【妊活と仕事の両立】妊活退職からの妊娠・復職まで…。仕事を辞めた私の場合のメリット・デメリット
私(みほこ:34歳)は、妊活を機に、働き方を見直したひとりです。妊活当初は、エステやメイクをお客様に提供するトータルビューティサロンで働いていました。美容師ではありませんが、美容が専門のいわゆる技術職です。
大学卒業後、美容専門学校に入り直し2年間学んだ上で就職した思い入れのある仕事だったため、妊活スタートから半年はなんとか両立を図っていました。
しかし、忙しさから生理は来なくなり、妊活は一向に進まず…。年齢などを考慮したときに、「今は妊活を優先しよう」と退職を決意。夫(47歳)の転勤も重なり、その後2年間は妊活中心の生活を送りました。
そこでこの記事では、仕事を辞めたことで感じたメリットとデメリットを中心に、妊活と仕事の私なりの向き合い方について紹介していきます。妊活と仕事のバランスについて、迷っているかたの参考になれば嬉しいです。
生理がこなくなった…仕事が原因!?
簡単に2年半の妊活の流れと私の仕事についてまとめておきます。
まずは、妊活について。
私たち夫婦が妊活をはじめたきっかけは、ブライダルチェックで判明した夫の「乏精子症」で、私が29歳、夫が42歳のときです。精子数が極端に少ないため、自然妊娠は難しいとのこと。2年半の中で人工授精7回、顕微授精2回を経験しました。
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この間、仕事は次のように変化しています。

5年間勤めた美容サロンを退職したのは、29歳のとき。
辞めたきっかけでとくに大きかったのは「生理が来なかったこと」でした。医師から「次の生理が来たら人工授精をはじめてみましょう」といわれた翌月も、翌々月も生理は来ず…。3ヶ月間待ち続けやっと来るという状況に、危機感を抱きはじめたのです。
また、医師から35歳を超えると妊孕率が下がりやすいという指摘を受けたことも大きな転機でした。自分の力では年齢や体の変化を止められないため、「今何を優先すべきか」を考えたときに、妊活なのだろうなという思いに至ったのです。
このタイミングで夫の転勤が決まったことも後押しとなり、30歳を迎える年には妊活を中心とした生活に切り替えていきました。その頃の生活スタイルについては後述していきます。
その後、31歳のときに行った2回目の顕微授精で妊娠。出産を経て、32歳からはご縁のあった企業でWebライターの仕事をしています。
【妊活と仕事】仕事を辞めてよかったこと・メリット
仕事との両立を模索していた半年間は、スケジュールの変更を頻繁に行わなければならないことや妊活を優先できない状況に、ストレスを募らせていました。そのため、妊活を優先しはじめたときには次のようなメリットを感じたのです。
妊活優先のスケジュールが組みやすい
まず感じたのは、スケジュールの組みやすさです。医師からの「明日来れますか?」という急な来院指示に、何のためらいもなく「大丈夫です」とこたえられるのは、この生活スタイルのメリットだと感じました。
仕事をしていると、口では「大丈夫です」といいながらも、頭の中では「このあと〇〇さんと▲▲さんに連絡して、■■さんにも連絡しないといけないか…」と考えていることもしょっちゅうでした。自分ひとりだけでは決められないことも多かったため、この身軽さはストレスをだいぶ軽減してくれました。
仕事上のストレスがなくなる
私は多嚢胞性卵巣症候群という体質も相まって、生理不順です。
とくにストレスが溜まるとすぐに生理が止まるのですが、働き方を変えてからはその症状も軽くなりました。
もっと上手くストレス発散できればよいのですが、日々のストレスをわりと溜めこむほう。店舗管理者をしていたこともあり、当時は自分のことよりもお店のことが優先でした。ただ、あるとき私の働き方を見かねた上司に「自分の人生も大切にするように」と諭されたことがあります。
その上司も子どものことではいろいろと悩んだ経験のある方だったので、何かを感じていたのでしょう。
サロンを辞めたことで、仕事の悩みがなくなるというのは寂しい気持ちもありましたが、妊活中の心身にとってはメリットも大きかったなと感じています。
自分の体を労われる
仕事をしているときは、多少負担が大きくても何とかして日々の業務を終わらせていました。達成感はありますが、疲労はつきものです。そんな生活も退職してからは一転し、心身ともに余裕のある時間が増えました。
また、ちょうど仕事を辞めてすぐにぎっくり腰を発症…。
人生ではじめての出来事でしたが、どうやら長年の無理な体勢がたたったようでした。仕事をしていたら、治療院に行ってテーピングをしてでもお客様の施術に入っていましたが、治すことにだけに専念できたことはありがたかったです。
【妊活と仕事】後悔や不安も…!仕事を辞めて感じたデメリット
仕事を辞めたことで得られたメリットはありましたが、もちろんデメリットも…。
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