3ページ目(3ページ中) | コツがあった?!排卵日セックスで妊娠した3人にとっておきの作戦を聞いてみたら・・・
「私はどうしても赤ちゃんが欲しかったから、サプリを飲んだり、基礎体温を付けたり、食事に気を使ったり、とできることはいろいろやっていました。それに対して夫は、『赤ちゃんなんていつかできるよ』と、全然、妊活をまじめに受け止めてくれなかったんです」
今日は排卵日だから、と告げたにもかかわらず、飲みに行って酔っ払って帰ってきたり、「疲れているから」とAさんの誘いを拒んだりした夫。そのたびにAさんはベッドの中でひとり涙をこぼす日々。
「このままだと私は一生妊娠しないかもしれない…と悲観的になって、友人に相談したんです。すると友人は、『もしかしたら旦那さんは、妊娠がどれだけ大変かがわかっていないんじゃない?』って言ってくれたんです。その言葉にはっとしました」
確かに思い返してみると、「赤ちゃんなんていつかはできる」という発言や、排卵日を告げてもピンとこない表情など、心当たりがたくさんあった…というAさん。
「そもそものスタートから間違えていたんです。夫も私と同じくらい、妊娠に関するさまざまな知識を持っている、と思っていたんです」
そこでAさんはまず、夫に「知ってもらうこと」からはじめます。
「ネットで調べると、男性向けの妊活の本がいろいろあったんです。それらの本を購入して読んでもらったり、妊娠をテーマにした映画を一緒に見たりしました」
すると、Aさんの夫に変化が生まれたそう。
「ある日ポツリと、『赤ちゃんができるってすごい奇跡なんだな…』ってつぶやいたんです。その言葉を聞いたときに、『あ、この人もわかってくれるようになったな』と思いました」
それからの変わりようはAさんも驚くばかり。Aさんの排卵日をチェックしたり、妊娠しやすいジンクスのある食べ物を買ってきたり、妊活に積極的になったそう。
「『おりものチェックしてる?妊娠希望してるなら、ちゃんとおりものの状態も気にしてよ』と、おりものの報告をさせようとしたときは、さすがに『やりすぎだからやめて』とお願いしました(笑)」
排卵日を告げてもどこ吹く風だった夫、なんと自らAさんの基礎体温を把握して、排卵日には「今日は排卵日でしょ?頑張ろうね」と言ってくるようになった、というのですから驚き。
「人ってこんなに変わるんだな、とびっくりしました」
さらに変化したのは、セックスの内容。
「交際期間も長かったこともあり、正直セックスもマンネリ化していたんです。どちらかというと、夫が一方的に満足して終わり、でした。それが彼が妊活を始めてから、私を労わってくれる優しいセックスに変わったんです」
Aさんが「なんだか最近、変わったね」と聞くと、照れくさそうに「リラックスした状態のほうが妊娠しやすい、と書いてあったから」とポツリ。
Aさんも夫とのセックスに満足感を得るようになったそうです。
その甲斐あって、Aさんは、3回目の排卵日セックスで妊娠。妊娠検査薬で陽性判定が出たことを告げると、夫は声をあげて泣いて喜んだんだとか。
「パートナーが妊活に協力してくれない、という人は、案外相手が、妊活の大変さとか、妊娠することの難しさとかをわかっていないのかもしれません。とはいえ、うちの場合はちょっと極端すぎる例だから、あまり参考にならないかもしれませんが(笑)。でも、妊活の第一歩として、パートナーに知ってもらうことは大切なんじゃないかな、と思います」
最後にAさんは、「あの時、私に、『旦那さんは知らないだけかもよ』ってアドバイスしてくれた友人には感謝してもしきれません」とにっこり笑顔で話してくれました。
プレッシャーは妊活の大敵!
今回ご紹介した3人のエピソード、共通点はいずれも「プレッシャーからの開放が妊娠のきっかけ」になったこと…ではないでしょうか。
確かに排卵日を意識するのは大切ですが、そればかりにとらわれ過ぎてしまうと、夫婦仲や思いやりなど、大切なものを見失ってしまう恐れがあります。妊活は、予想以上に長期戦になってしまうことも多いもの。お互いの心がプレッシャーで折れてしまわないよう、いろいろ工夫してみるのもいいですね。
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