第1子は自然妊娠でした。だけど、2人目がなかなか授からないです。原因として考えられるのは?【妊活のギモン&不安】 | 不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし(赤ちゃんが欲しい)
MENU
不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 基礎知識 第1子は自然妊娠でした。だけど、2人目がなかなか授からないです。原因として考えられるのは?【妊活のギモン&不安】

第1子は自然妊娠でした。だけど、2人目がなかなか授からないです。原因として考えられるのは?【妊活のギモン&不安】

2024/03/26 公開

画像ギャラリー

多くの夫婦が抱える「赤ちゃんができない」という悩み。赤ちゃんを希望する年齢が高くなっていることもあり、不妊に悩む夫婦は増加傾向にあります。しかし、不妊治療には時間的なリミットがあるのも事実です。

まずは自分たちの状況をよく知ることを意識してみませんか?妊活、不妊治療に関する読者さんからのギモンをドクターに聞いてみました。答えてくれたのは、山下レディースクリニックの院長・山下正紀先生です。

2人目がなかなか授からない原因は?

質問者データ
36歳/夫の年齢40代
妊活歴2年
既往歴:なし

第1子を5年前に自然妊娠して、出産しました。2人目を希望しているので、妊活をしていますが、なかなか授かりません。原因として考えられるのはどんなことでしょうか?

関連記事→【安めぐみさん】41歳で2人目を妊娠「新しい命を授かるのは簡単なことじゃないんだなって…」

【ドクター回答】2人目ができないのは年齢的な要素が大きいかもしれません

前回の妊娠から5年たっていることが、2人目を妊娠しにくい要因ではないでしょうか。

1人目が自然妊娠だったからといって、次も自然妊娠できる保証はありません。1人目のときにも妊娠しにくい要因はあったけれど、ラッキーで自然妊娠できたために、リスクがあることに気づいていない可能性もあります。

30代後半となると、いつかはできるだろうと、あまりのんびりしている時間はありません。妊娠しないと思った時点で、受診を考えましょう。1人目のときに通院していた産婦人科で相談されるのもいいのですが、できれば不妊専門のクリニックを受診して、卵巣機能が低下していないか、きちんと排卵できているか、卵管がきちんと通っているかなどをチェックしましょう。

男性も年齢が上がることで、精子の状態が以前とは変わっている可能性があります。早めに精液検査を受けることをおすすめします。

検査でとくに大きな問題が見つからなければ、一般的な方針としては、飲み薬の排卵誘発剤を使用してのタイミング法を3回程度行い、その後は状況により、人工授精ないしARTへのステップアップを考えるのがよさそうです。

なお、2人目のお子さんを望まれる場合も、初診は1人目の場合と同じで、受診は月経周期のいつでもさしつかえありません。

相談者はお子さんが5歳とのことですから、問題はありませんが、妊娠するためには排卵が回復していることが必要です。1人目のお子さんの授乳中で、月経が回復していないような場合は、薬も使えず、不妊治療は望ましいことではありません。

その場合はまずは育児に専念して、2人目の治療は断乳ないしは卒乳してから開始しましょう。

もっとくわしく【2人目不妊】→原因は?妊活いつからはじめる?始め方は?


『最新!不妊治療ナビ』
Kindle unlimited で読む

妊娠の仕組みや、治療の進め方、各ステップの基本知識のほかにも、主治医に聞けなかった、誰に聞いていいのかわからない、そんなギモンや不安にも山下先生がお答え!

\\あかほし会員ならプレゼント!//


あかほし会員には最新号を1人1冊お届けします!
新規会員登録、アンケートより住所を登録ください。登録いただいた住所にお送りします。
※お送りのスケジュールはこちらを確認ください


※認証コードのメールが届かない場合、「迷惑フォルダ」「削除フォルダ」「スパムフォルダ」等に自動的に振り分けられてしまうことがありますので、ご確認ください。

ログイン後、アンケートより送付先の住所登録をお忘れなく!

【注目記事】

2人目不妊は1人目帝王切開のせい?ウワサの真相をドクターに聞いてみました

産後72kgまで太ってしまった…!モデル・七菜香さんが2人目を妊娠するまで

関連タグ

監修
監修

山下レディースクリニック院長。
1980年奈良県立医科大学を卒業し、京都大学産婦人科に入局。舞鶴市民病院産婦人科医長に着任。86年オーストラリア・アデレード大学で体外受精の基礎から研鑚を積む。90年神戸中央市民病院に着任。産婦人科医長、体外受精チーフとして数多くの患者さんの治療にあたる。97年神戸三宮に山下レディースクリニックを開設。これまでに約10,000 人の妊娠をサポート。著書『最新! 不妊治療ナビ』(主婦の友社)が好評。日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医。日本生殖医学会認定生殖医療専門医。

Twitter LINE
人気記事ランキング
  • 24時間
  • 月間
閉じる