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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 不妊治療コラム 40代の妊活では妊娠する可能性が高い体外受精での「短期決戦がキーワード」【アラフォー妊活おすすめ クリニック/ 松本レディースIVFクリニック】

40代の妊活では妊娠する可能性が高い体外受精での「短期決戦がキーワード」【アラフォー妊活おすすめ クリニック/ 松本レディースIVFクリニック】

2023/11/06 公開

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高齢出産と呼ばれるのは35歳以上。年齢を重ねるにつれ下がり始めた妊娠率は、30代後半でグラフも急降下。
しかし、あきらめずに治療にとり組み、妊娠した先輩ママたちがたくさんいます。アラフォーでも高い妊娠実績と治療技術を誇る頼れるクリニックをご紹介します。

松本レディースIVFクリニック


理事長
松本 玲央奈 先生

日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医・指導医。日本生殖医学会認定生殖医療専門医。聖マリアンナ医科大学卒業後、東京大学産婦人科学教室などに勤務。東京大学大学院医学研究科に入学。修了後、同大学医学部附属病院・助教を経て、2020年に松本レディース リプロダクションオフィス院長、2021年松本レディースクリニック理事長に就任。最も権威のあるヨーロッパ生殖医学会でのAwardをはじめ、国内外の学会で数々の受賞歴がある。

40歳以上は保険適用回数が半分になるため、治療を始めるかどうか迷っているなら早めに受診を

2022年の年間採卵数1788件、移植数1796件と、国内でトップクラスの体外受精実績を誇る松本レディースIVFクリニック。顧客満足を目的とし、商品やサービスを一定水準以上で提供できると認められた組織が得られる規格・ISO9001を取得、常に最新の治療や研究を行っています。

昨年から始まった保険診療で金銭的な負担が減ったことで、若い年代から40歳前後まで、全年齢で患者さんが増えたそうです。

「保険適用は、40歳前後のかたにとって大きな意味を持っています。なぜなら、40歳未満では6回できる胚移植が、40歳〜43歳未満では3回までと、回数に大きな差があるからです。そのため、39歳のうちに治療をスタートするかたが多くなった印象です」そう話すのは、松本玲央奈理事長です。

「40歳前後のかたの不妊原因で最も大きいのは、やはり卵子の質の低下です。卵子の元となる原始卵胞は生まれる前から卵巣にあり、その方と同様に年齢を重ねていきます。

そのため、若い時に比べると染色体異常が多くなり、妊娠しにくくなったり、妊娠しても流産する確率が高くなります。その意味からも、治療を始めようか迷っているかたは、早めに受診するのがおすすめです」

一般的に、不妊治療はタイミング法、人工授精、体外受精とステップアップしていくイメージですが、長い期間続けるほど、精神的、肉体的にも負担が大きくなるので、妊娠する可能性の高い体外受精による『短期決戦』が重要だと、松本理事長は話します。

「当院での人工授精における妊娠率は、30 〜34歳で7%、35〜39歳で6%ですが、40歳以上では2%にまで減少してしまいます。ですから、医療提供者としてはおすすめしません。

未来は不透明なので、可能性が高いことを行う、やれることはどんどんやっていくことが、希望を叶えるための近道になると思います。とはいえ、ピンポイントでの妊娠は医学的に不可能です。妊娠できるか、仕事との両立、金銭的な負担など、さまざまストレスがありますが、1回1回を大切にしながら治療を続けていく『継続能力』が大事になります」


着床に関する研究で、権威あるヨーロッパ生殖医学会をはじめ、数々の賞を受賞。

移転・リニューアル後は、2フロア・500平米の広さに。

治療期間をできるだけ短くする短期決戦を目指し、より妊娠率が高い体外受精を強化するため、2023年10月に移転・リニューアル。都内でも有数の500平米を誇る広さになり、名称も「松本レディースクリニック」から変更しました。

「朝は8時半から診療開始、最終受付は18時半、土曜日も診療という体制に変更はありません。仕事と両立できる、治療を継続しやすい環境が大切だと考えています」

いかにもクリニックという雰囲気がストレスになるという患者さんも少なくないことから、内装にもこだわったと松本理事長。

「5階の診療フロアは、繭をイメージした圧迫感を感じないデザインを採用、光に包まれるような、居心地のいい空間でくつろいでいただきたいと思っています。クリニック内の通路が入り組んでいて出入口がわからなくなるという患者さんもいらっしゃるので、ぐるりと回ると出入口に戻れるようなレイアウトにしたのも特徴です。処置室のある6階には、メイクを落とせる個別のメイクアップ台をご用意し、お茶を飲んでリラックスして過ごしていただけるようにしています」


やわらかい明かりに包まれた5階の受付スペース。落ち着いた雰囲気の中で、安心してくつろいでいただけます。


処置室は6階にあり、清潔で明るい雰囲気の受付スペースがお迎えします。


6階にはメイクスペースもご用意。メイクがしやすい照明付きミラーを備えています。

より高いレベルの治療を提供。充実の診療体制で妊活をサポート

リニューアルを機に、院内薬局も開設。受診後に外の薬局に寄る必要がなく、貴重な時間を短縮できます。診療体制も、今後さらに充実させていく予定です。

「現在、常勤医師は生殖医療専門医4名を含む9名が在籍しています。レベルの高い医師をそろえていることで、常に5〜7室での診察が可能です。

女性医師も多いので、男性医師だと緊張してしまうというかたも、安心して受診していただけると思います。医師やスタッフ同士も、より高いレベルの治療を提供できるよう、常にコミュニケーションを取り、知識や技術のアップデートを欠かさず行なっています。今後、新しい医師やスタッフを増やし、さらに強化していきます」

医師やスタッフというソフト面でも、クリニック自体の快適度というハード面でも、進化を遂げている松本レディースIVFクリニック。ただ、松本理事長は「最終的に治療をするかどうかの判断は、ご本人とパートナーとで決めるものです」と話します。

「40歳前後のかたが不妊治療をする場合、体外受精になるのが一般的です。でも、不妊治療自体、絶対にしなくてはいけないことではありません。

私たちは安全・安心な医療を提供することはできますが、そのかたの人生はそのかたのもの。価値観も人それぞれです。どのような決断であっても、ご自分たちの価値観に基づいたものであれば、10年後、20年後に自分は精一杯やったと思えますし、後悔を少なくできるはず。お金や仕事、ご自分の気持ちや体のこと、パートナーとの関係など、お2人でよく話し合って、決断されることが大切だと思います」

【メッセージ】治療できる回数を有効に使うためにも思いつめすぎず、心と体を健康に保ちましょう

不妊治療をする上では、心身共に健康でいることが大事です。ストレスが多いとは思いますが、できるだけリラックスを心がけて全力投球しすぎないようにし、まずはできることをやっていきましょう。


スマホやP Cの充電残量を気にせずに済むよう、診察室前の待合スペース各席の近くにはコンセントを完備。仕事をするなど、待ち時間を有効に過ごせます。

松本レディースIVFクリニック
東京都豊島区東池袋1-13-6ロクマルゲートIKEBUKURO 5・6階

電話番号
03-5958-5633

診察時間
月曜~金曜/8:15~12:000、14:30~18:00
土曜/8:15~11:00、13:45~15:30
日・祝日外来診療はなし、処置のみ。

アクセス
JR「池袋駅」より徒歩5分

ホームページ
https://www.matsumoto-ladies.com/

監修
監修

医療法人社団愛慈会 松本レディースクリニック理事長
医学博士。日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医。聖マリアンナ医科大学卒業後、東京大学産婦人科学教室などに勤務。東京大学大学院医学研究科で博士課程修了後、同大学医学部附属病院・助教をへて 2018年より松本レディースクリニック池袋にて副院長を務め、現職。一般社団法人メディカル・フェムテック・コンソーシアム代表理事も務める。

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