ケンカせず、スピード感をもって妊活にとり組むために私がした工夫【西野未姫さんの妊活・後編】
2人で妊活をスタートさせた西野未姫さん。旦那さんは自ら前向きにとり組む感じでもなかったそう。「そういう夫婦って、多い気がします」という西野さんに、夫の気持ちを妊活に向かわせた方法を伺いました。
前の記事を読む→夫婦の思いが一致したけれど、決してスムーズにはいかなかった妊活【西野未姫さんの妊活・中編】
31歳年上の旦那さんは大人?けっこう子どもです(笑)
「31歳も年上だったら旦那さんは大人だから、なんでもしてくれるでしょう」と聞かれますが、山本さんはけっこう子どもな一面も多いです(笑)。私は母性本能が強いタイプなので、娘を出産する前までは、山本さんに母性本能が湧きまくりで「なんでもしてあげたい」と思っていました。
人生経験は豊富だし、尊敬している部分もたくさんあります。でも、家の中ではあまのじゃくな部分もあるし、子どもだなーと感じることが多いです。だから、どういう伝え方をしたら妊活に前向きになってくれるかな?ということは、すごく考えました。伝えるタイミングや、言い方によっては後ろ向きになってしまいそうだと思ったからです。
そこで私が考え出したのは“あなたの力が必要大作戦”です。とにかく山本さんに検査に行ってほしかったので、「私も検査したけどよくない部分もあって、この1年、自分なりにタイミングをみてきてダメだったから、あなたの力が必要です」と。お互いにがんばらないと赤ちゃんを授かれない、ということを伝えました。
あとは、赤ちゃんがいる友達の家にいっしょに遊びに行って、子どもがいる生活ってこんな感じだよって、イメージしてもらうこともしました。
旦那さんのタイプにもよると思いますが、山本さんの場合は「あなたに問題があるかもしれないから検査に行って」という言い方ではダメだったと思うし、自分で予約して病院に行くのを待っていたら、いつまでたっても行かなかったと思います。
この話を友達にしたら、「若いのにそんなふうに旦那さんのことまで考えてすごいね!」と言われたのですが、そんなこともなくて。うまくいかないことのほうが多いです。妊活にいいサプリメントを飲んでほしいと渡しても、「ホントに効果があるの?」と疑われて、なかなか飲んでくれないこともありました。だからこそ、あさりのみそ汁をこっそり、せっせと出し続けて試行錯誤していました(笑)。
旦那さんに言いたいことはいっぱい。目的は「赤ちゃん」だから言いません
正直、山本さんに「妊活にもっと積極的に、主体的になってほしい」と思うこともありました。言いたいことはたくさんあります(笑)。けれども目的は、赤ちゃんが欲しいということ。そのために自分の意思を押しつけるだけではなくて、山本さんに前向きに協力してもらう方法を考えていました。

戌の日のお参り。このころから私の体を気づかってくれるなど、少しずつパパの自覚が芽生えてきたような気がします。
妊活中にケンカをすることはなかったけれど、それは、ありがたいことに2人で妊活を始めてすぐに娘を授かったからだと思います。もし2人での妊活期間が長引いていたら、お互いの妊活に対する熱量の違いで不満がたまって言い合いになっていたかもしれません。
だから、くり返しになりますが、夫婦で妊活に向き合うことは本当に本当に重要だと思います。友達に「パートナーの協力に不満がある」など言えても、結局は夫婦で協力しないと解決できないことだと思います。
今は1人目を出産したばかりでバタバタしているけれど、山本さんの年齢を考えると、あまり間をあけずに2人目も欲しいと思っています。今年57歳になって、3年待ったら60歳になっちゃいますから(笑)。
実は、今回の妊娠がわかった数日後に、くわしい検査の予約をとっていたんです。私としては今後のことも考えて行ってほしかったので、2人目の妊活を始めるとなったら、また行ってもらわないと! これもまた、少しずつタイミングを見計らっていこうと思っています。
最初から読む>>「赤ちゃんが欲しい」と言い出せず、モヤモヤした1年間。こっそり内緒でしていたこと【西野未姫さんの妊活・前編】
PROFILE●西野未姫さん
1999年生まれ、静岡県出身。2013年「AKB48」の14期⽣としてデビュー。現在はバラエティ番組を中心に活躍中。22年に極楽とんぼの山本圭壱さんと結婚。31歳差婚で話題に。24年10月、第一子女児を出産。YouTubeチャンネル『西野未姫ch』では、妊娠から出産までの軌跡や子育ての投稿が人気。
取材・文/佐藤真紀
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