私だけじゃなかったの?夫にも見つかった原因とは?紆余曲折にすえに夫婦が選んだ道とは?【後編】
私たち夫婦は、私(C.S)24歳、夫25歳の時に結婚し、30歳までに子どもが2人欲しいと考えていました。「結婚式が終わったら子どもが欲しいね」と、妊活を意識しはじめたのは、婚姻届を提出してから約1年後のことでした。
もともと妊娠できるのか不安があった私は、まずは病院で検査してもらうことに。しかし、検査を進めていくうちに次々と問題が浮かび上がってきたのです。いちばん衝撃だったのが、のちのち分かった夫の不妊症!当時、男性不妊に知識がなかった私たち夫婦にとって想定外のことでした。
今回は、男性不妊がわかるまでの経緯や知ったときの夫婦の心境の変化をお伝えてしていきます。女性にも男性にも読んでいただけたら幸いです。
<<前編から読む「生理不順が当たり前、年々ひどくなる生理痛…」
ホルモン検査と子宮卵管造影検査の結果は?
タイミング法と同時にホルモンのバランスを調べるための血液検査と子宮卵管造影検査を行いました。
まずは、結果が出るのに時間がかかる血液検査を先に行い、結果が出るまでの間に子宮卵管造影検査を行うことに。子宮卵管造影は時間が短かったため、仕事を中抜けして行ったのですが、あまりの痛さに号泣…。そんな痛くないだろうと思っていたのですが、甘かったです。
そして検査の結果は…

実際のホルモンバランスの血液検査結果の写真です。
子宮卵管造影検査は問題なかったのですが、ホルモンバランスの検査はLH(黄体化ホルモンとFSH(卵胞刺激ホルモン)のバランスが悪く、卵胞が育たず排卵しにくい状態とのことでした。

そして今までの結果を総合的にみて、多嚢胞性卵巣症候群と診断されたのです。
多嚢胞性卵巣症候群とは、卵胞の成長が途中で止まりたくさんの卵胞が卵巣内にとどまる病気です。卵胞が育ちきらず排卵しないため、不妊の原因にもなります。
その判断基準としては以下の3つと、医師から説明を受けました。
・月経周期の異常
・超音波検査で発育していない卵胞が卵巣内にたくさんみられる
・血液検査で排卵を促す黄体化ホルモンや男性ホルモンが高い
私はこの条件を満たしていることがわかったのです。
やっと生理不順の理由がわかり安心したのと同時に、「やっぱり自分に原因があったんだ」と悲しい気持ちになりました。ピルを飲めば多嚢胞性卵巣症候群は改善できると言われ、しばらくタイミング法はお休みすることに。排卵日のたびに私から夫に伝えなくてよくなったことに正直、安堵しました。
しかし、、
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