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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 基礎知識コラム 知っておきたい【妊娠とたばこ】の話。今すぐやめるべきワケとは?<有名ドクターに聞きました>

知っておきたい【妊娠とたばこ】の話。今すぐやめるべきワケとは?<有名ドクターに聞きました>

2024/10/15 公開

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妊娠について、正しい知識をもつことも「プレコンセプションケア」のひとつです。今回は妊娠と喫煙の関係について、加藤レディスクリニック 院長 加藤恵一先生に教えてもらいました。喫煙による影響を正しく知っておきましょう。

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妊娠と喫煙の関係

妊娠能力の低下、流産・早産のリスクも

喫煙によって卵巣機能が悪化することがわかっています。喫煙により閉経年齢が早まる、喫煙者は喫煙しない女性とくらべて7割しか妊娠能力がない、との報告もあります。

また、喫煙者では妊娠してからも流産や早産が増加すること、胎盤の異常が起こりやすいことが知られています。結果的に胎児の発育が低下し、先天奇形(心臓や唇)がふえることもわかっています。さらに、出産後の乳幼児の突然死とも関連しています。

加藤レディスクリニックの治療は、たばこを吸っていないことを前提にし、喫煙者への禁忌薬(使うことが禁じられている薬)も使用します。不妊治療をするのなら、たばこは絶対やめてください。

また、家族に喫煙者がいると、本人が吸っていなくても、いろいろなリスクがあるといわれています。

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体外受精・不妊治療専門クリニック加藤レディスクリニック監修
『KLCメソッド入門 心と体にやさしい不妊治療』


累積出生児数は6万人以上、日本トップの治療件数実績を誇り、妊娠をめざす女性の「最後の砦」と呼ばれる東京都新宿区にある加藤レディスクリニック“KLC”。
KLCメソッドは「自然周期・低刺激周期治療」。排卵誘発剤の使用をかぎりなく減らし、排卵される1個の卵を大事に。赤ちゃんをはぐくむ体である母体を大切に治療が進められています。そんな加藤レディスクリニックのすべてがつまった1冊です。

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監修
監修

金沢大学医学部卒業。国立金沢病院、国立病院東京災害医療センター、New Hope Fertility Centerを経て、2007年より加藤レディスクリニック勤務。2013年院長に就任。できるだけ自然に近い形での妊娠をめざす「自然・低刺激周期」の体外受精を実践している。日本受精着床学会理事。

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