ずっと不安だった不妊治療。でも「40代だから」頑張れたのかもしれません|フリーアナウンサー・大久保涼香さん妊活記/後編
フリーアナウンサーとして活躍する大久保涼香さんは、体外受精をへて43歳で1児の母に。不安も大きい妊活期間を自分らしく過ごせたのは、「40代の経験値のおかげ」と振り返ります。
治療中の生活で心がけていたことや気持ちをあげるための小さな工夫について、大久保さん流の妊活のコツを伺いました。
インタビュー第1回目から読む>> 40代妊活「迷っている暇なんてない!」結婚後すぐに不妊治療クリニックへ|フリーアナウンサー・大久保涼香さん妊活記/前編
「やらないほうがいいこと」はひとつでも潰したかった
私が妊活を通して意識していたのは、「やらないほうがいいことはできるだけしない」ということです。
たとえば、「あのとき飲んだサプリメントがよくなかったかも」ということが後から気になったとしたら、きっと後悔するだろうな、と思ったんです。また、「妊活にいいから」と何かを制限するのは、性格上ストレスになるだろうな、という思いもありました。
仕事柄、どうしても不規則な生活になるのは避けられませんが、妊活のために仕事をセーブしたとしたら、仕事が好きな私にとっては大きなストレスになっていただろうと思うのです。
「いいこと」を取り入れようとするより、「避けるべきこと」をひとつでもつぶすことのほうが、私にとっては無理のないスタイルでした。
そこで、気になることは先生や看護師さんになんでも質問!私は相当よく喋る患者だったと思います(笑)。
「移植後、サプリメントで避けたほうがいいものはありますか?」
「スキニーデニムや骨盤ベルトは、移植後に身につけても大丈夫ですか?」
私が出演している通販番組では、たとえばサプリメントや健康食品などを試食したり、骨盤をギュッと締めるベルトやガードルを試着したりすることもあります。こんなふうに具体的に質問をして、採卵周期や移植周期のそれぞれで、「できれば避けたほうがいいもの」をこまかくチェック。
おかげで仕事にも安心して臨むことができました。
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