【専門医監修】乏精子症、精索静脈瘤…精液検査で問題が見つかったら？勃起しない＆射精できない場合はどうする？

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妊活は女性だけでなく男性も検査を受けることから始まりますが、もし精液検査で問題が見つかったらどうすればいいのでしょうか？男性不妊に詳しいドクターにお話しを伺いました。

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精子の状態がよければタイミング法からスタート

精液検査などで異常が見つからず、性交渉も問題なくできる場合は、女性側にトラブルがないか婦人科や専門病院で調べてもらいましょう。女性側にも大きな問題がなく、年齢が30代半ばまでであれば、まずは女性の排卵に合わせて性交渉をするタイミング法にトライします。

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一方、精液検査の結果がよくなかったときは、その原因によって対処法が異なります。たとえば精索静脈瘤などがある場合はその治療をする、男性ホルモンが足りなくて精子の状態に悪影響を与えているのであればホルモン治療（主に飲み薬）を行うなど、原因にアプローチして体をととのえていきます。

精液検査の結果がよくない原因は？

①元気な精子がつくれない「造精機能障害」
男性不妊で最も多いケースです。精子数が基準に満たない「乏精子症」、動いている精子の割合が少ない「精子無力症」、正常な形の精子が少ない「奇形精子症」など。ビタミン剤や薬で対応可能です。

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②精子の通り道に問題がある
遺伝子異常などが原因の「精管欠損症」、精巣の隣にある精巣上体に炎症が起きて、治療後も精子の通路が閉塞する「精巣上体炎」などがあります。手術で通り道をつくる治療をします。

③精巣の機能低下
精巣や精索部にこぶ（静脈瘤）ができる精索静脈瘤になると、血流が悪くなり睾丸の温度が上昇。精子をつくる機能がダウンしますが、精索静脈をしばる手術をすることで改善が期待できます。

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勃起や射精に問題がある場合はどうする？

精神的なストレスで勃起しない、うまく射精できないなどの男性は意外と多いもの。「この日に！」と言われて、なかなかうまくセックスできないのは当たり前のことです。

勃起障害の場合は、バイアグラなどの適切な薬を、腟への射精障害の場合は、人工授精や体外受精、シリンジ法など、試せる治療法はありますので、過度に心配せず、医師に相談してみましょう。

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※『赤ちゃんが欲しい』の内容を再編集して掲載しています。

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