【妊娠超初期】「眠いだるい」「胸が張る」は妊娠サイン!?100人アンケートから症状と体験談を一挙公開!
受精卵が着床し妊娠が成立すると、女性のボディは赤ちゃんを育てるための身体へと急激に変化します。
そのひとつが、女性ホルモンの分泌。ホルモンバランスの変化によって、まだ妊娠検査薬でも結果が出ない妊娠超初期でも、体に何らかの症状が出たり、変化を感じたりして、「あれ…?もしかして妊娠してる…?」と妊娠に気づくというケースも少なくありません。
そこで今回は、先輩ママたちが感じた妊娠超初期の症状や体調の変化についてアンケートを実施しました。
どんな症状が多かったのか、また、リアルな体験談をさっそくみていきましょう。
妊娠超初期の症状っていつから現れるの?
妊娠は、最終月経の初日を0週0日として計算します。妊娠2週で排卵が起き、卵子と精子が出会ってめでたく受精したら、妊娠3週で着床し妊娠が成立します。
妊娠が成立すると、女性ホルモンが大量に分泌され始めます。そのため、早ければ妊娠3週頃から症状や体の変化に気づく人もいるでしょう。
しかし、どのような症状が出るか、そもそも症状が現れるかどうかは人それぞれで個人差があります。症状が出なかったり、アンケート結果にない症状が出たりすることも。自己判断はせず、妊娠判定は婦人科・産婦人科医にゆだねましょう。
妊娠超初期の症状や体調の変化についてのアンケート
今回は、妊活メディア『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』の読者112人に妊娠がわかった際に感じた症状や体調の変化について、アンケートを実施しました。症状や変化は人によって実にさまざま。そのため複数回答としております。
妊娠超初期に、「特に体の変化はなかった」と答えた人は、112人中8人でした。
まだ妊娠検査薬でも判断できないうちから、ほとんどの人が何らかの身体の変化を感じたことになります。
【アンケートより】妊娠超初期の症状をランキング形式で紹介
続いては、みなさんが感じた妊娠超初期の症状について、ランキング形式でみていきましょう。
第1位「眠い・だるさ」
妊娠が成立すると、さまざまな女性ホルモンが分泌されますが、その影響で眠気やだるさを感じることがあります。
今回のアンケートでも、一番多く現れた症状でした。
発熱やのどの腫れはなく、しっかり睡眠をとっているのに、眠気やだるさを感じるときは、しっかり体を休めて無理をしないことがたいせつです。
第2位「吐き気・ムカムカ」
ホルモンバランスの変化により、胃腸の働きが弱くなって吐き気や胃痛を感じることがあります。
つわりのような症状なので、吐き気やムカムカがそのまま継続してつわりだと感じる人もいるようです。一般的には、8~10週をピークにつわりは収まることが多いですが、個人差が大きいため、つらいときは病院に相談しましょう。
第3位「基礎体温の変化・微熱」
基礎体温は、生理が始まってから2週間程度は基礎体温が下がる低温相、排卵ごろからの2週間程度は基礎体温が高い高温相の二相を一定のサイクルで繰り返します。
妊娠すると体温を上げる黄体ホルモンの働きで高温相が続くため、基礎体温を記録している人は、妊娠の可能性に気づくことが多いようです。高温相の体温は、37度に近い人も多く、かぜを引いたときのように身体の熱っぽさやほてりを感じることもあります。
第4位「乳房や胸の変化」
妊娠し、女性ホルモンが増えると、母乳を出す準備を始めるため、乳腺や乳管などが発達して乳房や胸の変化を感じやすくなります。
生理前にもよく現れる症状ですが、生理予定日を過ぎても張りや痛みがあるなら、妊娠の可能性も。
第5位「メンタル面の不調」
ホルモンバランスの変化によって、落ち込んだり、イライラしたり、メンタル面の不調はよくある症状のひとつです。
女性ホルモンは、妊娠中の身体になくてはならない重要なホルモンですが、情緒不安定や不安感を増大させることもあります。
深呼吸をして気持ちを落ち着かせる、散歩や買い物など自分なりのリラックス方法を見つけるなど、気分転換できるといいですね。
第6位「おりものの量や色の変化」
いつもはおりものが少ないのに量が増えた、乳白色や白っぽい色に変化する、サラサラと水っぽくなる、などおりものの変化から妊娠に気づいた人もいます。
個人差はありますが、いつものおりものの状態と違う場合は、妊娠の可能性もが。量が増えた場合には、こまめにおりものシートを変えるなど、なるべく清潔に保つように心がけましょう。
第7位「着床時の出血」
生理予定日の前後に少量の出血があった場合には、着床出血の可能性があります。受精卵が子宮内に着床するときに起こる場合があり、生理よりも少量で期間も1~3日と短いのが特徴です。
生理かと思ったけど、量が少なく短期間で終わったというときには、着床出血の可能性が高いかもしれませんね。
ただ、下腹部痛を伴う、血液に塊があるなどの場合は、早めに婦人科・産婦人科を受診しましょう。
第8位「特になし」
妊娠してもつわりを感じる人と感じない人がいるように、妊娠超初期の症状も一切なかったという人もいます。まさに、人それぞれですね。
第9位「便秘」
妊娠によって女性ホルモンが増加すると腸の運動を低下させ、さらに子宮が大きくなるにつれて腸を圧迫することも影響して、便秘になる人も。
便秘でも薬を飲むことはできないので、海藻やバナナなどの食物繊維を積極的に摂取するなど、対策をとりましょう。
第10位「胸、口、耳など体の違和感」
乳輪が黒ずんだり、味覚が変わったり、耳が聞こえにくくなったり、普段との違和感から妊娠に気づいたという人も多数いました。
その他少数意見
「頭痛」
黄体ホルモンの働きのひとつである血管拡張作用やホルモンバランスの変化から、こめかみあたりが痛む片頭痛が出る場合も。
頭痛薬には頼らず、横になってゆっくり休みましょう。
「腰痛」
妊娠すると、分娩に向けて骨盤まわりの関節や靭帯が少しずつ緩くなっていきます。そのため、骨盤が不安定になって腰痛を引き起こすこともあります。
「腹痛、下痢、おならが出やすくなる」
便秘と同様、腸の動きが悪くなることが原因で起こります。下痢が続いたり、おなかの張りやシクシクとした鈍痛を感じたりする人もいるようです。
「肌荒れ」
ホルモンバランスの乱れから、肌荒れやニキビ、かゆみなど肌トラブルが出る人も。
妊娠超初期の体調の変化に気づいた先輩ママの体験談
ここからは、先輩ママが妊娠超初期に感じた症状や体調の変化について、エピソードご紹介します。
症状は人それぞれ…と言っても、やはり先輩たちの体験談は気になるもの。「もしかして、この症状は妊娠の初期症状なの?」と気になる方は、参考にしてみてくださいね。
●眠い・だるさ
「もともと寝るのは大好きだったんですけど、気がつくとやたら眠気や身体のだるさを感じる日が続くようになっていました。
春だからかなーと思いながらも、仕事や運転中は気を紛らわせようとガムをかんだり、歌を歌ったりしてなんとかやり過ごす日々でした。
家にいるときもやる気が起きなくて横になることが増えたから、ちょっと不安に感じたけど、そういえば、生理が遅れてるかも…って気づいて妊娠検査薬を買ってきたら陽性反応が!
眠気とだるさは、妊娠したからだったのかと思ったら、安心しました。病院に行ってからは、眠いときは無理せず横になったり休憩したり、自分の身体と向き合いながら過ごしましたよ」(妊娠当時27歳/事務員)
●吐き気・ムカムカ
「ムカムカしたり吐き気を感じたり、なんだか胃の調子が悪いなと感じるようになりました。仕事が忙しい時期だったので、身体が疲れているのかと休日にゆっくり休んだのに、胃の不調は治らず…。
おかしいなと思っていたところ、会社で妊娠の可能性はないの?と言われて妊娠が判明。妊娠によって身体がこんなに変化するなんて思ってもいなくて、驚きました」(妊娠当時24歳/飲食店)
「匂いに敏感になり、調理中や料理の匂いを嗅いだだけで吐き気が!食欲も落ちて食事がとれない日が多々ありました。明らかに体調が悪かったのでかぜかなと思ったけど、他にかぜっぽい症状がなかったので、ネットで調べてみると妊娠超初期の症状にぴったり当てはまる!わたしの身体もけっこう繊細にできているんだなと実感しました」(妊娠当時37歳/専業主婦)
●基礎体温の変化・微熱
「1年くらい基礎体温をつけていて、生理が来ると体温が下がり、排卵したころに体温が上がるような二相を一定のサイクルで繰り返していたので、そろそろ排卵かなというころにタイミングを取って妊活をしていました。
毎回、2週間ほど高温期が続くと体温が下がって、その日か次の日くらいに生理になるっていうのがわたしの周期だったんですけど、妊娠したときは、2週間たっても体温が下がらない!
もしかして…でも違ったらショックだな…と思いながら、どうか高温でありますように祈りながら、毎朝体温を測っていました。
生理予定日を3~4日過ぎたころ、これはやっぱり妊娠してるのかな…と思って、妊娠検査薬をしてみたら見事、陽性でした!うれしくてすぐに夫に報告し、病院へ行きました!」(妊娠当時34歳/IT関係)
●乳房や胸の変化
「生理前になると胸が張ることはよくあったので、今回も生理前だからだろうと思っていました。
でも、いつもの胸の張りとはなんだか違う気がする…何が違うかはうまく説明できないけど、違和感があったんです。なんとなく、赤ちゃんができたのかなって。妊娠検査薬で陽性反応が出たときは、うれしさと同時に、女性の身体の神秘さに感動しました!」(妊娠当時29歳/公務員)
●メンタル面の不調
「わたしの場合、理由もなく悲しくなったり、イライラしたり、突然泣いたりするようになって、夫に心配されていました(笑)
自分でもコントロールできなくて、気持ちが敏感に。ちょっとしたことで涙が出たり、夫に当たったり。その後、妊娠していることが発覚!夫も、妊娠したからメンタルが不安定になってたんだねって納得したようでした。
妊娠中もブルーになりかけたけど、妊娠超初期に自分はホルモンバランスでメンタルが不調になりやすいのかもってわかっていたから、夫にも協力してもらってリラックスすることを心がけながら妊娠・出産を乗り越えました!」(妊娠当時26歳/ショップ店員)
●着床時の出血
「あと2~3日で生理予定日って時に、少量の出血と軽い下腹部痛がありました。
今回は早めに生理が来たのかなと思ったけど、すぐに出血は止まってそのまま生理は来ず。高温期が続いて、寝つきも悪くなって、もしかしてあの出血は着床出血だったのかも…と思って妊娠検査薬を試したら、陽性反応が!その後、受診して妊娠が確定しました」(妊娠当時30歳/助産師)
まとめ
たとえば生理前は、ちょっとした体調の変化にも敏感になってしまいますよね。妊娠超初期の症状も、ほんとうに人それぞれ。今回紹介した症状や体験談もほんの一例に過ぎません。
最初の妊娠時は身体に違和感があったけれど、2回目の妊娠では特に何も感じなかったという人や、根拠はないけれどなんとなく「赤ちゃんができたかも」と感じたという人もいました。
赤ちゃんがやってきたくれたことを伝えるうれしいサインですが、妊娠判定は婦人科・産婦人科の医師が行います。この記事で紹介した症状がある、妊娠検査薬で陽性反応が出た場合も、自己判断は禁物です。必ず、婦人科または産婦人科を受診しましょう。
※この記事で紹介した内容はすべて個人の体験です。治療や薬の処方などに関しては必ず医師に相談してください。
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