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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 基礎知識コラム 結婚2年。そろそろ赤ちゃんが欲しいのに、妊娠しない。どうしたらいい?【不妊治療専門医に聞いてみた】

結婚2年。そろそろ赤ちゃんが欲しいのに、妊娠しない。どうしたらいい?【不妊治療専門医に聞いてみた】

2025/01/28 公開
2025/11/05 更新

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「赤ちゃんが欲しい」「妊娠したい」。妊活を意識すると出てくる、さまざまな疑問。妊活メディア『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』に寄せられた皆さんのお悩みに、不妊治療専門のドクターが答えます。今回は「自然に近い形で授かりたい」と希望しているA・Mさんの悩みです。

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【質問】なるべく自然に授かりたい。まずはどうすればいいですか?

<質問者データ>
A・Mさん/28歳/妊活歴6ヶ月

結婚して2年が過ぎ、そろそろ赤ちゃんが欲しいね、と避妊をやめて半年たちました。

30歳までに、なるべく自然な形で赤ちゃんを授かりたいのですが、まず何から始めるのがよいでしょうか?基礎体温は一応はかっていて、おおむね二相になっています。

【回答】20代なら自分たちなりのタイミングを数ヶ月とってみて

20代で子づくりをスタートするなら、まずは数ヶ月、自分たちなりのタイミングをとることから始めます。

20代なら、自分たちで妊娠できるかどうかを確かめる時間は十分にあります。基礎体温や尿中のLH(黄体化ホルモン)をはかってみるなどで、自分で排卵日を知る努力をするのもよいと思います。

ただ、それらによって、ご夫婦のセックスに支障をきたすようなことがあれば、必須ではありません。排卵日にこだわることで夫婦の関係がギクシャクすることはよくありますから。

3~6ヶ月間、自分たちなりのタイミングをとってみて、妊娠しなければ、不妊治療のできる病院を受診するのがよいでしょう。


基本の不妊検査は受けましょう

できるだけ自然に近い形でと望まれるなら、まずは基本的な不妊検査を受け、きちんと排卵があるか、女性の卵管の通過性や男性の精子に問題はないかなど、妊娠に決定的な障害がないことを確認します。

受診のときには、基礎体温表やこれまで自分たちが行った経過をまとめたメモを持参されると、よりスムーズに診療に入れます。月経(生理)中でも、エコーを見て、卵巣の状態をチェックする検査などもあるので、初診はいつ行ってもかまいません。

なるべく自然にと希望される方の多くは、人工授精までは考えていない、というレベルでしょう。どこまでを自然と考えるかはいろいろな意見がありますが、もし排卵が起こりにくいなどの傾向があれば、タイミング法でも排卵誘発の薬を使うメリットはあります。薬を使う必要がある場合は、用いることで妊娠のあと押しにつながります。それは自然妊娠の範囲内だと考えます。

*妊活メディア『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』の記事を再編集しています。

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監修
監修

山下レディースクリニック院長。
1980年奈良県立医科大学を卒業し、京都大学産婦人科に入局。舞鶴市民病院産婦人科医長に着任。86年オーストラリア・アデレード大学で体外受精の基礎から研鑚を積む。90年神戸中央市民病院に着任。産婦人科医長、体外受精チーフとして数多くの患者さんの治療にあたる。97年神戸三宮に山下レディースクリニックを開設。これまでに約10,000 人の妊娠をサポート。著書『最新! 不妊治療ナビ』(主婦の友社)が好評。日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医。日本生殖医学会認定生殖医療専門医。

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