旧称「睦月」。情に厚い意味の「篤」と組み合わせて
一朔（いっさ）…これから始まる新しい人生が、素晴らしいものになるように
橙叶（かなと）…「橙」は冬の果実。正月の縁起物
澄晴（きよはる）…「澄んだ冬の晴れ」を連想させる
銀之丞（ぎんのじょう）…銀世界をイメージ、粋で和風な印象も
玄師（げんし）…米津玄師と同名。「玄」は五行で冬・黒の意味。
清飛（さやと）…清らかで誠実に、飛躍してほしい
柊慶（しゅうけい）…厄除けの「柊」と縁起の良い「慶」、めでたいことが多く起こるように
鐘大（しょうた）…除夜の鐘、正月を思わせる
晶璃（しょうり）…清らかで美しい心を持ち続けてほしい
透晴（すばる）…冬の澄みきった晴れの日のイメージ。清々しい人生を歩んでほしい
清凪（せな）…穢れのない心で、穏やかに育ってほしい
椿冴（つばさ）…冬の花「椿」と知的さを表す「冴」。心身ともに強く賢い人に
龍聖（りゅうせい）…天翔ける龍のように力強く、高潔な心をもって
元日（もとはる）…元旦生まれにおすすめ
氷羽（ひう）…清らかな心で自由に羽ばたいてほしい
歩純（ほずみ）…純粋な心で一歩ずつ着実に成長してほしい
師光（もろみつ）…師走から。希望を与えるリーダー。平安時代の僧侶・西光の俗名
新春（よしはる）…縁起がいい。お正月生まれにおすすめ

愛情がこもった名前は、わが子への最高のプレゼント！

いかがでしたか？気に入った名前はありましたか？名前は、親から子どもへの人生最初の贈り物。その子ならではの個性的で素敵な名前を付けてあげたいですよね。

珍しい名前を付けるときは、オリジナリティを重視するあまり、キラキラネームになってしまうこともあるので注意が必要です。周りの人にも意見を聞いてみるなどして、将来子供に心から気に入ってもらえるよう、配慮も忘れないようにしましょう。

どうか素敵な名前が見つかりますように。

まとめ／小林みほ

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