自然に妊娠してママになりたいけど年齢に不安が…。焦りで頭がいっぱいです。病院に行ったほうがいいのも分かっています【お悩み】
パートナー、両親など親しい仲の人でも話しづらい、妊活や不妊治療についてのお悩みや不安。友人に相談したくても話していいのか分からないかたも多いのでは?
妊活メディアあかほし会員のみなさまから寄せられたお悩み。そんな悩みに不妊ピア・カウンセラーがアドバイスしてくれました。似たような状況の方のお悩みがあるかもしれません。ご自身の治療や妊活ライフの参考にしてみてくださいね。
35歳、自然妊娠が希望…。今年中にママになりたい…!
ご相談者:かなただす 様
結婚10年目、夫は9歳上です。結婚してすぐ妊娠しましたが義親との関係が悪く手術でおろしました。そのあと妊娠しましたが自然流産になり今に至ります。
来年で35歳。病院にも行かなければと思いながら夫婦共々、自然妊娠を希望なので病院には行っていません。
ずぼらな性格もあり基礎体温も計っていません。アプリで排卵日をチェックしているだけですが妊娠しないので焦りと不安でいっぱいです。こんな私でも自然に妊娠して今年中にはママになりたいです…。
流産の経験も見方を変えれば自然妊娠力があるということ
かなただす 様
はじめまして。NPO法人Fine公認不妊ピア・カウンセラーの寺島かおるです。
30代半ばから5年間不妊治療を経験しました。その後、子供を持つことを諦め、現在は夫と二人暮らしをしています。
かなただす様はご結婚10年目で、自然妊娠を目指していらっしゃるのですね。ご結婚後すぐの妊娠経験と、それ以降の妊娠も含め、かなただす様には自然妊娠力がおありだったということですね。
2回目の妊娠が自然流産になってしまったのは、どれほど残念だったことかと思います。
私自身も流産の経験がありますが、希望がある日突然、絶望に変わってしまったことは非常に悲しい経験でした。
ここで、お二人の現状を少し整理してみましょう。
ご自身が来年35歳になるのを目前に控えて、お子様を切に願っている。
ご夫婦ともに自然妊娠を希望しているため、病院には行っていない。
夫が9歳上であること。
なかなか妊娠をしないという現状。
夫婦の希望、思いが一致することが重要です
「自然妊娠で子どもを授かりたい」というお二人の希望は一致していますね。妊娠に関して、夫婦の足並みが揃うこと、これはとても大切です。
ただ、男性の年齢が40代半ばに差し掛かり、かなただす様も30代半ばに入ろうという今、ご夫婦で一般的な不妊検査を受けたことがないのであれば、これから自然妊娠が問題なくできる状態かどうかを確認するために、一度病院で検査を受けてみるのもいいかもしれません。(その際、医師には、自然妊娠を希望していることを伝えて構わないと思います)
一般的にですが、1年以上夫婦生活を持っても妊娠しない場合は、男女問わず、不妊の原因が何かあることも考えられます。結婚が決まったカップルが受けるブライダルチェックというものがあり、かなただす様ご夫婦も、そのような感覚で受診してもいいかと思います。ご夫婦で少し検討してみてはいかがでしょうか。
とくに深刻な原因がないとわかれば、気持ちも新たに自然妊娠を目指して頑張っていけるでしょうし、万が一、何か原因がわかった場合、そこからまたお互いの気持ちを伝え合い、前に進んでいけばよいと思います。
そこで、もし病院を受診する予定になった場合ですが、やはり基礎体温を少しでもつけておき、診察の材料として医師に見てもらえるよう準備をすることも大切です。慣れるまで、毎朝の体温測定は少し面倒に感じるかもしれませんが、赤ちゃんに早く会うために!と思って始めてみてもよいですね。
関連記事:マンガで学ぶ!妊娠への第一歩「どんな検査をするの?」
誰かに話そうと思ったのも大きな一歩です
アプリで排卵日をチェックしているのも、自然妊娠のタイミングを計るためには大事なことですから、かなただす様なりに頑張っていらっしゃると思います。
また今回、あかほしにご相談メールをくださったことも、大きな一歩ですね。
これを機に、赤ちゃんに早く会うために今出来ることは何かな…と考えながら、無理のない範囲で動き始めてみればよいと思います。
今抱えている焦りと不安をちょっぴり軽くできたらよいですね。
またいつでもご相談お待ちしています。
あなたも妊活・不妊治療中のモヤモヤ・イライラを不妊経験があるカウンセラーに相談してみましょう。
協力/NPO法人Fine
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●病院の診療時間もチェック!
自分のライフスタイルにあった診療時間のクリニックかも合わせて確認しましょう。
あかほしの検索機能を使えば、9時前に診察OK、18時以降も診察している、土日祝も診察している、など条件からも探すことができます。
2. 予約(WEB予約をクリック)
受診するクリニックを決めたら、予約をいれましょう。WEBで予約をできるクリニックも増えています。初診だけは電話などで予約のクリニックもあるので、確認しましょう。
3. クリニックに行く/問診票に記入
予約した日程にクリニックにいったら、まずは受付&問診票に記入。問診票には、最終月経の状態、生活習慣、既往歴など検査に必要な質問項目に答えます。生理中でもできる検査もあります。
4. 先生によるヒアリング
事前に記入した問診票を見ながら、医師と直接話す問診タイム。日ごろから気になっていることなどはここで質問を。過去の病歴や、流産・中絶経験などもつつみかくさず正直に答えることが重要です。
5. 内診&超音波検査
外陰部の視診や触診、腟鏡を使って腟内の状態確認を内診台の上で行います。外側からは見ることができない子宮や卵巣の内部は超音波で検査します。不妊治療における超音波検査は、内科の聴診と同様の位置づけだと考えましょう。
6. 血液検査&尿検査
血液検査と尿検査は、ほとんどのクリニックで初診の時に行われます。不妊の原因になる疾患が見つかればその治療が優先されるので、初診で調べるのが基本。
7. 会計・次回の予約
ひととおり検査が終了したら待合室に戻ります。その後、会計をすませて初診の検査は終了。検査結果が出るスケジュールを聞いて次回の予約をします。初診時の多くの検査は保険が適用されますが、保険適用の有無は確認しておくと安心です。
『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』は、主婦の友社が運営する妊活・不妊治療のお悩み解決メディア。ドクターや専門家監修の信頼コンテンツを中心に「妊娠したい」を全力サポートします。全国のクリニックや施設の検索もラクラク。
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