2ページ目(3ページ中) | 【時東ぁみさんの妊活体験】12歳年上夫と4年半の不妊治療。たったひとつだけ〈夫婦のルール〉を決めました【前編】
どんなときも協力的な夫と共に過ごした4年半
不妊治療クリニックの初受診は、私が29歳の頃。クリニックのドクターも最初は「まだ20代ですよね?」という反応でしたが、夫が12歳年上であることを伝えたら、「それでしたら、早めに始めましょう」と。
不妊治療の最初の頃でこそ、私が率先して取り組んでいる感じであったものの、通院2回目には夫もクリニックに同伴してくれました。
そんな夫も、当初はよく男性にありがちな「そのうちできるでしょ!」という軽いノリ。でも、私が「そうでもないらしいよ」と伝えたら、すぐに意識を改めてくれて、「ぁみちゃんがやりたいなら、もちろん協力するよ!」って。それで、同伴してくれたわけですが…。
当時、夫はタバコを吸っていたんです。でも、「ドクターが禁煙したほうがいいって言っていたよー」と私が伝えれば、「わかった!タバコやめるよ!」と、素直かつスピーディーに取り組んでくれたのはうれしかったですね。
小さなことでも共有して喧嘩ゼロを実現
わが家は妊活だけでなく、どんな話題でも自分の気持ちや情報を共有して、よく話し合うスタイル。夫婦であるけれど、親友みたいな関係でもあるので、「私はこう思うけど、あなたはどう思う?」という感じで、気負いなく意見を伝えることも聞くこともできます。
そんなわが家ですが、不妊治療を始めた当初、夫からひとつだけお願いされたことが。それは、「喧嘩をしたり、ぁみちゃんが苦しい思いをしたりするなら、不妊治療はやらない」ということ。私も納得して、その後、それが夫婦間のルールになりました。
事実、4年半の不妊治療中は喧嘩がゼロ!これを言うと、「本当なの?」と周囲から疑われることもありますが、偽りなしです(笑)。
私も人並みに治療でしんどい思いは何度かしたけれど、夫と喧嘩することはありませんでした。そんな日々を過ごせたのは、ひとえに夫の力が大きかったですね!
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