目標は6週2日を超えること。陽性判定後の茶おり、心拍確認前の出血…赤ちゃんは無事なの? わたしの戦いはここから【ただいま進行中!アラフォー妊活記録】
アラフォーのリアルな妊活・不妊治療をつづった、妊活メディア『赤ちゃんが欲しい』オリジナル連載。あかほし主婦ライターのミキが「40代 不妊治療」のリアルを書いていきます。
2度目の移植に臨んだミキさん。前回のお話では、着床が確認でき「妊娠4週」とドクターに言ってもらえました。だけど、前回の流産の記憶が消えなくて…。というミキさんのリアルな心境をつづります。
←最初の話から読む「現在40歳のわたしが不妊治療をはじめるまで」
前回のお話【#31】
胎嚢確認ができたのに、さらなる不安に襲われて…
2度目の移植で受精卵を戻し、着床する奇跡を起こすことができた私の体。
…しかし前回は6週2日で進行流産となり、その後の検査で不育症と判明している私の体。お腹に子どもが宿ってくれた喜びが湧きあがろうとする一方で、まだ喜んじゃいけない、何かあるかもしれないという不安にどんどん支配されていきました。とにかく安静にして、6週2日を超えるんだ。じっとしていることが子どもを守ることだと信じて、粛々と日々を過ごしました。
妊娠超初期は本当にお薬三昧。ユベラやルトラールなどに加え不育症対策のバイアスピリン、そしてルティナス膣錠にエストラーナテープなど、子どものため・妊娠継続のため絶対に忘れられない!とかなり神経質に管理をしました。
お薬三昧!前日夜に翌日3回分の錠剤をピルケースに入れることが習慣でした。とにかく忘れないようにスマホのアラームも仕込みました
しかしこの頃、とにかく気になっていたのは出血。判定日少し前から茶おりが出ていて、1日だけおさまったもののうっすら続いていました(判定日に先生に質問したところ「着床出血でしょう」とのことでした)。
実は前回の陽性判定後にも同じ頃から茶おりが出ていたこともあり、また…ととにかく私の不安を煽る出来事でした。そんな不安を抱えたまま1週間後、無事胎嚢確認ができひとつ安心を得たと思いましたが、私の戦いはここから。心拍確認前日に悲しい結果を呼んだ前回の妊娠期間を無事超えること。
診察室であまりにも不安がる私に、「このあと看護師とじっくりお話して帰りませんか?」と先生が一言。
個室で看護師さんに前回と同じことにならないか怖くて不安だと告白すると、「不安なのはよくわかるけど、妊娠初期はとにかくお腹の子を信じて日々ゆったり過ごすことと、処方された薬をしっかりと飲むことです。今はそれをきっちりとやりましょう」とアドバイスを受けました。そ、そうか。私がどーんと構えなくてどうする。もちろん不安がゼロになった訳ではないけれど、前回の妊娠と今回の妊娠は別のものなのだから、信じるしかないと(半ば無理やり)腹をくくりました。
心拍確認前に出血! 赤ちゃんは無事? とパニックに
胎嚢確認から心拍確認までの間に、どうしても外せない仕事がみっちりつまった「仕事モリモリデー」がありました。不安ながらもなんとかこなし、「終われた…」と胸を撫で下ろしたその深夜に茶褐色の少量出血。
翌日もピンクのうすい出血があったり止まったりを繰り返したため、その週末は自主的にソファの上で何もせず過ごしました。その間も、ひたすら寝ているだけなのでスマホで検索をするばかり。お願いだから何もありませんように、無事心拍が確認できますようにと祈ることしかできませんでした。
そしてやってきた心拍確認の日。この日が迎えられただけでも感無量になりそうでしたが、本番はここから。本当に不安な気持ちと祈る気持ちで超音波検査をしてもらったところ、心拍を確認できました…(涙)。
白く小さな影がピコピコパクパクしているのを見て、喜ぶよりも完全に言葉を失うほど驚きました。こんなことが起こってくれるなんて…!胎嚢21mm 胎芽3.8mm、サイズも順調ですよとのこと。
出血に関しては断定できないけれどルティナス挿入時に出てしまったものか、胎盤ができる過程でのものか、どちらにせよ安静を心がけてくださいと言われました。
この頃の夫は頑なに徳を積もうとしていました
心拍確認ができたことで、またひとつ安心できた〜とメンタルが上向きになるかと思ったら、またも試練が!
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