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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 体験談 え、双子⁉︎即、入院からの「羊水が少なくなってきてる」ってどういうこと?思い通りにいかなかった帝王切開をレポート【2人目不妊からの出産リアル体験談】

え、双子⁉︎即、入院からの「羊水が少なくなってきてる」ってどういうこと?思い通りにいかなかった帝王切開をレポート【2人目不妊からの出産リアル体験談】

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実は1人目を妊娠した時は、まったくつわりがなくて、臨月までバリバリ働いていたんですよ。だから、私はつわりが起きない体質なんだ、って勝手に思っていて…。でもそれは大間違いでした。

とにかく吐き気が酷く、ずっと横になっていました。夫は協力的で、家事もこなしてくれたのですが、長男がちょっと不安定になってしまいました。ずっと横になっている私のもとへおもちゃを持ってきて、「ママ、遊ぼう」と催促してきたり、パパがお風呂に入れようとすると「ママがいい!!パパはイヤ!」と泣き叫んだり…。

正直言って、私もしんどくて余裕がなかったので『お願いだからあっちに行って!』ときつく当たってしまったこともありました。黙ってポロポロと涙を流す長男の姿を思い出すと、今でも胸が痛みます。

長男の様子も気になる、でも自分もしんどい…どうにもならなくなった私は、実家の母に来てもらい、家事や育児を手伝ってもらうことにしました。たまたま両方の実家が近かったので何とかなったのですが、もし実家に頼れなかったら…と想像するだけでぞっとします。

母が家に来て、家事をしてくれたり、長男の世話をしてくれたりしたことで、ようやく危機は脱出。長男もだいぶ落ち着いてきたし、私も心に余裕ができました。調子のいい時は長男と散歩できるようにもなりました。もう少し2人の時間を大切にしてあげたらよかったかな…と今さらながらに思います。長男には本当にかわいそうなことをしました。

しかし、つわりが終わったからと体調が良好になったわけではなく…。とにかくマイナートラブルに悩まされました。腰痛もひどくて、少し歩くと腰をさすって、母に『おばあさんみたいね』と言われたこともあります。正直カチンときましたが(笑)。

あとは頭痛。本当に頭痛がしんどかったんですが、市販の鎮痛剤が飲めないので、きつかったですね。それと…痔!もう、とにかく痛くて痛くて…。産婦人科で、『痔をどうにかしてほしいです』と涙ながらに訴えたこともありました。

とにかく、妊娠中は「体調が万全!」という日は1日もありませんでした。唯一の救いは、お腹の中の子供が順調に育ってくれたこと。検診に行って、エコーで双子ちゃんの姿を見るのが楽しみで、それを励みに毎日の体調不良を乗り越えることができたんだと思います。

エコー写真を長男に見せると、だんだんと自覚が出てきたのか、お腹に向かって「元気?」「早く会いたいね」なんて話しかけるようになったのも、嬉しい瞬間でした。

トータルでは、しんどい印象しかなかった双子の妊娠期間ですが、よくよく思い返すと、幸せな瞬間もたくさんあったんです。でも、とにかく体はしんどかった!よく、『双子の妊娠には安定期はない』と聞きますが、まさにその通りですね。もし、もっと息子が小さい時に妊娠していたら、と思うと乗り越えられたかどうか。そう思うと、あれだけインターバルがあったのはよかったのかもしれません。

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管理入院中にまさかの?急遽、帝王切開に…⁉︎

かかりつけ病院は、大きな総合病院の産婦人科。お腹の赤ちゃんが双子だと判明した時点で「出産は帝王切開になる」と告げられていました。生まれてくる子供のリスクが少ないのなら…と帝王切開に同意しました。

また、10ヵ月まで赤ちゃんがお腹の中に過ごせるように、と妊娠9ヵ月に入った時点で入院することも伝えられていました。そんな諸々の話を聞くと、『あぁ、双子の妊娠、出産って、やっぱりリスクが高いんだな』と実感しました。

マイナートラブルに襲われながらも、赤ちゃんは順調に育っていたので、このまま予定まで何もない、と信じきっていたのですが…。

ある日、洗濯を干していると、いつもより強いお腹の張りを感じました。

それまでも何度かお腹に張りを感じることはあったので、しばらく安静にすることに。いつもは安静にすることで、張りはしだいに治っていたんです。でも、このときは、まったく治らないどころか、横になっていても張りがどんどん強くなってきて…。これはおかしい、と病院に連絡し、急遽診察してもらうことになりました。

診察でお腹の張りと赤ちゃんの心拍を診察してもらい、先生に言われたのは「子宮口が少し開いてきているし、子宮頚管の長さも短くなっている。切迫早産だから入院しましょう」という内容でした。

このときはまだ妊娠7ヵ月。これから3ヵ月も入院しなければならないの…と涙が止まらなくなりました。看護師さんに、『ほんの少し、お腹の赤ちゃんを守るためだからね』と優しく慰めてもらいました。

入院中は、絶対安静。24時間点滴でストレスがマックスに。長男の顔を思い浮かべては泣いたり、胎動が感じられないと『赤ちゃんに何かあったんじゃないか』なんて不安になったり…。家にいたときはずっと横になっていたい、と思っていたのに、いざ絶対安静になると、動けないことがこんなにつらいなんて…。本当にしんどかったです。

夕方になると長男が面会に来てくれましたが、帰る時間になると「嫌だ、ママと一緒に居たい」と泣き出すのもつらかったです。こんなにも長男に我慢をさせて…。私は自分のエゴで2人目が欲しい、と思って、長男に我慢ばかりさせているな、と思ったら、自分はなんてひどい母親なんだろう、と思う日々でした。どんどんネガティブな思考になっていくのを感じていました。

そんな私でしたが、心の支えになっていたのは双子の成長。エコーを見るたびに、「順調ですよ」と先生や看護婦さんが声をかけてくれて。その時はホッと安心できました。

しかし、辛い入院の日々を耐えていたところにまた新たなトラブルがやってきます。

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