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2ページ目(3ページ中) | 【YouTuberあいりさんのアラフォー妊活】39歳で妊活スタート、44歳で妊娠。夫に救われた5年間でした〈後編〉

2025/04/21 公開
2025/04/22 更新
ユーチューバーあいりさん

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受精卵さえも愛おしく感じるようになりました

あとは、自分の受精卵がどんな形をしているのか見られたのは発見と言えるかもしれません(笑)。

「あのときの受精卵がこの息子になったんだ!」と感慨深く感じましたし、不妊治療をしたからこそ経験できたことだと思っています。受精卵でさえも愛おしく感じました。

――受精卵を見られるのは不妊治療をした人の特権かもしれませんね。そのほか、不妊治療において大切だなと思ったことはありますか?

夫婦のコミュニケーションの大切さも実感しました。妊活中の方に私からアドバイスできるとしたら、「夫とたくさん話をすること」、そして夫側のかたには「聞き役に徹して欲しい」と声を大にして言いたいです。

しっかり話し合わないで不妊治療を進めてしまうと、「あなたがやめようと言わなければ、私はもっとがんばれたのに!」など、しこりや後悔が残ると思うんです。我が家は治療方針や治療の継続について基本は私が選択して、コクーンにそれを相談して決めていました。

治療にはお金も時間もかかるので、コクーンの協力が必要ですし、かといってコクーンの言いなりで動くと、必ず後悔と不満が大きくなると思ったからです。そんな私の選択にコクーンがいつも寄り添ってくれていました。

不妊治療は夫婦の共同作業ではありますが、女性の心身の負担がとても大きいのは間違いないので、治療の痛みやつらさも、そのつどコクーンに伝えていました。それによって、治療の苦しさや孤独感は少し和らいでいたので、夫側のかたは、ぜひゆっくり話を聞いていただけたらうれしいです。

ユーチューバーあいりさん
YouTubeのお仕事の様子。不妊治療の詳細はYouTubeでも赤裸々に伝えています。

夫の言葉で誰かと比較する性格に変化が

――著書に「コクーンさんに救われたことも多い」と書かれていました。

そうなんです。私は妊活中に他の人の妊娠話を聞くと、劣等感に苛まれて、自分を責める日も多かったんです。コクーンはそんな私を見て、

「子どもを持つ人と持たない自分を比較して、子どもがいない自分は不幸だと捉えることはもうやめたほうがいいよ。それは子どものことだけに限らないと思う。誰かと比較するよりも、自分の幸せだけを考えてみたらどうかな」

と言ってくれたんです。この言葉にとても救われました。

コクーンに「このまま子どもがいない人生だったとしてもいい?」と聞くと、「全然いい」と答えてくれました。夫は他人と比較しない“自分軸”で生きている人で、誰と会っても、どんな状態であっても“自分が一番幸せ”と思っているんですよね。

そんな夫と一緒に過ごし、少しずつではありますが、私自身が変わっていくことができた。つらいときに寄り添ってくれたコクーンには、感謝の気持ちでいっぱいです。

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