「良質な卵子」が妊娠への近道!回り道をしないための治療方法とは?【天使クリニック(クリニック ドゥ ランジュ)】
365日休み無し、最短で妊娠を目指す人気クリニック「天使クリニック(クリニック ドゥ ランジュ)」を『赤ちゃんが欲しい』が総力取材!気になる「良質な卵子」や天使クリニックの治療法についてお話を伺いました。
採卵は良質な卵子を卵巣に準備させてから
移植をしてもなかなか妊娠に至らない…といった経験はありますか?正常核型胚を3回移植して失敗する確率は低く、95%以上の方が妊娠し、92%以上の方が生児を出産するという研究結果が2020年米国の不妊治療専門誌※に掲載されました。
これは何よりもまず「良質な胚」を戻すことが大切であるということが示唆されています。
また、子宮に形態学的な異常がないということが前提となっており、中隔子宮などの先天奇形もそうですが、子宮内膜ポリープや筋腫などもないことが前提の研究結果です。
当院では開業時より、「質の良い卵子」を得ることを最優先にした治療を行っています。一般的な不妊治療クリニックでは採卵前に良質卵子を育てるステップはないのが普通ですが、当院ではまず投薬治療により遺残卵胞を減らし、良質な卵子を卵巣に準備させてから採卵を行っていきます。
また、ほぼ全例で子宮鏡検査を行い、事前チェックを行った後に移植をしています。
2022年度の妊娠実績は、新鮮胚盤胞妊娠率が全国平均26.6%に対して78.6%、新鮮初期胚移植も全国18.1%のところ当院では57.1%の結果を出しています。
<スタッフブログより>
https://ameblo.jp/c-ange-reception/entry-12787300971.html
質の良い卵子を育てるステップは、患者様によっては待ち時間となりつらい時間ではありますが当院では、結果的に短い治療時間と少ない採卵で妊娠につながる方が多くいらっしゃいます。
患者様の大切な卵や精子、受精卵などを扱う培養室
不妊が気になったら早めに一歩を踏み出すことが大切
一般的に妊活を始めてから1年間妊娠しなければ「不妊症」と定義されています。一人目を妊娠・出産後、二人目の妊娠を希望しているのにも関わらず半年以上妊娠できない状態を「二人目不妊」と呼びます。
「二人目不妊」は珍しくありません。お産をすると子宮の中に強い炎症が起きて卵管が詰まることもありますし、帝王切開により腹腔内に癒着が起き、卵が卵管に取り込まれなくなってしまうこともあります。また、第一子を出産後、知らないうちに子宮内膜症や甲状腺機能低下症など新たな病気にかかって妊娠しにくくなることもあります。
さらに、女性の年齢も考えないといけません。
通常、排卵されず卵巣に残った卵は自然に消去され新しい卵が準備されるのですが、年齢が上がり卵巣機能が落ちてくると、古い卵を消去できなくなります。すると、翌月この古い卵が排卵されてしまうため、受精しても妊娠しなかったり、妊娠しても流産したり、赤ちゃんに染色体異常が起こりやすくなったりしてしまうのです。
平均寿命が延びても閉経年齢は50歳前後のままですから、40歳代での正常妊娠率が低いのはこうした理由によります。
まずは早めに専門家へ相談し、検査を受けてみることが大事です。
「一人目を妊娠したので、そのうちできるはず!」という気持ちから、受診の機会がつかめないまま時間だけが過ぎてしまうということがよくありますが、時間が経てばそれだけ妊娠しにくくなります。半年ほど頑張ってみても妊娠しないようであれば早めに受診をするのがおすすめです。
体外受精後などにゆっくり休むためのリカバリールーム
不妊治療で気になるお金と時間
当院では初診、それから検査のために1か月の間に3~4回通院してもらいます。ここまでが自然妊娠できるかを判断する必要最低限の検査となり、10万円ほどかかります。ただし、40歳未満の方でしたら、東京都または一部の市町村で5万円の助成金が支給されます。
体外受精に進んだ場合、採卵から移植までを一気に行う周期では、1カ月に6~7回通院が必要となり、50万円ほどかかります。一度凍結して採卵と移植の周期を分けると、1カ月間の通院回数が減ります。
当院では体外受精や顕微授精の前に、2~6カ月かけて卵巣に残っている古い卵を服薬により無くします。「早く採卵を」と焦る方もいますが、しっかり治療しておくと、その月に育つべき良質な卵が採れるため、妊娠率は高く、流産率は低くなります。
結果、半分以上の方が1~2回の採卵で上手くいき、初診から半年程度で卒業されています。
毎日注射を打ち、10~20個の卵を育てて採卵する方法の場合、卵巣が腫れてしまうため、3カ月に1回ぐらいしか採卵できなくなり、卒業まで1~2年かかる方もいます。当院では、注射を使うとしても1~2回程度で、基本的には飲み薬を使用して2~3個の良好卵を育て、採卵しています。
採卵方法は病院によって異なります。一般的には点滴に用いるくらいの太い針を使い、卵が10個あれば10回刺すので、当然痛みは強くなります。そのため全身麻酔をすることもあります。
当院は採血に用いるくらいの細い針を使いますので、採血時のチクン程度の痛みが2~3回で終わります。麻酔もしないので、みなさん20分ほど休むとケロッとして帰っていきますよ。
仕事や上の子の育児などで時間がない、体力に不安がある方などに好評いただいています。
また、なるべく仕事を休みたくない、影響を出したくない、仕事前に妊活をできたら…という患者さんのお声をもとに、6月からは営業時間を平日は朝7時より15分刻みに予約を受けられるように変更いたします。
通常、滞在時間は2時間以下なので、朝は妊活、仕事の後は自分へのご褒美の時間を過ごすことができます。
朝の妊活は、健康的な生活リズムをサポートします。個人の体質や生活スタイルに合わせて、最適な妊活の時間帯を見つけることが大切です。一緒に理想的なスケジュールを作りましょう。
最善の治療体制を取るため、年末年始やお盆期間なども休まず年中無休で診察しています
お話いただいたのは
院長 末吉 智博 先生
1993年 千葉大学医学部卒業。加藤レディスクリニック、新橋夢クリニック副院長、Shinjuku ART clinicなどでの勤務を経て、2014年 天使クリニック (クリニック ドゥ ランジュ)開業。
院長先生のブログでは、さらに詳しいことも記載されてます!
院長先生ブログ>> https://ameblo.jp/clinique-a/
天使クリニック(クリニックドゥランジュ)
住所
東京都港区北青山3-3-13 共和五番館6F
アクセス
東京メトロ千代田線・半蔵門線・銀座線
表参道駅A3出口から徒歩5分
東京メトロ銀座線 外苑前駅3番出口から徒歩5分
時間
9:00~17:00
※2023年6月より下記に時間が変更となります。
平日 7:00~17:00
休日 9:00~17:00
※完全予約制です。
(初診の方はHPの初診専用受付フォームよりご予約ください)
電話番号
03-5413-8067
ホームページ
https://www.c-ange.jp/
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