【2025年】女の子の珍しい名前740選！キラキラネームじゃない、かわいい＆おしゃれな名付けアイデア

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将来産まれてくる赤ちゃんの名前を考えるのは、親にとって他に代えがたい、とても楽しく幸せな時間。と同時に「責任重大！」と頭を悩ませる人も多いことでしょう。

その子の人生に一生寄り添っていく名前を贈るのですから、できれば子どもにも宝物のように愛してもらえて、他とかぶらず、個性や力の源になるようなオリジナリティある名前を付けたいものですよね。

名付けのトレンドは日々変化しており、時代を映す鏡のようなものとも言われています。たとえば昭和の勤勉な漢字志向、平成はキラキラネーム全盛期、コロナ禍には力強さや健康を願う自然由来の漢字が人気でした。

そして現在は、今までのさまざまな名付けブームによって選択肢が増え、より自由で個性的な名付けが受け入れられる風潮になっており、親の願いや希望を一層ストレートに表現できる時代がやってきています！

今回は、女の子の名付けのトレンドを見ながら、「キラキラネーム」とは揶揄されない、でもちょっと珍しくてオリジナリティあふれる最旬の名前例をたっぷりご紹介します。お子さんの名付けのヒントになれば幸いです。

関連記事→【赤ちゃんの名付け】どんな名前が人気だった？男の子・女の子の命名プレイバック〈2020年〉

【最新版】参考にしたい！女の子の名前人気ランキング

まずは名付けの基礎知識として、今どんな名前が多いのかをチェック。明治安田生命が毎年発表している、生まれ年ごとの名前ランキング2024年版をチェックしてみましょう！

【１位】紬（つむぎ）
【２位】翠（すい、みどり）
【３位】凛（りん）
【４位】陽葵（ひなた、ひまり、ひまわり）
【５位】芽依（めい）
【６位】葵（あおい）
【７位】心陽（ここ、ここは、こはる）
【８位】陽菜（ひな）
【９位】心晴（こはる、みはる、ここは）
【10位】結愛（ゆあ、ゆな、ゆめ）
【11位】琴葉（ことは）
【11位】莉子（りこ）
【13位】咲茉（えま）
【13位】紗菜（さな）
【13位】凪（なぎ）
【16位】澪（みお、れい）
【17位】芽生（めい）
【17位】紬希（ゆき、ゆずき）
【19位】ひかり
【19位】杏（あん、あんず、きょう）

2024年は、この名前調査を開始した1912年以来初めて、女の子のトップ３に漢字一文字の名前が並びました。海や太陽、植物など、どこか力強さも感じさせる、美しい自然由来の漢字が人気の傾向にあり、また柔らかい響きのかわいい読み、また中性的な名前も人気となっています。

第1位は、糸を掛け合わせ丹念に作られる絹織物が由来の「紬」。近年ランキング上位をキープしている人気の名前です。古風で柔らかな響きが美しく、「夢や言葉をつむぐ」、「人とのつながりを築く」という願いがこめられ、「根気強さ」「丈夫さ」も連想させますね。人気ドラマ『silent』の主人公の名前でもあることも、注目された理由のひとつかも。

第2位の「翠」は、緑色の羽根を持つ翡翠（カワセミ）に由来した漢字で、躍動感、生命力に加え、宝石の「翡翠（ひすい）」「翠玉（すいぎょく＝エメラルド）」からくる上品で美しいイメージも受け取れます。名前としては、これまで訓読みの「みどり」と読むのがスタンダードとされていましたが、「スイ」という音読みでランクイン。

第3位の「凛」は、鈴のようなかわいらしい清らかな響きと、凛々しい自立した女性像をあわせ持っています。幼い頃はかわいらしいイメージで、大人になってからは気品と凛々しい印象を与えられます。

天災や社会情勢など、なにかと困難な時代を生きて抜いてきた現代のパパママ達が、「この世はそうそう甘くないけれど、どうか子どもには希望をもって明るく強く、美しく生きていってほしい」というような願いを込めて付けている様子が想像できますね。

（参考）https://www.meijiyasuda.co.jp/enjoy/ranking/
※明治安田生命保険相互会社が2024年11月に保険加入者の子どもを対象に調査したもの（女の子7,017名）

女の子に付けたい！響きが印象的で珍しい名前

ここからは、名付けのトレンドを踏まえつつも、他人とはかぶらないオリジナリティあふれる女の子の名前例をご紹介します。

まずは、音の響きが印象的で珍しい、個性的な名前をピックアップ！響きが珍しい名前は、一度聞いただけでも印象に残りやすいほか、「オンリーワンの存在感を発揮してほしい」、「個性を大切に自分らしく生きてほしい」などの願いがこめられます。

おしゃれで印象深い響きの名前を、二音のものと三音のものに分けてたっぷりお伝えします。気に入った音や響きがあったら、願いを込めて漢字を組み合わせるのもよし、ひらがなやカタカナのままでもかわいらしく、より個性的になっておすすめです。

■二音の珍しい名前

まずは二音で音の響きが珍しい、個性的な名前を五十音順に紹介します。二音の名前は呼びやすく、耳馴染みも良いとされています。漢字例も少しですが参考にしてみてくださいね。

【あ行】
あお（碧、藍、亜緒）
あち（亜智、愛茅、彩知）
あの（亜乃、空乃、杏埜）
あめ（天芽、愛芽、彩芽）
あも（亜萌、愛百、彩望）
あり（有、亜里）
いお（伊緒、伊桜）
いと（糸、衣都）
いぶ（依歩、衣舞）
いろ（色、彩）
うい（羽衣、初、羽唯）
うか（羽花、有花）
うる（麗、優瑠、有颯）
えか（絵香、恵華）
える（咲瑠、慧留）
おと（央桃、音、緒都）

【か行】
かえ（歌衣、華絵、佳慧）
かや（茅、華耶、花弥）
かん（栞、環、柑）
きあ（希秋、姫愛）
きい（季生、希衣、稀唯）
きお（希桜、稀織、紀央）
きこ（稀瑚、揮子）
きの（季乃、希埜）
きわ（希和、稀羽）
くう（久優、紅羽、空）
この（瑚乃、心乃）
こん（紺）

【さ行】
さい（彩、祭、紗唯、沙衣）
さく（朔、咲、沙久）
しい（椎、詩衣、紫唯）
しき（四季、志希、紫稀、志葵）
しま（志摩、志麻、詩真）
すう（雛、澄雨、朱結）
せな（星七、瀬奈、世那）
そあ（空亜、空愛）
そよ（奏世、颯葉、爽陽）
そわ（奏和、想羽）

【た行】
たお（太鳳、多緒）
たき（多希、多季）
ちあ（千愛、知亜、茅亜）
ちと（茅十、千登、千都）
ちな（千奈、茅南、紫葵）
つき（月、津喜、津貴）
てあ（天愛、輝亜）
てん（天、典）
とか（十歌、都華、翔花）
とよ（澄世、豊、登代）
とわ（十和、叶羽、登和）

【な行】
なこ（奈瑚、那子、菜子）
なち（奈智、那千、菜知）
にき（仁希、虹季）
にこ（虹瑚、弐子、虹心）
にな（仁奈、虹那）
にの（仁乃、仁埜、虹乃）
ねあ（寧亜、音愛）
ねね（寧々、寧音）
のあ（乃愛、埜愛）
のえ（乃絵、野恵、埜恵）
のな（野奈、乃奈、乃南）
のの（野乃、乃望、暖乃）
のり（乃梨、野莉、典）
のん（暖、乃音）

【は行】
はこ（葉子、羽湖）
ひあ（陽亜、日愛、緋有）
ひか（陽香、日花）
ひよ（緋世、日代、妃世）
ふう（風、楓、楓生）
ふき（蕗、歩希、芙稀）
ふみ（史、文、芙美、芙実）
ふゆ（冬、芙由、歩柚）
ほな（穂菜、帆奈、穂菜）
ほの（穂乃、保乃、歩埜）

【ま行】
まあ（真麻、真亜、麻亜）
まる（円、舞瑠、真留）
まれ（稀、希、茉玲）
みこ（美瑚、実瑚）
みる（海瑠、美琉、光颯）
むぎ（麦、麦希）
むく（椋、夢久）
めあ（芽亜、恵亜、芽愛）
めろ（愛路、芽路）
もあ（萌愛、望亜）
もと（萌乙、望登、百音）
もも（桃、百）

【や行】
やい（弥衣、耶依、八依）
やえ（八重、耶恵、弥栄）
やこ（耶瑚、弥来、耶心）
やや（八耶、弥耶、弥々）
ゆあ（結愛、夢愛、優愛）
ゆと（優音、結都、由音）
ゆの（悠乃、柚乃、結乃）
ゆら（結良、由良、夢楽）
よい（宵衣、世衣、与依）
よう（陽、瑶、耀羽）
より（頼、依里、与李）

【ら行】
らい（來、來愛、楽衣）
らみ（羅実、蘭実）
らな（良菜、蘭奈）
らら（羅々、來々）
りう（莉羽、李有、璃優）
りず（梨鶴、莉鶴）
りせ（理世、莉世、梨世）
りと（莉冬、里采、梨登）
りね（麗音、梨音、理寧）
りむ（莉夢、梨睦、織舞）
りら（莉羅、梨良、里楽）
るね（瑠音、琉寧）
るの（琉乃、瑠埜）
れあ（怜亜、礼亜、麗愛）
れに（玲虹、麗仁、鈴丹）
れむ（麗夢、玲夢）
ろこ（桜瑚、路香）

【わ行】
わお（和央、羽緒、環緒、羽桜）
わか（和花、和香、羽歌）
わこ（和瑚、和心）
わと（環都、和十、和音）
わみ（和未、羽美）

■三音の珍しい名前

三音の名前は、響きが良く親しみやすいとされています。枠組みの中でさまざまな字の組み合わせができるため、より個性が出しやすく、また多様な意味・願いを込めることができます。その反面、不自然な響きになってしまったり、読みにくい当て字や名のり読み（通常の読み方とは異なり、主に名前に用いられる漢字の読み方）だけの漢字にすると、キラキラネームと受け取られる場合もあるので、注意が必要です。

【あ行】
あいく（愛衣久、亜衣久、藍久）
あいの（藍乃、愛埜、愛乃）
あいら（愛良、愛衣良、亜衣羅）
あのん（杏音、藍音、彩音）
あやせ（彩世、綾世、亜弥世）
あみる（愛美瑠、彩未留、亜実留）
あめり（天梨、藍萌里、亜芽莉）
いおん（衣音、唯温）
いつか（一華、逸花、一香、五都花）
いつは（五葉、乙華、逸葉）
いおり（伊織、唯織、衣緒里）
いのり（祈、祈莉、衣乃里）
ういか（羽衣花、初華、愛衣可）
ういこ（羽衣子、宇依子、初瑚）
えいか（咲依可、恵衣歌、瑛香）
えりは（絵李葉、江梨花、恵梨羽）
えりん（絵凛、咲凛、恵鈴）
おいか（緒衣可、桜衣歌、央衣花）
おとわ（音羽、乙和、緒十和）
おりえ（織江、織恵、織慧）

【か行】
かえら（花依羅、佳恵羅）
かえん（花縁、華苑、佳遠）
かさね（花咲音、佳沙音）
かじゅ（花珠、夏樹、華寿）
かすが（春日、夏清、花清）
かのは（華乃葉、叶葉、夏乃葉）
かむな（香睦花、果夢奈、華夢南）
きさら（綺更、葵紗良、希沙羅）
きずな（絆、絆奈）
きっか（橘花、桔花、吉華）
きなり（希生、稀菜莉、貴那李）
くるみ（胡桃、玖瑠美、久留実）
くにか（邦果、久仁香、公仁華）
こずえ（梢、こず枝、梢恵）
このか（心乃香、木乃花、好華）
このは（木葉、瑚乃羽、心乃羽）
こはな（小花、瑚花、小巴菜）

【さ行】
さしゃ（早紗、彩沙、佐紗）
さらさ（更紗、沙良咲、彩良沙）
しづき（紫月、志都稀、静季）
しづる（志鶴、詩都瑠、静瑠）
しぶき（紫吹、詩吹、詩歩希）
じゅあん（寿杏、樹杏）
しゅり（朱里、趣里、珠里）
すずか（涼香、涼花、鈴歌）
すみか（澄花、澄香、澄美歌）
せっか（雪花、雪香、雪歌）
そのか（苑花、園佳、苑歌）

【た行】
たかき（貴、多夏季）
たかね（天音、天寧、多香音）
たから（宝、宝楽、貴来、尭良）
たまお（珠緒、玉緒）
たまき（環、珠希、玉季）
たまみ（珠美、珠実、圭美）
ちがや（茅、知雅弥、茅耶）
ちどり（千鳥、千登里、茅登李）
つきか（月花、月香、月華）
つやか（艶香、艶華、艶佳）
てるな（輝奈、照菜、瑛奈）
てんか（天花、天華）
とうり（桃李、冬凛）
としか（都詩可、敏花）
とわこ（十和子、登和子、永久子）

【な行】
なおか（菜緒華、奈央佳、）
なおな（尚菜、奈央那、菜緒奈）
なずな（菜絆、奈絆、奈珠七）
ななか（七菜香、菜々佳、那菜可）
にいな（新菜、新奈、仁衣奈）
にじほ（虹穂、虹帆、虹歩）
にちか（日楓、仁千華）
ねいか（寧夏、寧華、寧果）
ねいろ（音色、音彩、寧彩）
ねねか（寧々花、音々佳）
のえる（乃恵瑠、乃絵留、埜絵留）
ののか（野乃佳、野々花、乃望花）
のんの（音乃、暖乃）

【は行】
はあや（葉綾、晴彩、巴彩）
はなり（花莉、華璃、葉那里）
はのん（羽音、葉音、花）
はるひ（春陽、春姫、晴妃）
はずみ（葉純、羽澄、葉澄）
ひばり（陽晴、日晴、緋葉李）
ひなぎ（陽凪、陽渚、日凪、日椰）
ふうり（楓莉、風梨、楓里）
ふうわ（風和、楓羽）
べにお（紅緒、紅桜）
べには（紅葉、紅花、紅羽）
ほのか（穂乃香、帆乃佳、歩埜華）
ほまれ（穂希、誉、歩希）

【ま行】
まあや（真綾、真彩、麻綾、摩亜耶）
まいり（舞莉、舞璃）
ましゅ（真朱、麻朱）
まとか（茉都叶、真都華、麻十佳）
まなか（愛華、真奈加、央）
まひな（真日菜、麻妃奈）
まりお（摩莉緒、真里桜）
まるか（円華、麻瑠華、真瑠果）
みいな（美衣那、未唯菜、美衣南）
みおな（澪那、美央奈、未央菜）
みおり（美織、未織）
みくる（未来瑠、実久瑠、美紅琉）
みちか（未知佳、美智香、実智佳）
めいか（芽果、芽生花、明華）
めぐり（愛莉、芽久里、環梨）
めばえ（萌、芽生、芽八重）
もえか（萌佳、萌花、萌絵佳）
もえみ（萌咲実、萌恵美）
ももか（百花、杏果、萌々香）
もりあ（森亜、萌梨亜、萌李杏）

【や行】
やえか（八重花、弥恵華、弥江果）
ややか（八弥可、八々佳、弥耶花）
やよい（弥生、彌生、弥代生）
ゆあん（優杏、柚杏、結杏）
ゆうり（悠里、優里、悠理）
ゆはな（由花菜、柚華、優葉奈）
ゆづる（結弦、柚鶴）
ゆめか（夢果、夢花、夢香）
ゆゆ（夢結、紬結）
ようか（陽華、葉佳、遥可）
よしか（芳香、良夏、佳花）
よつば（四葉、よつ葉）

【ら行】
らいか（来果、来華、礼佳）
らんか（蘭花、藍花、蘭佳）
らんぜ（蘭世、蘭瀬）
りあん（莉杏、里杏、梨杏）
りのあ（莉乃愛、梨乃亜）
りのん（莉音、梨音、理暖）
るいさ（瑠衣紗、留衣沙）
るりこ（瑠璃子、留梨子）
るるは（瑠々羽、流々巴）
れいさ（玲沙、令紗、麗沙）
れいら（麗羅、玲良、麗良）
れんげ（蓮花、蓮華、恋花）
ろくは（六葉、緑羽）

【イメージから探す】女の子の珍しい名前例

名前を付ける際、子どもの将来の姿を思いうかべて「古風ではんなりした雰囲気がいい」「外国でも呼びやすい名前だと便利」「性別を問わない中性的なかっこいい名前がおしゃれ」など、親が思い描くイメージから名前を紡いでいくのもおすすめの名付け法です。
イメージ別にいくつか候補を紹介します。

■古風・和風な珍しい名前

和の趣がある古風な名前は、昨今とても人気。その大きな理由のひとつとされるのが、2019年の改元で登場したいわゆる「令和ネーム」の台頭です。

令和ネームとは、「令」、「和」の字をはじめ、出典元の『万葉集』から字をピックアップして名付けられた名前のことを指します。和歌や季語をヒントに名付けする人は従来から一定数いましたが、令和になってからさらに注目を集めている模様です。
平成に話題になった「キラキラネーム」の反動で、古風な名前がかえって珍しくなって流行し始めたとも言われています。

また、大正時代を舞台にしたマンガ『鬼滅の刃』が、世界的大ヒットとなったことも影響しているかもしれません。

ここでは、落ち着いた印象ながらちょっと個性を感じられる、一度聴いたら忘れられない古風・和風なレトロネーム案をご紹介します。

茜（あかね）
五十鈴（いすず）
弦（いと）
彩葉（いろは）
詩（うた）
梅乃（うめの）
薫子（かおるこ）
叶香（かのか）
茅乃（かやの）
琴（こと）
琴葉（ことは）
小町（こまち）
小鞠（こまり）
小茉莉（こまり）
小鈴（こすず）
桜子（さくらこ）
紗月（さつき）
皐（さつき）
沙羅（さら）
雫花（しずか）
紫乃（しの）
志乃舞（しのぶ）
詩鶴（しづる）
思慧（しえ）
寿々（すず）
涼香（すずか）
菫、菫玲（すみれ）
董子（すみれこ）
多香（たか）
千景（ちかげ）
千歳（ちとせ）
千鶴（ちづる、ちづ）
千代香（ちよか）
千代鈴（ちより）
椿（つばき）
巴（ともえ）
七緒（ななお）
椛（なぎ、もみじ）
撫子（なでしこ）
史香（ふみか）
鞠子（まりこ）
瑞穂（みずほ）
美智子（みちこ）
美守（みま）
都（みやこ）
雅（みやび）
弥和（みわ）
紫子（むらさきこ）
睦（むつみ）
紅葉（もみじ）
百花（ももか）
曄子（はなこ）
日紗子（ひさこ）
雙葉（ふたば）
文香（ふみか）
八重（やえ）
八重香（やえか）
悠花（ゆうか）
紫（ゆかり）
弓香（ゆみか）
令花（れいか）
蓮花（れんげ）
和椛（わかば）

■外国風の珍しい名前

和風の名前が人気の一方、「国内外を問わず世界で活躍できるよう」「将来外国でも不自由なく暮らせるよう」などの願いを込めて、名付けをするパパママも多くいます。英語圏を始め、日本以外でも馴染みやすく発音しやすい名前なら、将来違和感なく世界へ羽ばたいていけるかもしれませんね。

ありす（亜李珠、有莉朱）
ありさ（亜里沙、有紗）
あめり（亜芽莉、彩芽里）
あん（杏）
あんじゅ（杏樹、杏寿）
あんな（杏奈、杏菜）
えいみ（詠美、瑛海）
えりい（恵里衣、恵梨衣）
えりさ（絵理沙、恵里沙）
えれな（恵令奈、英玲奈、絵礼菜）
えま（絵麻、恵茉）
えみり（絵美里、咲里）
かのん（花音、香音、果音）
かれん（可憐、香蓮、佳恋）
かんな（栞奈、環奈）
けいと（恵都、佳都）
さら（沙羅、沙良、紗良）
しいな（椎菜、紫衣奈、詩菜）
しえり（詩恵里、紫依李）
しおん（紫苑、汐音、詩音）
じゅりあ（樹里亜）
せいら（聖羅、星羅）
せれな（瀬怜奈、瀬麗奈）
なみ（菜実、奈美、南未）
にいな（新菜、新奈、新和）
のあ（乃愛、乃亜、埜亜）
へれな（平玲菜、経令奈）
まあさ（真麻、麻亜紗）
まあや（真綾、真彩）
まいあ（舞彩、茉依亜）
まりえ（麻理恵、万里江、真利恵、茉莉絵）
まりか（茉莉花、鞠佳、真里加）
みいな（未唯菜、美衣南、美以奈）
みら（未羅、美來、実楽）
もあな（萌亜菜、望愛奈）
もにか（萌仁香、望仁花）
りず（莉珠、璃珠）
りら（莉羅、李來）
れいな（玲奈、麗奈、玲衣南）
れいら（令羅、玲來、麗良）

■中性的で珍しい名前

最近は、男女どちらでも通用する「ジェンダーレスネーム」がことさら人気な傾向にあります。「男の子らしい」「女の子らしい」といった性別の枠にとらわれず、自分らしく伸び伸びと生きていけるよう願いをこめた、現代らしい名付けトレンドと言えるでしょう。

実は中性的な名前は、昭和頃から“珍しい名付け”として登場しており、「ひろみ」「よしみ」「みちる」などがその代表格でした。
令和の時代で人気なものの特徴は
・漢字一文字
・強さや自然、爽やかさを感じさせる字
・やわらかく呼びやすい二音ネームが多く使われる
というような傾向が強く出ています。平成頃の「葵」（あおい）ブームがきっかけとも言われています。

ここではちょっと珍しい、おしゃれな印象のジェンダーレスネームを、漢字一文字、二文字に分けていくつかご紹介しましょう。

【漢字一文字】
藍（あい、らん）
晶（あきら、ひかり）
泉（いずみ）
薫（かおる）
織（おり）
絆（きずな）
圭（けい）
幸（こう）
心（こころ、しん）
司（つかさ）
星（せい）
柊（しゅう）
潤（じゅん）
翠（すい）
友（とも）
晴（はる）
燿（ひかる）
央（ひろ、なかば、まなか）
誉（ほまれ）
雅（みやび）
陽（よう、ひなた、みなみ）
律（りつ）
鈴（れい）
悠（ゆう）
瑶（よう）

【漢字二文字】
亜鈴（あれい）
依織（いおり）
伊吹（いぶき）
羽実（うみ）
絵音（えのん）
和音（おと）
海璃（かいり）
神楽（かぐら）
琥珀（こはく）
紫月（しづき）
世那（せな）
瀬楽（せら）
紬衣（つい）
十和（とわ）
那央（なお）
和海（なごみ）
那月（なつき）
真実（まこと）
真紘（まひろ）
光瑠（ひかる）
穂希（ほまれ）
理生（りお）

【生まれた季節から探す】女の子の珍しい名前例

赤ちゃんが産まれた季節からイメージをふくらませた名前「シーズナルネーム」は、四季のある日本ならでは。

昔から「うめ」「さくら」「ももこ」などがあるように、女性においてはスタンダードな名付け方ですが、昨今は特に、天災や世界情勢など不安定な世相を鑑みてか、自国の文化・風土を大切にしたいと、改めてその価値が見直されている傾向にあります。

最近のシーズナルネームの特徴としては
・生まれ月の旧暦や暦
・季節の植物
・歳時記や俳句の季語
・日本の伝統色
これらをベースに、さまざまな漢字を組み合わせてオリジナリティを出しています。
ここでは、季節を感じられ、かつおしゃれで個性的な名前をピックアップしてみました。

■春生まれ

春はさまざまな花・植物が芽吹くフレッシュな季節。人気の「桜」の字を始めとした、春の花々を連想させる漢字は女の子の名付けに使いやすく、人気です。

菖（あやめ）
苺（いちご）
伊吹（いぶき）
彩春（いろは）
麗（うらら）
桜都（おと）
花純（かすみ）
霞（かすみ）
花鈴（かりん）
小春（こはる）
皐月（さつき）
桜（さくら）
桜子（さくらこ）
志桜里（しおり）
菫（すみれ）
千春（ちはる）
椿（つばき）
蕾（つぼみ）
凪桜（なぎさ）
春（はる）
悠花（はるか）
暖乃（はるの）
雛菜（ひな）
蕗（ふき）
暖花（ほのか）
真菜（まな）
美桜（みお、みおう）
芽咲（めいさ）
芽来（めぐる）
萌々香（ももか）
弥生（やよい）
若葉（わかば）

■夏生まれ

夏は太陽がさんさんとふりそそぎ、生命力にあふれた元気なイメージ。海やお日様を連想させる名前を始め、青々と茂る夏の植物やイベントにまつわる名付けがおすすめ。また、6月生まれなら梅雨、9月頃なら晩夏など、生まれた季節ジャストのモチーフもいかがでしょう。いくつかご紹介します。

葵乃（あおの）
彩海（あやみ）
唯千夏（いちか）
海（うみ）
夏澄（かすみ）
夏帆（かほ、なつほ）
夏音（かのん）
夏蓮（かれん）
叶渚（かんな）
小夏（こなつ）
早苗（さなえ）
涼夏（すずか）
天（そら、てん）
夏華（なつか）
夏稀（なつき）
夏埜（なつの）
夏芽（なつめ）
夏萌（なつめ）
凪咲（なぎさ）
七瀬（ななせ）
虹瑚（にこ）
葉月（はづき）
日葵（ひまり）
風夏（ふうか）
蛍（ほたる、けい）
茉莉花（まりか）
美海（みう）
海音（みお）
海琴（みこと）
南（みなみ）
陽葵（ひなた）
帆夏（ほなつ、ほのか）
立夏（りっか）
莉帆（りほ）
瑠夏（るか）

■秋生まれ

秋は彩り豊かな紅葉やさまざまな農作物にも恵まれ、名付けのヒントになるキーワードがたくさんあります。収穫の季節＝自然の恵みというポジティブな意味をもつ字も多いです。また、中秋の名月にちなんだ名前なども美しく女性らしさを表現でき、おすすめ。

朱莉（あかり、しゅり）
秋（あき、しゅう）
秋穂（あきほ）
秋良（あきら）
杏朱（あんじゅ）
茜（あかね）
楓（かえで）
楓果（ふうか）
快空（かいら）
紅葉（くれは、もみじ）
琴楓（ことか）
栞（しおり）
秋華（しゅうか）
月華（つきか）
月乃（つきの）
月麦（つむぎ）
橙花（とうか）
乃秋（のあ）
文香（ふみか）
穂羽（ほう）
穂菜実（ほなみ）
穂乃（ほの）
穂乃梨（ほのり）
美月（みつき、みづき）
光月（みつき、みづき）
翠月（みつき）
実胡（みく、みくる）
光穂（みつほ、みづほ、みほ）
実乃莉（みのり）
茉莉花（まりか）
麦（むぎ）
椛（もみじ）
夕佳（ゆうか）
柚月（ゆづき）
柚葉（ゆずは）
梨穂（りほ）
梨果（りんか）

■冬まれ

冬生まれの女の子に付けるなら、冬を象徴する「白」「雪」からくる清楚でピュアなイメージの名前はいかがでしょう？また、冬の花や植物は少ないからこそ、希少で生命の逞しさを表現できることも。冬の植物としては「椿」「柊」「柚」「橘」などが代表格です。

初華（ういか）
柑奈（かんな）
橘花（きっか）
清花（きよか）
梢（こずえ）
冴佳（さえか）
沙雪（さゆき）
柊佳（しゅうか）
柊里（しゅり）
澄衣（すい）
鈴乃（すずの）
寿々乃（すずの）
聖（ひじり）
千冬（ちふゆ）
椿稀（つばき）
冬和（とわ）
冬歌（とうか）
冬瑚（とうこ）
茉白（ましろ）
充橘（みつき）
美冬（みふゆ）
睦月（むつき）
莉月（りつき）
莉冬（りと）
雪花（せつか）
六花（りっか）
柚唯花（ゆうか）
雪埜（ゆきの）

【珍しい漢字を使った】女の子の名前例

一般的に名前にはあまり見かけない漢字を使うのも、最近の名付け流行のひとつです。より個性的で、目を引く印象的な名前になり、親の願いがストレートに込められますね。

ただ、あまりにも突飛すぎたり、漢字として常識的でない読み方だったりすると、キラキラネームと揶揄されかねず、将来子どもが困ってしまうことも。字の背景や意味を調べ、漢和辞典に載っているかどうかなど、無理のない範囲でセレクトしてみましょう。

ここでは、ポジティブな意味をもつ、名前としては珍しい漢字や読みをつかった名付け案をいくつかご紹介します。

■一文字の漢字

旭（あさひ）
尭（あき）
天（あめ、てん）
郁（いく）
伊（いさ）
和（いずみ、なごみ、かず）
斎（いつき）
詩（うた、ゆき）
円（えん、まどか、まる）
奏（かなた）
茅（かや）
京（きょう）
慧（けい）
果（このみ）
季（こよみ）
榮（さかえ）
汐（しお）
周（しゅう、あまね）
雪（すすぐ）
芹（せり）
宝（たから）
睦（ちか、むつき）
綴（つづり）
翼（つばさ）
巴（ともえ）
灯（ともり）
央（なかば、おう、ひろ）
梛（なぎ）
稔（なる）
然（ねん）
希（のぞみ、のぞむ、まれ）
穏（のどか）
以（のり）
暖（のん、はる）
実（まこと、みのり）
鞠（まり）
尊（みこと）
岬（みさき）
穂（みのり、すい）
藍（らん）
稜（りょう）
倫（りん）
稜（りょう）
令（れい、りょう）
柳（やなぎ）
遊（ゆう）
芳（よし）

■二文字の漢字

杏萌（あも）
杏詩（あんじ）
以都（いと）
宇心（うみ）
笑晴（えみは）
迦音（かのん）
伽耶（かや）
橘佳（きっか）
彗華（けいか）
小柚（さゆ）
清楽（せら）
千隼（ちはや）
斗彩（とあ）
丹樺（にか）
之詠（のえ）
巴奈（はな）
絆菜（はんな）
枇奈（ひな）
翡翠（ひすい）
真星（まなせ）
旻穂（みほ）
芽瑠（める）
萌綺（もえぎ）
瑤子（ようこ）
浬音（りおん）
伶果（れいか）
路望（ろみ）

【ひらがなで探す】女の子の珍しい名前例

ひらがなは、中国から伝来した漢字をもとにして、日本で生まれた固有の文字です。女の子の名付けにおいては、難読・キラキラネームの反動のためか、人気の傾向にあります。

日本にしかない文字のため、「日本の文化を体現できる」、「読み書きしやすい」、「読み間違われない」、また字面から「柔らかく親しみやすい印象になる」というのが人気の理由とされています。

他にも、漢字のイメージに縛られず、さまざまな願いがこめやすいですし、よくある名前でも「ひらがな」というだけで、他の人とかぶらなかったり、個性的と受け止められることも多く、おすすめです。

さらに、「かや乃」「すず花」など、ひらがなと漢字を組み合わせるパターンも。どことなくはんなりとした、舞妓さんのようなイメージになりますが、できるだけかぶらないようにしたい場合は検討の余地ありです。

ここでは、字体の丸みや響きがかわいらしく、ちょっと珍しい、おすすめのひらがなネーム案を紹介します。

【あ行】
あいか
あいく
あいな
あいの
あいら
あいり
あおば
あかつき
あかね
あきほ
あきら
あさひ
あずき
あやめ
あゆみ
ありな
ありす
あまね
あんず
あんり
いおり
いすず
いずみ
いちか
いと
いろは
ういか
うた
うみか
うるは
えか
えつ
えみ
おうな

【か行】
かえで
かお
かすみ
かりん
かれん
かんな
きい
きこ
きなこ
きほ
きみか
きよら
くるみ
くれあ
けい
けいと
ここな
ここみ
こと
こまり
こずえ
こすず
こなつ
このか
このは
こはく

【さ行】
さおり
さき
さくらこ
さら
さらさ
さり
さゆみ
さゆり
さわ
さわか
しえ
しおん
しずく
しほ
しほり
しま
しゅり
じゅり
すい
すず
すずか
すずは
すみか
すみれ
せあ
せいら
せな
せり
せりな
そあ
そよ
そわ

【た行】
たまき
たまみ
ちえり
ちづか
ちづる
ちとせ
ちより
ちり
つかさ
つき
つきの
つくし
つぐみ
つばき
つむぎ
てまり
てるは
てるの
といろ
ときわ
ともか

【な行】
なお
なおか
なぎさ
なこ
なずな
なつ
なつみ
なでしこ
なな
ななか
なのは
なばな
なみ
なほ
なほこ
にいな
にこ
ねね
のあ
のどか
ののか

【は行】
はな
はなり
はるか
はるの
はるひ
ひかり
ひな
ひなの
ひろ
ひまり
ひらり
ふうか
ふうわ
ふみ
ふみか
ほたる
ほなつ
ほなみ
ほの

【ま行】
まあや
まいか
まお
ましゅ
まつり
まどか
まなか
まりあ
まや
みお
みく
みくる
みちる
みづき
みなみ
みのり
みやび
みり
むぎ
めい
める
もあ
もえ
もえか
もえみ
もな
もみじ
もりあ

【や行】
やえか
やすは
やすほ
やや
やよい
やわか
ゆあ
ゆいか
ゆめ
ゆめか
ゆり
ゆりあ
よしの
よつば

【ら行】
らみ
りお
りま
りほ
りら
りんか
るね
るの
れいな
れいら
れみ
れんげ

【わ行】
わかな
わかば
わこ

愛するわが子へ、最高にかわいい名前をプレゼントしましょう

以上、ちょっと個性的で珍しい女の子の名付け方・名前案をご紹介しました。

名前は、一生子どもの人生に寄り添っていくもの。だからこそ、親としてはその子ならではの、個性的で素敵な名前を付けたくなりますよね。ただ、あまりに奇抜すぎると「キラキラネーム」と言われて本人が嫌な思いをしたり、愛着を持てなかったりするケースも…。愛ゆえに盛り上がって練りすぎて、親のエゴ…とならないよう注意しましょう。

最後に、赤ちゃんの名付けに役立つおすすめの書籍をご紹介します。

『名前が人を幸せにする！姓名判断大全』

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『輝く未来へはばたく 赤ちゃんの名前辞典 ハンディ版』

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ぜひ参考にしてみてくださいね。どうか素晴らしい名前が見つかりますように。

まとめ／小林みほ

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