リミットは刻一刻と迫ってくるけれど、アラフォーの経験値が私を支えてくれた【宮崎宣子アナウンサーの40代妊活〈後編〉】 | 不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし(赤ちゃんが欲しい)
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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 体験談 リミットは刻一刻と迫ってくるけれど、アラフォーの経験値が私を支えてくれた【宮崎宣子アナウンサーの40代妊活〈後編〉】

リミットは刻一刻と迫ってくるけれど、アラフォーの経験値が私を支えてくれた【宮崎宣子アナウンサーの40代妊活〈後編〉】

宮崎宣子アナウンサー

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不妊治療を経て44歳で母になった宮崎宣子さん。タイムリミットを意識しながらも、あえて治療を休む選択をしたこともあったと言います。

大変なことも多い不妊治療に幸せを見つける宮崎さん流のポジティブシンキング術や、いま、治療を頑張っているみなさんへのメッセージをお届けします。

前回のインタビューを読む>> 主治医から「もう厳しいかもしれない」と告げられて。でも私の気持ちは意外にも【宮崎宣子アナウンサーの40代妊活〈中編〉】

つらいときは、手のなかにある幸せを確認!

私は、悩めるということは、満たされていることの裏返しかもしれない、と思っています。

妊活や不妊治療で悩むのは、「この人との子どもが欲しい」と思えるパートナーがいる、ということでもありますよね。

不妊治療では、終わりの見えないしんどさに迷走気味になったこともありましたが、根本には「今のままでも幸せ」という思いがありました。ダメもと精神で始めて、過度な期待を持っていなかったことも、よかったのかもしれません。

妊活や不妊治療をスタートしたのが30代だったら、きっと治療への期待ももっと高かっただろうし、その分、苦しんだこともあったかもしれないと思います。

妊活中はどうしても「赤ちゃんが欲しい」と、まだ手に入れていないものにフォーカスしがちですが、視点をちょっと変えてみると、すでに自分が持っているものに気づいて幸せを感じられることもあるのかも。

私自身もよく、「何より今健康で、好きな時に好きなものを食べて、好きな仕事ができて、私は十分幸せだ!」と確認していました(笑)。

アラフォーの経験値は妊活の糧になる

アラフォー妊活は、確かにさまざまなハードルがあります。年齢ごとに妊娠率は目に見えて下がっていくことは変えられない事実で、思うような結果が出ない可能性も高まります。

でもその一方で、アラフォーの経験値が、治療期間を支えてくれることもたくさんあると思うんです。

私も治療期間中、「つらい…」と落ちそうになることもありました。でも、そのたびに「もっとつらかったこともいっぱいあったしな」と、過去の自分を思い返しては冷静に。

局アナ時代、プールに蹴落とされたり、高所から飛び降りたり、担当番組によっては昼夜逆転のリズムになったり、その結果、自律神経失調症になったり。

いろいろな経験をしてきたことを思い返すと、「子どもができなくても、死ぬわけじゃない」と開き直ることもできたんですよね。

次のページ>> 「子どもがいない未来」も夫婦で考えていました

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