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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 妊活ライフコラム 【withコロナ妊活】峯レディースクリニックの「妊娠」への最善アクションって? 

【withコロナ妊活】峯レディースクリニックの「妊娠」への最善アクションって? 

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妊活ライフ
2021/01/21 公開
2023/10/05 更新

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新型コロナウイルス感染症の世界的な流行は、私たちの生活のさまざまなところに影を落としています。それは妊活中のカップルにとっても例外ではありません。

新型コロナウィルスの収束が見えないなか、withコロナ時代の妊活・不妊治療はどのように進めていけばいいのでしょうか。峯レディースクリニック院長の峯 克也先生に伺いました。

夫婦ごとの状況、想いに合わせ妊活プランを立てて

いまだ感染の拡大が止まらない新型コロナウイルス。コロナ禍での通院や、妊娠した時の胎児への影響の不安など、心配な気持ちを抱えて妊活をしているかたは多いのではないでしょうか。

「妊活中に感染したらどうしよう」、「感染した時のリスクは?」
このような声をよく耳にします。

しかし、やみくもに不安をかかえ、治療を先送りするのは得策ではありません。

妊活・不妊治療は時間との勝負でもありますので、少しでも多くの方たちが安心して通院できるように感染症の拡大防止対策をとりながら、ご夫婦にぴったりの授かりの道を歩んでほしいと思っています。

私も不妊治療専門医として日々、診療に当たっていますが、withコロナのこんな時代だからこそ、めざすべき治療の選択肢などをご夫婦の状況に合わせて個別にお話させていただいてきました。

妊娠にはタイムリミットがあります。不妊治療をしている方のなかには、「安心できる状況になるまで待つ」という判断が、すなわち妊娠をあきらめることになる方も少なくありません。

年齢や体の状態、ご夫婦の考えや想いに合わせ、パーソナライズされた治療プランを立てていくことが何より大事と考えます。

受精卵の凍結保存、検査など、移植以外にできることも


感染の流行が収まるまで、あるいは治療法が確立されるまでは妊娠を延期しよう、という選択をされたご夫婦でも、この期間を将来の妊娠に向けた準備期間としていかすことはできます。

たとえば、受精卵を凍結保存しておく

たとえば、体外受精にステップアップし、受精卵を凍結保存しておくという方法は、すでに多くの患者さんが選択しています。卵子は年齢とともに老化し、胚の染色体異常などが多くなることが知られていますね。少しでも早い段階で受精卵として凍結保存しておくことで、将来の妊娠の可能性を高めることが期待できます。

たとえば、着床環境や不育症のリスク因子チェックしてみる

また、これまで体外受精に何度かチャレンジしてもなかなか結果が出ていない、妊娠しても初期に流産してしまうなどの経験がある方は、着床環境や不育症のリスク因子がないか検査をしてみるのも一案です。

着床を妨げる原因として知られている慢性子宮内膜炎がないか、また着床の時期がズレていないかなどは、次世代シーケンサーによる検査で調べることができます。検査とこの検査の結果を待つために1〜2ヶ月程度お時間がかかります。「検査と胚移植のどちらを優先すべきか」と悩んでいたご夫婦なら、この時間を有効活用して、しっかり検査をしてみる、という選択肢も大いにありだと思います。

不妊治療を視野に入れているなら、まずはスクリーニング検査を

そして、これから不妊治療をスタートしようというご夫婦なら、まずはスクリーニング検査をしっかり行うとよいでしょう。当院のスクリーニング検査にはヒューナーテストなど、実際妊娠をトライするものが含まれます。

治療を始めるかどうか、コロナで躊躇なさる方たちはブライダルチェックを勧めております。

オンライン診療など、新しい診療体制を構築


コロナ禍により、診療のあり方にも急速に変化しています。自宅にいながら医師の診察が受けられる、オンライン診療もそのひとつです。当院ではコロナ禍の前から導入していましたが、検査の結果をお伝えするときなどには、直接来院しなくてもいいオンライン診療の便利さを実感します。当院では、血液検査や性感染症検査、ブライダルチェック、男性不妊の検査などの結果を伝える際に活用しています。

また、今後はPGT-A(着床前胚染色体異数検査)のためのカウンセリングなどにも広く活用していく計画です。

患者さんが安心して通院できる感染対策

不妊治療は、その特性上、すべてをオンラインに移行することはむずかしいメディカルジャンルです。卵胞の育ち具合などをチェックにするには、直接診療する必要がありますし、採卵や移植は遠隔ではできません。

ただ、現在はさまざまなクリニックで、患者さんが安心して通院できるよう感染症対策を行っています。

峯レディースクリニックの感染対策

たとえば当院では、スタッフは毎日検温を実施し、記録しています。院内ではスタッフも患者さんも必ずマスクを着用。また、診察室や相談室にはアクリル板を設置し、採血の際はスタッフと患者さんの間をビニールカーテンで仕切っています。

クリニック内でのセミナー形式だった体外受精セミナーは、動画配信に切り替えました。ご自宅で好きな時間にゆっくり観られ、わからないところは繰り返し確認することもできると好評です。

必要な治療をタイムリーに提供していくことが、ご夫婦ふたりのライフプランを実現するために大事なことだと考えています。不安なく妊活を進めていくためには、安心して通院できるクリニックを選ぶことがますます重要となるでしょう。

不妊治療に正解はないから、夫婦の話し合いが大事


新型コロナウイルスの流行は、すべての人にとって初めての経験です。現時点では正解が何か、わからないことがたくさんあります。

それと同時に、不妊治療にも「これが正解」というマニュアルはありません。いつ妊活をスタートするか、不妊治療のステップアップをするか、すべてはご夫婦がどんなライフプランを描いているか、また年齢や体の状態になどによってもベストな時期が異なります。ふたりが「今、子どもが欲しい」と思うならその気持ちは、誰にも非難されるべきものではありません。また、同じく、ふたりがもうちょっと待とうと思うなら、それも正解です。

ただ、もし「いつか治療を」と考えているなら、早いほうが結果を出しやすいのは事実です。ご夫婦でよく話し合い、不安や疑問があれば、医師に相談だけでもしてみるのがよいでしょう。

withコロナ時代に妊活されるみなさんへ

まだわからないことが多い、新型コロナウイルス。治療を続けるべきか、おやすみしたほうがいいのかなど、迷うこともあって当然です。ただ、ひとりで悩んでいてもなかなか答えを見つけ出すのはむずかしいもの。

信頼できる医師に話すだけでも、問題がクリアになることもあるでしょう。こんな時代だからこそ、それぞれの夫婦に合った道しるべを示してくれる医師との出会いが、不安なく妊活をするための重要ポイントとなりそうです。

CHECK→→峯レディースクリニック

取材・文/浦上藍子

監修
監修

日本医科大学大学院女性生殖発達病態学修了。同大学産婦人科学教室で講師や生殖医療主任、木場公園クリニック勤務などをへて、2017年6月に峯レディースクリニックを開院。父も産婦人科医で母は助産師の家庭に育ち、現在は2児の父。日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医。日本生殖医学会認定生殖医療専門医。

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