治療しながら仕事は続けられる?やめるべき?仕事と妊活を両立するためのポイント【天使クリニック(クリニックドゥランジュ)】
働く女性に寄り添うクリニック「天使クリニック(クリニックドゥランジュ)」にお話を聞きました。
クリニックを選ぶ際は両立を応援してくれるような施設を
結婚後も共働きで生活する夫婦がふえている今、不妊治療も働きながら両立する人がふえています。保険適用になったとはいえ、不妊治療にはお金がかかりますし、無事妊娠・出産できても子育てにはもっとお金がかかりますから、できるだけ仕事は続けておきたいところです。
しかし、仕事をしながらの不妊治療は、タイミング法までは両立もしやすいですが、人工授精、体外受精へとステップアップするにつれて、病院へ行く回数がふえたり、パートナーの採精も必要になるため、時間のやりくりがむずかしくなっていくかもしれません。
たとえば人工授精では排卵日に精子を注入するため、生理周期が不規則な人は、排卵日を特定するために通院する回数がふえてしまいます。卵の育ち具合によっては予定が変わりますから、急な早退や遅刻、休みなどがふえて、職場にいづらくなってしまう……ということも。
体外受精では採卵や移植などでさらに通院回数がふえますから、スケジュール調整がむずかしくなるでしょう。一方で、仕事をすることによって不妊治療だけに専念せずにすむので、ストレス解消になるケースもあります。
自分の体と相談しながら、仕事と妊活を両立する方法を考えてみましょう。
仕事と妊活、両立するためのポイント
①クリニック選びはアクセス、診療時間、休みをチェック
仕事が始まる前や仕事終わりに通院しやすいように、早朝や夜間の診療を行う施設がふえています。また土日の診療を行っているところもありますから、確認を。さらにアクセスのよさもポイントで、自宅からも会社からも通いやすい施設を選びましょう。たとえ評判のよいクリニックでも、会社や自宅から遠かったり、診察時間が短かったりすると、通院し続けることがむずかしくなってしまいます。
②治療方針について相談する
最近は「仕事をしながら通院できる」ことを掲げて、妊活と仕事との両立を応援するクリニックがふえています。ホームページなどに掲載されていますから、一度チェックしてみましょう。不妊治療にはさまざまな方法がありますから、仕事をしながら治療したいことを伝えれば、それに合わせた治療方針をたててくれるクリニックもあります。幅広い選択肢のなかから、自分のスケジュールにも体にもあう治療法を、医師と相談しながら決めましょう。
③職場の理解を得る
ここ数年で不妊治療に関する理解も進み、厚生労働省でも企業における不妊治療と仕事との両立を支援する取り組みを推進しています。不妊治療のための休暇制度を設ける企業もふえてきましたが、不妊治療をしていることを会社に言いづらい環境の企業もまだまだ多く存在するのも事実です。
ストレスなく治療を続けるためには、職場に伝えて急な休みや遅刻がふえることを理解してもらうのがベスト。可能ならば上司などに相談して、治療と両立しやすい環境にしていきましょう。
ライフプランに合わせた未媒性卵(卵子)凍結や、柔軟な診療時間・治療で働く女性を応援
痛みの少ない無麻酔採卵と365日体制の治療で仕事と治療の両立をサポート!
表参道から徒歩5分という通いやすい立地にある「天使クリニック」では、「治療とお仕事の両立が難しい」という患者様の声から、年中無休、昼休み無しで診察を行っています。
また、なるべく仕事を休みたくない、仕事前に妊活をできたら…という患者様の声から、、今年の6月より一般再診診療の方のみ、営業時間を『平日朝7時〜』に変更しました。
更なる改善として、採血後外出希望の方は外出もできるようになりました。基本的には採血後は1時間ほど結果をお待ちいただきますが、この1時間さえも無駄にしたくない、というお忙しい患者様もいらっしゃいます。患者様のご状況、検査結果やこれまでの治療歴、妊活期間、月経周期や排卵時期などを総合し、患者様の体に合わせて、貴重なタイミングを逃さず治療を行うことを大切に考えているためです。不妊治療歴20年の院長がほとんどの患者様の診療にあたります。
クリニック名・ロゴが新しくなりました。
「全国でもトップクラスの経験数を持った培養士が在籍し、クオリティの高い医療を安定して提供しています。スタッフ全員、患者様の疑問をその日のうちに解決できるよう努め、納得した上で治療を受けていただけるよう心がけております。」と院長の末吉先生。
豊富な知識と経験を持った培養士が、責任をもって患者様の卵子・精子・受精卵をお預かりしています。
妊娠ではなく出産がゴール治療の最終目的は出産まで導くこと
「当院では、胚盤胞まで育たない場合でも体外受精を諦めることなく、初期胚の移植でも胚盤胞の移植と変わらない成功率をあげています。卵管に問題なければ妊娠のチャンスが十分開かれます。
また、加齢による卵巣機能の低下が原因で妊娠しにくくなり、流産や染色体異常発生率が高くなります。これは卵巣に古い卵子 (遺残卵胞)が残り、排卵して妊娠してしまうからです。その場合当院では、事前に遺残卵胞を無くす治療をしてから体外受精を行うことで、本来その月に排卵すべき良好な卵子を確保します。」
最善の治療体制を取るため、年末年始やお盆期間なども休まず年中無休で診察しています。
「不妊治療の最終目的は流産することなく無事出産をすること。患者様一人ひとりに合わせて最善の提案をいたします。また、当院では高い技術力で麻酔を一切使用しない無麻酔採卵法を採用。 採卵は細い針を使用するので、痛みが少なく身体的負担を軽減でき、採卵後そのままお仕事に行くことも可能です。」
今はキャリアを積み、落ち着いたら産みたいというかたのために未婚のかたには卵子凍結も行っております。働く女性のライフプランに寄り添ったクリニックです。
白とピンクを基調としたクリニック。
監修
天使クリニック(クリニックドゥランジュ)
院長 末吉 智博 先生
1993年 千葉大学医学部卒業、1995年千葉大学医学部産科婦人科学教室に入局。2002年日本産科婦人科学会認定専門医取得。2003年加藤レディスクリニック勤務開始。新橋夢クリニック副院長、Shinjuku ART clinicなどでの勤務を経て、2014年 天使クリニック (クリニック ドゥ ランジュ)開業。
住所
東京都港区北青山3-3-13 共和五番館6階
アクセス:東京メトロ千代田線・半蔵門線・銀座線「表参道駅」より徒歩5分
電話番号
03-5413-8067
時間
月~金/7:00~17:00
土・日・祝/9:00~17:00
※年中無休
完全予約制です。
木曜は代診(女性医師)による診察となります。
URL
https://www.c-ange.jp/
ネット予約は2回目以降の来院のかたが対象となります。
関連タグ
『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』は、主婦の友社が運営する妊活・不妊治療のお悩み解決メディア。ドクターや専門家監修の信頼コンテンツを中心に「妊娠したい」を全力サポートします。全国のクリニックや施設の検索もラクラク。
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