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2ページ目(2ページ中) | 体外受精はふりかける、顕微授精は注入する。では、顕微授精が向いている人は?【不妊治療専門ドクター監修】

2024/10/13 公開

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体外受精と顕微授精のいいとこどり?「スプリット法」

採卵で複数の卵子が採れた場合に、体外受精と顕微授精それぞれにふり分ける「スプリット法」というやり方があります。

男性側の要因などで、最初から顕微授精にしたほうがよいと考えられる場合では、スプリット法をとる意味はありませんが、体外受精と顕微授精の境界線上にいるカップルや、どちらにしたらいいか迷う場合にはメリットがあると言えます。

また、体外受精であれば、卵子と出合う精子は人の手を介すことがないのに対して、顕微受精では注入する精子を人が「選ぶ」ことになるため、少し違和感やためらいを感じるかたがいます。コストが余分にかかってしまうことも、顕微授精を敬遠する一因かもしれません。

そのように顕微授精に抵抗感があり、一般の体外受精を希望される場合に、「メインの卵は体外受精にして、1、2個は顕微授精を行ってみたら?」とアドバイスすることがあります。

顕微授精の技術は非常に進歩して、安全性も高まっていますから、受精卵をいくつか顕微授精にふり分けるデメリットは少ないというのが医療サイドの見解です。
頑張って排卵誘発をのりこえて採卵できた卵子は、体外受精や顕微授精の技術を使って、できるだけ多く受精させるのがおすすめです。凍結しておけば、将来、2人目以降の妊娠への可能性が確保できますから。

ただ、もちろんご本人たちの希望に沿うことが何よりたいせつなので、採れた卵をどのような割合で、体外受精・顕微授精にまわすかは、主治医とよく相談するといいでしょう。

*妊活メディア『赤ちゃんが欲しい』の記事を再編集しています。

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監修
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HORACグランフロント大阪クリニック院長。IVF JAPAN CEO。
日本受精着床学会常常任理事。日本IVF 学会前理事長。アジア生殖医学会理事。関西医科大学卒業、同大学院修了。韓国CHA University客員教授、近畿大学先端技術総合研究所客員教授、岡山大学客員教授。世界最大の不妊・不育治療専門機関「IVF なんばクリニック」「IVF 大阪クリニック」「HORACグランフロント大阪クリニック」を開設。気功や漢方など東洋的手法にも造詣が深い。最新刊に『はじめての不妊治療 体外受精と検査』がある。

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