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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 体験談 【だいたひかるさん】不妊治療中に乳がん発覚、再発。命がけでたどりついた妊娠/独占インタビュー 3ページ目(3ページ中)

3ページ目(3ページ中) | 【だいたひかるさん】不妊治療中に乳がん発覚、再発。命がけでたどりついた妊娠/独占インタビュー

2021/08/18 公開
2023/07/14 更新

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「採卵は麻酔を使うので痛くはなかったんですが、私、世界でいちばん注射が嫌い。だから毎日のように注射をしなくちゃいけないことが、本当に本当にいやでしたね~(涙)」

そしてこのころ、だいたさんは「働きながら不妊治療をするのはキビしい」という現実を突きつけられました。とても仕事は続けられず、マネージャーに相談して、しばらくお休みさせてもらうことに…。

「でも実際には、働きながら治療している人もたくさんいますよね。採卵や移植の日でも、ノートパソコンでガンガン仕事しているかたを病院でよく見かけました」


妊活中も、がん闘病中も、妊娠してからも、食べ続けているのが鍋!
野菜をたっぷりとれて、体があたたまる。妊活にいい食品は、がん予防にも最適です。

自然周期に合わせて採卵する不妊治療専門クリニックへ

仕事を休み、毎日のように病院に通う日々。気持ちはどんどんピリピリしてきたそうです。

「卵がたくさん採れても、グレードのいい受精卵になるのが1個くらい。だから、採卵して、翌月受精卵を戻して、また採卵して、戻して…という繰り返し。自転車操業みたいな感じでしたね(笑)。

B病院では5回採卵をして、5回体外受精をしたんですが、結果は出ませんでした。だれが悪いわけでもないんですが、気持ちはどんどん不安定になってくる…。そこで『ここらでちょっと風向きを変えようか』と考えるようになりました」

そんなとき、小泉さんから朗報が。ずっと「このクリニックに通えたらいいね」と言っていた、不妊治療専門のCクリニックの予約がとれたのです。

「自然周期にそった採卵をしてくれるクリニックなので、大っ嫌いな注射を打たなくてよくなりました(笑)。気持ちも体もラクになったせいか、麻酔を使わない採卵も負担に思いませんでした。このクリニックは私に合っていたと思います」

自然周期に合わせて2度採卵し、受精卵が3つできました。受精卵の状態はとてもよかったけれど、1つずつ2回に分けて子宮に戻しても妊娠には至りませんでした。

最後に1つ残った受精卵は、最も妊娠しやすい受精卵である凍結胚盤胞。次の周期にそれを子宮に戻すことになり、だいたさん夫婦は「三度目の正直だ!」と気合いを入れていたのです。ところが…。

「移植予定の日、朝起きたら少しだけ不正出血していたんです。それでその日の移植が延期になってしまいました」

ぽっかりあいてしまった1日をどう使おうかな…と思ったとき、ふと目に入ったのが自治体からの「乳がん検診のおしらせ」でした。

「最近行っていなかったなぁ」と気づいて、受診することに。運命の歯車が、思いがけぬ方向に回り始めた瞬間でした。


私たち夫婦はフライングしやすいタイプ。
写真は7年前に買った子ども服。あまりに早く買いすぎて黄ばんできた~。洗っておかなくちゃ!

次回、独占インタビュー②
45歳、乳がんの私も子どもを産めますか?

夫・小泉貴之さんの独占インタビューはこちら
【前編】命がけの不妊治療再開を支えた夫のホンネと葛藤
【後編】乳がん再発、不妊治療リスタートからの妊娠。

だいたひかるさんの1万字ロングインタビューは
『赤ちゃんが欲しい 体験談総まとめ』号に掲載!

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