3ページ目（3ページ中） | 子授けの神様がいる〈雑司ヶ谷・鬼子母神堂〉で子宝祈願！【動画クリエイター郡司りかさんの妊活スポット巡り】

撮影／榊 水麗

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境内を散策して気持ちがリフレッシュ！

「ご祈祷中、ずっと緊張していました（笑）」という郡司さん。子授け祈祷が終わり、気持ちも新たに晴れ晴れとした表情に♪

祈祷のあとは境内を散策しました。

本堂横にはたくさんのお守りが置かれています。ざくろ絵馬のほか、各種お守りはどれもかわいいものばかり！

2025年の干支は「巳（み・へび）」。コロンとしたフォルムがかわいいへびの置き物は、開運アイテムによさそうですね。

角がとれておだやかな表情の鬼子母神像

本堂向かって右側にいる鬼子母神像。参拝に来た方を包み込むような優しいオーラがあふれ出ていて、見ているだけで心がじんわりあたたかくなります。

近づくだけでパワーをもらえそうな御神木

雑司ヶ谷・鬼子母神堂の山門を通ってすぐ左にある御神木。東京都指定天然記念物でもある高さ33m、幹の周囲11mのイチョウの木。「子授け公孫樹（いちょう）」として、境内で圧倒的存在感を放っています。

子授けの悩みは昔からある永遠の課題

妊活中のみなさんへ、鬼子母神をお祀りする「威光山 法明寺」の近江正典住職からのメッセージを紹介します。

ひとりで背負わず、鬼子母神様に「まかせたわよ！」と預けて気をラクにして

雑司ヶ谷・鬼子母神堂は法明寺というお寺の中にあり、お寺の守護神として祀られています。鬼子母神様は500人（一説では1000人）の子どもの母でありながら、人間の子どもをさらって食べる悪い夜叉でした。

しかし、お釈迦様の教えで改心して、子授けや安産、子育の守り神に。鬼子母神様の子どもが500人というのは、女性が一生のうちで排卵する回数が500回といわれていることも興味深い話ですね。

鬼子母神堂にあるイチョウの木。イチョウは雄株と雌株の２つがそろってぎんなんができます。鬼子母神堂のイチョウの木は、大きな雄株の周りに小さな雌株が植えられ、たくさんのぎんなんがなります。このイチョウの木に抱きつくと子宝に恵まれる伝説があることから「子授け公孫樹」と呼ばれています。

木の樹齢は700年。鬼子母神堂が創建された当時から、子授けの悩みを持つ女性を見守ってきました

鬼子母神様にお参りをして心の荷物をおろして

郡司さんは2022年の春ごろから妊活をスタートし、お休みをへて、2023年５月から本格的に妊活にとりくみ始めました。

授からないことを全部ひとりで背負う必要はありません。「話す」という言葉がありますが、この言葉には、「離す」「放す」という意味もあります。

知らない間に心にさまざまな荷物をかかえてしまうのが人間です。その荷物＝悩みや不安を言葉として話す、話すことによって自分の身から離れて心の荷物が軽くなるのです。

とはいえ、妊娠しづらいことはだれにでも話せることではありませんよね。そんなときは、鬼子母神様にお参りしてください。そうした悩みを鬼子母神様は引き受けてくださいますから。

お参りのときに重要なのは、「まかせる」こと。「赤ちゃんに恵まれますように」と言葉にして話して身から離したのだから、あとは鬼子母神様にまかせればいいのです。「お願いね！」「ちゃんと伝えたからね！」、お参りはそれくらいの気持ちでいいんですよ。

つらくなればいつでもここに来て、心の荷物をおろしてくださいね

雑司ヶ谷・鬼子母神堂に訪れてみて

先日、YouTubeチャンネルに、「【妊活】もうすぐ体外受精の胚移植だから、子授け祈願に行ってきました！！」動画をアップした郡司さん。

「YouTube動画に上げたのは、神奈川県の葉山にある森戸神社（森戸大明神）に参拝したときの様子です。そして今回、あかほし編集部さんからお声をかけていただいて実現した、雑司ヶ谷・鬼子母神堂の子授け祈願！

今、体外受精にトライ中でいろいろな不安もあるのですが、もうすぐ初めての移植をする予定なので、この大事なタイミングで鬼子母神堂に来られて本当によかったです。

2025年、ちも（夫の呼び名）がパパになれますように！私がママになれますように！！あかほしWEBの読者さんも、ママとパパになれますように！！！」（郡司さん）

PROFILE●郡司りかさん
1992年生まれ。テレビ番組「月曜から夜ふかし」（日本テレビ系）に出演し、独特のスキップで「日本一の運動音痴」として話題に。現在、自身のYouTubeチャンネルでリアルな妊活状況を発信し、妊活中の女性たちから多くの共感を得ている。妊活アワード2024「 SNS部門 BRAVE賞」受賞。〈郡司りかチャンネル〉

雑司ヶ谷・鬼子母神堂

※雑司ヶ谷・鬼子母神堂の「鬼」の文字は一画めの点のない「鬼」を一画めの点のない「鬼」を使います。

住所：東京都豊島区雑司ヶ谷３-15-20
電話番号：03-3982-8347
開堂時間：９:00～17:00
URL：https://www.kishimojin.jp/

撮影／榊 水麗　取材・文／片桐理恵

※『赤ちゃんが欲しい 2019夏号』に掲載した内容を一部再編集しています。

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