え、双子⁉︎即、入院からの「羊水が少なくなってきてる」ってどういうこと?思い通りにいかなかった帝王切開をレポート【2人目不妊からの出産リアル体験談】
妊娠判明で喜んだのもつかの間、まさかの双子!と驚く女性は少なくありません。無事に妊娠継続できる?スムーズに出産できる?2つの新しい命を同時に授かった、という幸せをかみしめる反面、双子妊娠ならではの不安や悩みも数知れず。
実際の声を聞いてみたい!自然妊娠で双子を授かった女性に、妊娠判明から出産までのエピソードを赤裸々に語ってもらいました。双子を妊娠・出産するまでには、いったいどのような過程があるのかリアルな体験談をお届けします。
2人目が欲しかったけれどなかなか授からず…
今回お話を聞いたのは、7歳の男の子と、2歳の双子の女の子を育てるミキさん(32歳)。
結婚後半年で長男を妊娠、大きなトラブルもなく出産まで至りました。
結婚前から子どもは2歳差で2人欲しいと思っていました。なので、いつでも妊娠・出産できるように、と生後10ヵ月で断乳。もっと早いタイミングでもよかったかなとも思ったのですが、私の体力的になかなかしんどくて(笑)。
でも、1人目もすぐに妊娠したから、2人目もすぐにできるだろう、とのん気に構えていたんです。
しかし、予想に反してはなかなか妊娠の兆候がみられず。それでもいつかは…と思っているうちに、1年がたち、2年たち…
さすがに焦ってきました。でも、夫はまったく焦ってなくて『別にできなければできないでいいじゃん。こんなに可愛いこの子がひとりいればじゅうぶんだよ』となんて言うんです。
自分自身がひとりっこで、いつも兄弟のいる友達がうらやましかったことから、どうしても2人子どもがほしかった。
「そんなに焦らなくていいじゃん」という夫に、自分がいかに兄弟が欲しかったかを、涙ながらに話したんです。そうすると、ようやくコトの重大さに気付いてくれたらしく、協力的になってくれました
もしかしたら2人目不妊かも…と思ったので、夫婦で産婦人科を受診することを夫に提案。最初は、「絶対嫌だ!」と拒んでいた夫でしたが、私が「不妊は女性だけに原因があるわけじゃない」と再三話し、ようやく重い腰をあげてくれました。
それでも夫は産婦人科に行く直前までブツブツ言っていました。『1人スムーズに妊娠したんだから、もう少し様子を見てもいいんじゃないかなぁ』って。
こうして、産婦人科で検査を受けたのですが、結果は夫婦ともに異常なし。まずはタイミング法から始めてみることになりました。長男をわりとすぐに授かったこともあって、それまで、特に排卵日とかを気にしたことがなくて…。なんとなく恥ずかしい気持ちになったのを覚えています。
タイミング法をスタートしてから3ヵ月、生理が遅れていることから妊娠検査薬を試してみました。くっきりと陽性反応が現れたのを見て、大喜び!夫も涙を流して喜んでくれました。
翌日、産婦人科に行ってみると、胎嚢がくっきり確認できました。
でも、この時はまだ、双子だってわからなかったんです。
運命の分かれ道となったのは、2回目の検診。エコーを確認していた医師から「心拍が2つ確認できますね。これは一卵性の双子ですね」と告げられました。予想外のことに頭がパニックに!確かに兄弟は欲しいと思っていたのですが、まさか双子を妊娠しているなんて夢にも思わなくて…。まずは、びっくりしました。
その夜、夫に双子であることを告げると、「双子?」と大きな声で叫ばれました。「双子って?」と聞いてくる長男に、「もうすぐ、弟か妹が2人できるよ」というと、嬉しそうな顔をしてにっこり笑っていたのが印象的でした。
とにかく新しい命を2つ同時に授かることができたのは、すごく幸せなことだね、って夫婦で話をしました。
1人目の時には無縁だったマイナートラブルに…
双子の妊娠が分かってからほどなく、最大のピンチが訪れます。それは…つわり。
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