夫婦逆転!?妊活熱高いアラフィフ夫 VS「こっそり飲みに出た」39歳妻 不妊検査と体外受精の結果を聞いてみた | 不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし(赤ちゃんが欲しい)
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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 体験談 夫婦逆転!?妊活熱高いアラフィフ夫 VS「こっそり飲みに出た」39歳妻 不妊検査と体外受精の結果を聞いてみた

夫婦逆転!?妊活熱高いアラフィフ夫 VS「こっそり飲みに出た」39歳妻 不妊検査と体外受精の結果を聞いてみた

2023/04/01 公開
2023/04/27 更新

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結婚が39歳。彼のほうが妊活熱高め、女性は仕事バリバリで「まぁ、できなかったらできなくても…」というのんびり系の、ちょっぴり珍しいご夫婦の妊活ストーリーをご紹介します。
流産をくり返し、42歳で着床前診断にたどりついたカップルの行く末に注目です。


E・Hさん(42歳)

妊活ヒストリー

39歳
結婚半年後に、夫婦で初めて検査を受ける。自己流タイミング5回

40歳
A病院で体外受精・顕微授精で10回移植するも、流産をくり返す

41歳
コロナ禍で10カ月間妊活をお休みする

42歳
Bクリニックで顕微授精。PGT-Aを受け、初移植で妊娠

卵のグレードも子宮内膜も良好なのに、着床後育ってくれない…

夫47歳、私が39歳での結婚だったこともあり、最初から赤ちゃんができたらいいねと話していました。
自己流でタイミングはとっていたものの、そのまま半年が経過。
その頃、夫から「一度病院で診てもらおう」と言われ、婦人科のかかりつけ医であるA病院に行くことにしたんです。

A病院は不妊治療に実績のあるドクターがいましたし、ある程度規模の大きな病院だったので、安心感もありました。
不妊検査の結果、夫婦ともに問題なし。
私のAMH値は実年齢より高く、夫の精子の運動率なども問題ありませんでした。ただ年齢のこともあり、時間的な余裕はないだろうと、人工授精はせずに、体外受精からトライすることにしました。

A病院では2回採卵しました。1回目の採卵では5個とれて、体外受精と顕微授精を併用し、3つが胚盤胞に。
けれど、1回目の移植では着床せず、2回目は8週の胎嚢確認後に流産。
3回目は着床しましたが、育ちませんでした。

2回目の採卵を経て、胚盤胞まで育ったのが7個。どの胚もグレードはAA、ABなどと良好でした。
それを1個1ずつ7回移植をくり返しましたが、いつも着床はして陽性反応までいくのに、育たない…。
移植前の子宮内膜も、毎回13~14ミリと十分な厚さがあったんですが、黄体ホルモンの値が下がり、流れるという結果に。

そのため、不育症の検査をはじめ、子宮内フローラ検査や、ERA検査といった、あらゆる検査を受けました。でも残念ながら原因は見つかりませんでした。

移植しても妊娠が継続できない。たくさん検査をしても原因がわからない。妊娠しない理由がわからなかったのは、とてもつらかったです。

Aクリニックで1回目に採卵したときにできた受精卵。
グレードはよく、子宮内膜も13~14mmあったのに育ちませんでした。

PGT-A(着床前胚染色体異数性検査)を検討するもコロナ禍で通院ストップ

すべての凍結卵の移植を終えた2019年末、ドクターから転院をすすめられました。

「今後、同じような治療をしても残念ながらうまくいかないかもしれない。もしかするとあなたはとても妊娠しやすい体質で、本来なら着床しない卵も着床してしまっている可能性があります。受精卵そのものを調べてみてはどうでしょうか?」
というアドバイスでした。

そこで、受精卵の染色体数を調べる「着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)」を受けられる病院への転院を決意。

2019年末時点ではA病院ではPGT-Aを受けられなかったため、Bクリニックへ転院することになったんです。
年が明けて2020年から、Bクリニックでの治療がスタート!のはずでしたが…ちょうど新型コロナウイルス感染症が流行りだしたこと、また、初診であるBクリニックへ行かなければいけないことがなんとなく嫌で、通うのがおっくうになってしまって…。

私はもともと仕事が大好きなタイプ。
フルタイムで働き、出張もこなし、毎日忙しく過ごしていました。ですから、妊活だけに気持ちが集中することがあまりなくて、「子どもができなくても…」という気持ちがどこかにあったんだと思います。

幸い、私の弟夫婦はすでに子どもに恵まれ、親には孫がいます。それで安心したということもありました。
私としても、甥っ子や姪っ子はすごくかわいいし、気楽ですし(笑)。
コロナ禍になって、「不妊治療は延期を検討」というニュースもあったので、無理して病院へ行かなくていいかも…と、治療は一時中断となりました。

夫婦逆転!? こっそり飲みに出かけた私…

どちらかというと私よりも夫は、妊活に熱心なタイプでした。
会社の近くの神社で子授け祈願もしていたようですし、私のために漢方薬局で大量の薬を買ってきたこともありました。夫が土鍋で煮出してくれ、飲んでみましたが、ものすごく臭くて(笑)。
「こんなの飲めないよ~(涙)」と私が言ったら、自分で飲んでいました(笑)。

引っ越した際にも、内装工事の人に「もしも子どもを授かったら、この部屋はいずれ子ども部屋に…」と話しているのを聞いて、「やっぱり彼は子どもが欲しいんだなぁ」と改めて感じました。

あるときは夫婦間でモメたことも…。タイミングをとりたかった週末、夫が昼間外出している間に、私がこっそり友だちと飲みにでて、夕方ほろ酔いで帰宅したことがあったんです。このときばかりは「あなたは真剣じゃない!」と、めちゃくちゃ怒られました。

2020年8月、弟夫婦に3番目の赤ちゃんが生まれ、会いに行ったんですね。
そのとき夫は赤ちゃんを抱っこして「子どもが欲しい!」とさらに強く思ったようです。ちょうどそのころ、2週間の休みがあったのですが、夫から「時間があるなら紹介してもらったBクリニックに行ってみない?」と誘われました。

そこで、ようやく私も「もう少し頑張ってみようかな…」と重い腰を上げることにしたんです。

※この記事の内容は個人の体験です。治療や薬の処方などに関しては必ず医師に相談してください。

次回、ついに「PGT-A検査」へ

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