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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 妊活ライフコラム 【採卵しても移植がキャンセルに…】卵子の質をよくするために漢方でできることを知りたい!

【採卵しても移植がキャンセルに…】卵子の質をよくするために漢方でできることを知りたい!

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妊活ライフ
2021/06/18 公開
2023/10/05 更新

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「不妊治療と漢方の併用、実際どうなの?」気になっているけどこれまで機会がなかったとの声が多い漢方について、漢方薬房こうのとりの戸口瑞之先生に聞きました。

今回は、「採卵はしたものの移植には至らず、不妊治療に行き詰まりを感じている」というお悩みをテーマに、妊娠力を高めるために漢方でできることを詳しく解説します!

採卵しても移植がキャンセルに…不妊治療に行き詰まりを感じます

卵の質をよくするために漢方でできること

不妊治療に漢方を併用するのは、以前から気になっていたけれど、これまで機会がなかったという声がたくさん寄せられています。なかでも「採卵はしたものの移植には至らず、不妊治療に行き詰まりを感じている」というお悩みは切実です。苦労して迎えた採卵なのに移植がキャンセルとなると精神的にもつらいものです。

毎年発表される日本産科婦人科学会の最新データ(2018年)からも、体外受精総周期数約45万件に対して移植周期数は約25万件と厳しい実状がうかがえます。

漢方を併用した体づくりでは、「採卵」と「移植」という段階に応じてお一人おひとりに必要なご提案をしていきます。妊娠に不可欠な「卵巣機能」と「子宮環境」ですが、漢方では 単に関係する内臓そのものだけでなく、【東洋医学的な考えから)五臓六腑のバランスが連動しており、その結果として体質がととのい、妊娠しやすさにつながっていると考えます。

たとえば、ストレスや不規則な睡眠が続くなどご自身の体力低下から妊娠に必要なエネルギーの不足が考えられるケース、胃腸が弱く栄養吸収が不安定だったり生理痛や冷えなど慢性的な血行不良といった体質的な見直しが必要なケース、また、長期間の治療で当初のような反応が得られなくなってしまったケースなど、さまざまな要因と体調を立て直すことで、妊娠力アップをめざしていきます。

妊娠力を高める体づくりのポイント

漢方では、注射をしたり接触する診察をすることはありません。だからこそ、顔色や声の調子、生理の状態や生理周期などから改善ポイントを見極めていきます。
特に基礎体温には体づくりに必要な特徴があらわれており、情報を得るたいせつなツールといえます。全体的にギザギザしていたり、排卵日がよくわからなかったりするのは「瘀血(おけつ)」といって血のめぐりが停滞しやすい体質であるサインととらえます。

また、高温期の様子に着目してみると、たとえば日数が短い場合は、着床から妊娠維持へ向かう態勢に不足があると考えられますので、生命力や生殖活動を支えるエネルギー「腎精」を補う漢方薬をおすすめしたり、しっかりと体温が上昇しない場合は、代謝や自律神経のバランスをととのえる生活習慣のアドバイスもしていきます。

原始卵胞が成熟卵胞となり排卵を迎えるまでには約180日かかりますが、この約半年間をめどに体調をととのえることにより、不妊治療で成果を上げることも期待できるといえます。

あわせて男性の体調をととのえるとよいでしょう。適切な生活 改善と漢方の服用により、本来の体力が発揮され精子の運動率が高まった例もたくさんあります。最近は、スマホやパソコンを使う時間がふえ、目の酷使による肝血の消耗や自律神経の乱れも目立っていると感じます。 懸命に治療を続けても厳しい状況が続いているなら、生活習慣を見直すことから始めましょう。

withコロナの時代、オンライン相談でよりていねいな漢方相談を

ご希望のかたには、オンラインでのご相談も行っています。 Zoomなどのビデオ通話システムでは、漢方に必要なお客さまの表情や舌の状態を確認することもできますし、電話相談だとわかりにくい細かなニュアンスも伝わると好評です。ご来店がむずかしい場合でも、ご来店いただいたときと同様に現実に即したご相談が可能です。

初回は1時間〜1時間半かけてじっくりとお話を伺います。基礎体温表や各データも共有しながらご納得いただくまでていねいなカウンセリングを心がけています。ときには妊活のストレスも発散し、気分転換になっているとのご感想もいただいています。お気軽に活用してみてください。

不妊治療プラス漢方【体験談】41歳 T.Mさん

病院に通いながら「こうのとり漢方」を始めたのは40歳のときでした。

戸口先生の「漢方だけでも自然妊娠が望めそうなご様子ですね」の言葉に勇気づけられて、体調をととのえることを目的に服用を続けて3ヶ月半がたったころ体調に変化を感じました。もしかしたら漢方のおかげで自然妊娠できたのかもしれません。

娘が1歳になったのを機に、第2子妊娠をめざし、こうのとり漢方を再開しています。

戸口先生&カウンセラー・大勢待祐香さんの妊活のための季節養生トーク

エアコンの温度、冷たいもののとりすぎに注意!

戸口先生:卵子の育ちに最も影響を与えるのは、冷えとストレス! 冷えを自覚していない女性は少なくないよね。

大勢待さん:季節は春から夏へ向かっていますが、実はエアコンの冷風や冷たい飲み物などで、体の中は冷えてしまっていることも。

戸口先生:エアコンの温度は26度以上をキープ! パートナーが暑がりで26度がむずかしい場合は、1枚羽織るなどの対策が必要だね。
あとは、長年の経験で感じることだけど、毎日アイスクリームを食べているという人は、基礎体温がガタガタになりやすい。冷たいものを食べたいときは、かき氷のほうが体を冷やさないようだよ。いずれにしても、冷たいものの食べすぎ、飲みすぎには注意!

大勢待さん:あとはしっかり眠ることと、 ストレスをうまく発散することも大事ですね。パートナーやお友だちに言いづらい妊活の悩みは、ぜひ私たちに相談してほしいです。「話すだけでも、すっきりできた!」というかたが多いですよ。気軽に利用してみてください♪

\プラス漢方/「漢方薬房こうのとり」のおすすめをご紹介

桃福宝

授かり体質をサポートする漢方サプリ。体づくりに応じて「赤珠」「黒珠」「碧珠」の3種類があります。

漢方薬房こうのとり

住所:富山県富山市総曲輪3-9-29
電話:0800-555-1029
受付時間:10:00 ~ 19:00
土曜のみ 9:00 ~ 18:00
定休日:木曜・日曜・祝日・年末年始
HP:https://www.toyama-kounotori.com/

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薬剤師。京都薬科大学卒業。同大学臨床薬学教育センター特命教授。くすり所(どころ)として有名な北陸富山で、薬の専門家として、体に自然で心にやさしい子宝漢方を提案している。

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