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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 妊活ライフコラム 「3代前のご先祖の名前、言えますか?」子宝最強スポットご住職の法話が心にしみすぎた【東京/鬼子母神】

「3代前のご先祖の名前、言えますか?」子宝最強スポットご住職の法話が心にしみすぎた【東京/鬼子母神】

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毎回、参加したみなさんから続々と妊娠報告が届くという、鬼子母神堂子授け祈願ツアー。全国の妊活カップルの願いが書かれたざくろ絵馬カードを奉納したあと、ご住職を囲んでお話し会をしましょうというスペシャル企画です。

妊活メディア『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』編集部スタッフと、読者代表1名という最小人数で訪問し、みなさんの思いがいっぱい詰まったたいせつな絵馬カードを無事奉納してまいりました。

みなさんの絵馬カードを奉納したあとに、鬼子母神堂をおまつりする法明寺の近江ご住職のありがたい法話をお聞きしました。

お話くださったのは


鬼子母神堂の本院・威光山法明寺 住職 近江正典さん
『赤ちゃんが欲しい』の鬼子母神堂への奉納企画の際にはいつも貴重なお話をしてくださいます。

神様仏様に「お預け」していいんですよ

背負いすぎたら心が重く苦しく 大事なのは自分が幸せになること

ご住職とのお話は、ときおり笑いが起こるほど、和やかな雰囲気でスタートしました。

「今は医療が発達したので、検査をすると不妊の原因がわかることも多いですよね。すると、ご夫婦によっては私が悪いとか、彼が悪いってなっちゃうのね。
男性側も、女性側も見える結果がすべてと思ってしまう。それは実はあやまりで、そう考えちゃいけないんです。
全部見えるから苦しくなっちゃう。けれど、それが本当の原因かどうか、誰もわからないのではないでしょうか?」

3代前のご先祖様の名前わかりますか?

ふと、ご住職は代表読者さん始め取材陣に3代前の御先祖様の名前を思い出してみてと問いかけます。でも、だれも答えられず…。

「そうなんです。私たちは3代さかのぼっただけでもご先祖様の名前がわからないくらい、長い歴史をひとりで背負ってきてるんですね。
ご先祖からの命のリレーをつないできたアンカーなんです。そして、夫婦となって子を授かって産もうと思っている。
仏教では、生まれながらにして背負っているもののことを“業=カルマ”といいます。そんないいものも悪いものも全部含めて、自分ではもう変えようがない過去の時間に対して、 どうするのかといえば“祈る” “お参りする”ことなんです。」

「祈りっていうのは、いろんな形があって、絵馬をかけること、お経をあげるのもそうだし、それらがどういう意味なのかっていうと、背負いきれないものは、すべて鬼子母神様におまかせする、お預けするっていうことなんです。もうね、丸投げなの(笑)。
言葉が悪いけど、自分が抱えきれないものはお預けして、持てるものだけを持って、努力することが大事なんですね。」

みなさんはできる努力をすでにしているのです

「不妊治療をされているかたは、すでにできる努力はたくさんなさっているはず。それだけ努力したのだから、その先のことはもう鬼子母神様にお預けすればいいんですよ。それが祈りなんです」

今回読者代表として、奉納に立ち会ったMさんは、3年にわたる治療で、稽留流産というつらい経験をしたばかり。ご住職はこんな言葉をかけられました。

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