3ページ目(3ページ中) | 私だけじゃなかったの?夫にも見つかった原因とは?紆余曲折にすえに夫婦が選んだ道とは?【後編】
いろいろ調べてみると不妊治療がきっかけで離婚している夫婦もいるそうですが、私は夫との子どもしか考えられず、離婚したいとは思いませんでした。
本来なら自然妊娠したいと思っていましたが、乏精子症を治す特効薬はなく、原因もわからない。
私はどうしてもふたりの子どもが欲しかったので、それなら顕微授精をやるしかない!と覚悟を決めて、治療にのぞむことにしたのです。
夫にその想いが伝わったかどうかわかりませんが、「無理しない範囲で頑張ろうか!」と言ってくれました。今まで一人で通院していた私にとって本当にうれしい言葉でした。
しかし顕微授精のことを調べていくうちに、不安要素が噴出!治療費が高いなこと、通院回数が多いこと、体に負担がかかること…。不安をすべて無くすことはできませんでしたが、あらゆるリスクについてふたりで話し合って、次のステップに進むことに決めたのです。
まとめ
私は「まさか夫が男性不妊」とは思ってもいませんでした。しかし、男性不妊は一般男性の約20人に1人はいるそうです。振り返れば、早く夫に検査してもらい、自分が今何に不安で、何が辛いのかをしっかり話しておけば、ストレスがたまることもなかったと思います。
夫も言葉には出しませんでしたが、当時は自分の精子が少ないことに相当、悩んでいたようです。
その後、私たち夫婦は顕微授精で赤ちゃんを授かることができました。その体験談はまた紹介していきますね。わがやの不妊原因判明までのエピソードが、少しでも参考になれば幸いです。
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妊活スタート!治療の流れ
「赤ちゃんが欲しい」と思ったら妊活スタート。第一歩は病院探しから始まります。
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自分のライフスタイルにあった診療時間のクリニックかも合わせて確認しましょう。
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2. 予約(WEB予約をクリック)
受診するクリニックを決めたら、予約をいれましょう。WEBで予約をできるクリニックも増えています。初診だけは電話などで予約のクリニックもあるので、確認しましょう。
3. クリニックに行く/問診票に記入
予約した日程にクリニックにいったら、まずは受付&問診票に記入。問診票には、最終月経の状態、生活習慣、既往歴など検査に必要な質問項目に答えます。生理中でもできる検査もあります。
4. 先生によるヒアリング
事前に記入した問診票を見ながら、医師と直接話す問診タイム。日ごろから気になっていることなどはここで質問を。過去の病歴や、流産・中絶経験などもつつみかくさず正直に答えることが重要です。
5. 内診&超音波検査
外陰部の視診や触診、腟鏡を使って腟内の状態確認を内診台の上で行います。外側からは見ることができない子宮や卵巣の内部は超音波で検査します。不妊治療における超音波検査は、内科の聴診と同様の位置づけだと考えましょう。
6. 血液検査&尿検査
血液検査と尿検査は、ほとんどのクリニックで初診の時に行われます。不妊の原因になる疾患が見つかればその治療が優先されるので、初診で調べるのが基本。
7. 会計・次回の予約
ひととおり検査が終了したら待合室に戻ります。その後、会計をすませて初診の検査は終了。検査結果が出るスケジュールを聞いて次回の予約をします。初診時の多くの検査は保険が適用されますが、保険適用の有無は確認しておくと安心です。
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