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不妊治療を始めるならスルーせず受けておきたい検査は?【医師に聞いてみた】

2024/09/14 公開

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赤ちゃんが欲しいと始めた妊活。不妊治療を視野に入れて調べるなかで、はじめて耳にする検査も多いですよね。今回は体外受精も考えつつ妊活を始めた人の質問に、不妊治療専門ドクターが答えてくれました。

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【質問】不妊治療を始めたばかりです。AMH検査は受けるべきですか?

〈質問者データ〉
●妻31歳
●夫30代
妊活歴2ヶ月

まだ不妊治療を始めたばかりですが、なかなか授かれなかった場合は体外受精も考えています。AMH(アンチミューラリアンホルモン)検査は受けておくべきですか?

【回答】残された時間を知るための検査なので、受けておきましょう

卵子は生まれる前から卵巣にあります。思春期に排卵が起こると、加齢とともにだんだんと減っていき、ふやすことはできません。

AMH検査は、卵巣に卵子がどのくらい残っているかを相対化して数値化するもので、当院では不妊治療を始めるときに最初にする検査の1つです。

AMHの値を知らずに不妊治療をするのは、受験日を知らずに受験勉強を始めるようなもの

このかたの場合、AMH検査の結果が年齢相当であれば1年くらいゆっくり不妊治療を進めても問題ありませんが、たとえば40歳相当という結果であれば、早めに体外受精をしないと獲得できる採卵数が非常に少なくなる可能性があります。

つまり、AMHは不妊治療をする際の残された時間を知るための検査といえます。AMHの値を知らずに不妊治療をするのは、受験日を知らずに受験勉強をスタートするようなものです。

体外受精をするときの卵巣刺激の方法や強さの指標にもなるので、受けておきましょう。

*妊活メディア『赤ちゃんが欲しい』の記事を再編集しています。

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監修
監修

英ウィメンズクリニック にしのみや院 院長。日本産科婦人科学会専門医。2004年慶應義塾大学法学部卒業、12年熊本大学医学部卒業。14年九州大学産科婦人科学教室に入局。九州大学病院、田川市立病院、福岡東医療センター、指宿医療センターをへて19年4月より英ウィメンズクリニックに勤務。22年1月より現職。同クリニックのYouTubeチャンネルにて体外受精について解説中。

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