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森三中

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「仲間」の存在が心の支えに

妊活をしている友だちと喋ったりするのもいいですね。

2人目妊活を公表してからは、「私も不妊治療中です」とお手紙をくださる方が増えました。お互いに励ましあったり、情報交換をしたり、ときには弱音を吐いたり。お手紙だけのやりとりだけど、「1人じゃない、仲間がいる!」って思えて、私自身、とても励まされました。

便箋に向かうときは、いつもいつも「妊娠してほしいな」「授かりますように」と祈るような思い。だから、「妊娠しました」「赤ちゃんが産まれました!」というお手紙をいただいた日には、もうめっちゃうれしい…!

一方、私が「もうそろそろ潮時かと思っています」と正直な気持ちを書いたら、「そうですよね。私も夫と2人でも幸せです」とお返事くださった方もいて、その言葉にもすごく救われたし…。

大島美幸さん
大島さんがファンレターの返信に使っているレターセット。

赤ちゃんを望む人みんなが授かれたらどんなにいいだろうと思うけれど、そうじゃないこともたくさんある。

だから、「妊娠しなかったら幸せじゃない」って思わないでいたいし、心にゆとりをもって、今ある幸せも大事にできたらな、って思うんです。

未来を想像してみる時間も大切

それから、「妊娠する!」というひとつの未来だけじゃなくて、いろいろなことを考えて、想像してみることも、心に余裕をくれる方法かな、と思います。

たとえば、私がめちゃくちゃ勇気づけられたのは、吉本興業の先輩の武内由紀子さんの存在です。

由紀子さんは私が1人目妊活をしていたときの妊活仲間でもありますが、妊活を終えて、特別養子縁組で2人のお子さんのお母さんになったんです。母になる選択肢って、自分が産むことだけじゃない。子育てを楽しんでいる由紀子さんの姿に、すごく視野を広げてもらえたんですよね。

「実際に産んでないから、赤ちゃんが来たその日からめっちゃ元気だよ!」とあっけらかんと笑う由紀子さんは、本当にすてきでかっこよくて。「笑福のためにも、妊娠しなきゃ!」と肩に力が入りまくっていた私の心を、やわらかくほぐしてくれました。

「まだ赤ちゃん来ない?」とお兄ちゃんになることを待ち焦がれていた笑福には、「もう来ないかもしれないから、弟っぽい子を探してみよう」と方針転換(笑)。

自分の弟でなくても、学童の年少の友だちや、私の友人のお子さんたちなど、小さな子のお世話をしたり、一緒に遊んだりすることで「お兄ちゃん」になれることを伝えています。

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