【20代妊活】多嚢胞性卵巣症候群、二度の子宮外妊娠。いつの間にか20代後半になっていた…|女性経営者の妊活体験記〈前編〉

生成AIサービスやスマホアプリ開発などを行う株式会社アンドエーアイの創業者であり、代表取締役社長の西真央さんは、22歳で結婚後すぐに妊活をスタートし、30歳で第1子を授かりました。
授かるまでの8年の間に、多嚢胞性卵巣症候群の判明や二度の子宮外妊娠による流産などを経験。全2回に分けてお届けする西さんの妊活体験記の前編は、妊活スタートから不妊治療を開始するまでや、経験した流産のことを語っていただきました。
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早く赤ちゃんを授かりたい!22歳で妊活をスタート
〈妊活ヒストリー〉
22歳(2014年)
結婚。2年ほど自己流タイミング法で妊活
24〜26歳(2016〜2018年)
不妊治療クリニックへ。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)であることが分かり、2年間病院指導のタイミング法に挑戦するも授からず。初期の段階でクリニック転院
27〜28歳(2019〜2020年)
不妊治療お休み期間。一度自然妊娠で授かるが、子宮外妊娠で流産に
29歳(2021年)
不妊治療再開。再び自然妊娠するが、二度目の子宮外妊娠。体外受精にトライ
30歳(2022年)
顕微授精で妊娠。2022年12月に第1子出産
2014年、22歳のときに私たち夫婦は結婚し、すぐに妊活をスタートしました。
22歳で妊活を始めた理由は、なるべく若いうちに子どもを授かりたかったから。私は母が30歳のときに生まれた子どもだったので、私自身、子どもはもう少し早いうちに授かりたいと思っていたんです。
夫も、子どもの人数はスポーツチームが作れるくらいが理想!と話しているくらいだったので、「できるだけ若いうちに子どもが欲しい」という気持ちは夫婦で共通していました。
2年ほど自己流タイミングをしていましたが、なかなか授かりませんでした。私は焦る気持ちはなかったのですが、「一度、病院を受診してみたら?」と夫が提案してくれて、不妊治療クリニックへ足を運ぶことに。
クリニックでの検査の結果、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)という病気がわかったんです。
「多嚢胞性卵巣症候群」判明。ショック?戸惑い?
多嚢胞性卵巣症候群とは、卵巣の中に未熟な卵胞がたくさんできてしまい、排卵が正常に行われない状態。日本では、女性の6〜10%が多嚢胞性卵巣症候群であるといわれているそうです。
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生理周期のスパンも平均よりは長めではあったのですが、生理痛が重いといった症状もなかったので、多嚢胞性卵巣症候群診断を受けたときは少し戸惑いました。
でも、当時はあまり不妊に関する知識がなかったこともあり、そこまでショックを受けることはなかったです。どちらかというと、妊活に前向きに取り組んでくれていた夫への申し訳なさのほうが大きかったと思います。
それでも、これまで授からなかった原因がわかり、治療法もあるのだし、できることを地道に取り組んでいこう!と夫婦で話し合い、不妊治療をスタートすることに決めました。
つらいこともあったけれど、夫に支えられて夫婦で前を向いていました。
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