「眠いだるい」「胸が張る」は“妊娠超初期”のサイン?読者アンケートからリアルな症状と体験談を公開!
受精卵が着床して妊娠が成立すると、体は赤ちゃんを育てるために急激に変化します。
そのひとつが、女性ホルモンの分泌。ホルモンバランスの変化によって、妊娠超初期でも体になんらかの症状が出たり、変化を感じたりして、「あれ?もしかして妊娠したかも?」と、妊娠に気づくケースも少なくありません。
そこで、先輩ママたちが感じた妊娠超初期の症状や体調の変化についてアンケートを実施しました。どんな症状が多かったのか、リアルな体験談を早速チェックしましょう。
関連記事→【妊娠超初期】ってどんな時期?症状や体の変化は? 妊娠0~16週の赤ちゃんの成長は?
妊娠超初期の症状って、いつから現れるの?
妊娠は、最終月経(生理)の初日を0週0日として計算します。妊娠2週で排卵が起き、卵子と精子が出会ってめでたく受精したら、妊娠3週で着床して妊娠が成立します。
妊娠が成立すると、女性ホルモンが大量に分泌され始めます。そのため、早ければ妊娠3週ごろから症状や体の変化に気づく人もいるでしょう。
しかし、どのような症状が出るか、そもそも症状が現れるかどうかは人それぞれで個人差があります。症状が出なかったり、アンケート結果にはない症状が出たりすることも。自己判断はせず、妊娠判定は婦人科・産婦人科医にゆだねましょう。
妊娠超初期の症状や体調の変化についてのアンケート
妊活メディア『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』では、読者112人に妊娠がわかった際に感じた症状や体調の変化について、アンケートを実施しました。症状や変化は人によって実にさまざま。そのため複数回答になっています。
妊娠超初期に「特に体の変化はなかった」と答えた人は、112人中8人でした。まだ妊娠検査薬も反応しないうちから、ほとんどの人がなんらかの体の変化を感じたことになります。
【アンケートより】妊娠超初期の症状をランキング形式で紹介
続いては、みなさんが感じた妊娠超初期の症状について、ランキング形式でみていきましょう。
第1位「眠い・だるさ」
妊娠が成立すると、さまざまな女性ホルモンが分泌されますが、その影響で眠気やだるさを感じることがあります。今回のアンケートでも、一番多く現れた症状でした。
発熱やのどの腫れはなく、睡眠をしっかりとっているのに、眠気やだるさを感じるときには、体をきちんと休めて無理をしないことがたいせつです。
第2位「吐き気・ムカムカ」
ホルモンバランスの変化により、胃腸の働きが弱くなって吐き気や胃痛を感じることがあります。
つわりのような症状なので、吐き気やムカムカがそのまま継続してつわりだと感じる人もいるようです。一般的には、8~10週をピークにつわりは収まることが多いですが、個人差が大きいため、つらいときは病院に相談しましょう。
第3位「基礎体温の変化・微熱」
基礎体温は、生理が始まってから2週間程度は基礎体温が下がる低温相、排卵ごろからの2週間程度は基礎体温が高い高温相の二相を一定のサイクルでくり返します。
妊娠すると体温を上げる黄体ホルモンの働きで高温相が続くため、基礎体温を記録している人は、妊娠の可能性に気づくことが多いようです。高温相の体温は、37度に近い人も多く、かぜを引いたときのように体の熱っぽさやほてりを感じることもあります。
第4位「乳房や胸の変化」
妊娠し、女性ホルモンが増えると、母乳を出す準備を始めるため、乳腺や乳管などが発達して乳房や胸の変化を感じやすくなります。
生理前にもよく現れる症状ですが、生理予定日を過ぎても張りや痛みがあるなら、妊娠の可能性も。
第5位「メンタルの不調」
ホルモンバランスの変化によって、落ち込んだり、イライラしたり。メンタルの不調はよくある症状のひとつです。女性ホルモンは、妊娠中の体になくてはならない重要なホルモンですが、情緒不安定や不安感を増大させることもあります。
深呼吸をして気持ちを落ち着かせる、散歩や買い物など自分なりのリラックス方法を見つけるなど、気分転換できるといいですね。
第6位「おりものの量や色の変化」
いつもはおりものが少ないのに量が増えた、乳白色や白っぽい色に変化する、サラサラと水っぽくなる、などおりものの変化から妊娠に気づいた人もいます。
個人差はありますが、いつものおりものの状態と違う場合は、妊娠の可能性も。量が増えた場合には、こまめにおりものシートを変えるなど、なるべく清潔に保つように心がけましょう。
第7位「着床時の出血」
生理予定日の前後に少量の出血があった場合には、着床出血の可能性があります。受精卵が子宮内に着床するときに起こる場合があり、生理よりも少量で期間も1~3日と短いのが特徴です。
ただ、下腹部痛を伴う、血液に塊があるなどの場合は、早めに婦人科・産婦人科を受診しましょう。
第8位「特になし」
妊娠してもつわりを感じる人と感じない人がいるように、妊娠超初期の症状がいっさいなかったという人もいます。まさに、人それぞれですね。
第9位「便秘」
妊娠によって女性ホルモンが増加すると腸の運動を低下させ、さらに子宮が大きくなるにつれて腸を圧迫することも影響して、便秘になる人も。
便秘でも薬を飲むことはできないので、海藻やバナナなどの食物繊維を積極的に摂取するなど、対策をとりましょう。
第10位「胸、口、耳など体の違和感」
乳輪が黒ずんだり、味覚が変わったり、耳が聞こえにくくなったり、普段との違和感から妊娠に気づいたという人も多数いました。
そのほかの少数意見
「頭痛」
黄体ホルモンの働きのひとつである血管拡張作用やホルモンバランスの変化から、こめかみあたりが痛む片頭痛が出る場合も。頭痛薬には頼らず、横になってゆっくり休みましょう。
「腰痛」
妊娠すると、分娩に向けて骨盤まわりの関節や靭帯が少しずつゆるくなっていきます。そのため、骨盤が不安定になって腰痛を引き起こすこともあります。
「腹痛、下痢、おならが出やすくなる」
便秘と同様、腸の動きが悪くなることが原因で起こります。下痢が続いたり、おなかの張りやシクシクとした鈍痛を感じたりする人もいるようです。
「肌荒れ」
ホルモンバランスの乱れから、肌荒れやニキビ、かゆみなど肌トラブルが出る人も。
次のページ>>妊娠超初期の体調の変化に気づいた先輩ママの体験談
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